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気持ちのハードルを下げて映画に触れると決めた一年 #24

出来ることなら、映画は映画館で観たい。その思いは、中学生の頃からずっと変わらない。観ている間だけでなく、作品の時間を調べるところから、劇場を出て感想に頭を巡らすところまで、映画の為だけに存在する時間。とても得難い時間、大切な時間。

社会人になり、結婚し、子供が出来、映画館に行くこと自体が貴重な時間となり、お小遣いという制度上、自由に使えるお金も少ない。そうなるとどうしても、映画館から足が遠ざかってしまう。観るのは子供と一緒の、ドラえもん、すみっコぐらし、鬼滅の刃、なんて日々が続いていた。

podcastから流れてくる、年間50本、100本映画を観ることが目標なんて聞くと、羨ましい気持ちが溢れるが、どだい、無理な相談と自分自身の可能性は打ち消してしまう。

一時期、primeビデオやNETFLIXで映画を観ていた頃もあったけど、集中してみられる訳ではないので心から堪能することが出来ず、映画の価値が軽くなってしまった感じがあり、いつしか観なくなっていた。

そんな中、podcast「ユヒコとまほぴの宇宙兄弟ラジオ(仮)」で話されたいた内容に心が軽くなり、一年でどれだけ楽しみながら映画を観られるか始めることにしてみた。

私、映画すごい好きだから、映画館で見る時って、やっぱり部屋暗くなって て、もう映画のことだけに集中して、スマホ見たりとかしないじゃないですか。
だから映画はそうやって見るべきものっていうのはやっぱすごい根底にあるから。だからこそ、配信で見るときも、自分で勝手にハードル上げちゃって。ちゃんと環境を整えて、それだけに集中できる状態で見なきゃいけないみたいになってたんだけど、見始めて結構ハマってくるともう移動中とか、レストランで注文して一人で待ってる間に少し見進めるとかなんか、そういうことが苦じゃなくなってきて。もうなりふり構わってられないから100個見るんだったら、気持ちのハードル下げて触れていこうかなって今思って。

「ユヒコとまほぴの宇宙兄弟ラジオ(仮)」#39より

ほんと共感しかなく、これを聴いた直後から、一気に映画モードに突入しました。

今年に入ってから観た映画たち。

※⭐️は特に面白かった作品

  1. 侵略者たちの晩餐(1/3)⭐️

  2. バッドランズ(1/22)⭐️

  3. マイ・ブロークン・マリコ(1/23)

  4. PERFECT DAYS(1/24)@映画館⭐️

  5. クレイジークルーズ(1/26) 

  6. 雪山の絆(1/27)

  7. ヴィーガンズ・ハム(1/28)

  8. プラットフォーム(1/31)

  9. そして、バトンは渡された(2/1)⭐️

  10. キングスマン(2/2)

  11. 彼方へ(2/3)

  12. キングスマン ゴールデンサークル(2/4)

  13. MONDAYS(2/5)

  14. レザボア・ドッグス(2/6)

  15. キル・ミー・ダーリン(2/14)

  16. ミナリ(2/16)

  17. 別れる決心(2/17)⭐️

  18. 宇宙兄弟#0(2/18)

  19. キングスマン ファースト・エージェント(2/20)

  20. NOPE(2/22)

  21. ワンライン/5人の詐欺師たち(2/23)

  22. 愛の渦(2/23)

  23. DAU.ナターシャ(2/24)

  24. パディントン(2/25)⭐️

  25. パディントン2(2/27)⭐️

  26. 一月の声に歓びを刻め(2/28)@映画館

  27. PLAN75(3/1)

  28. アメリカン・フィクション(3/2)⭐️

  29. 漁港の肉子ちゃん(3/4)

  30. ベイビー・ブローカー(3/6)

  31. グーニーズ(3/6)

  32. 市子(3/7)

  33. ナイアド~その決意は海を越える~(3/9)⭐️

  34. フラットライナーズ(3/9)

映画館で観たのは2作のみで、あとはNETFLIXとプライムビデオ。人がお薦めしていた作品、アカデミー賞ノミネート作品、子供の頃に観た作品、話題作などほんと雑多に興味を持ったものを見ている。

びっくりするくらい、共通項のない作品群で、自分自身の興味関心の一貫性の無さに驚いた。その中で、モチーフは全く違うけれど、カニバリズムを取り上げた作品が続いた時(雪山の絆~ヴィーガンズ・ハム~プラットフォーム)には、自分自身を呪いました。そんな趣味はありません。

今回は、映画館でも自宅でももっと映画を楽しむ宣言のnoteなので、映画の評価や感想は意図していないけど、お薦め作品を書いておきます。

お薦めしたい3作品

  • そして、バトンは渡された

  • パディントン2

  • ナイアド~その決意は海を越える~

「そして、バトンは渡された」

瀬尾まいこさんのベストセラー作品の映画化。涙なくしては観られません。

「パディントン2」

ただのぬいぐるみ映画ではない。現代のロンドンを写す鏡そのもの。

「ナイアド」

観る側も一緒に挑戦している気になれる。ジョディーフォスターがやはり良い。

34作品観て気が付いたけれど、やはり映画はハッピーエンドが一番だということ。ミニシアター系だとどうしても、結論に余白を設け、観る側に委ねる作品が多くそれも好きだけど、ハッピーエンドで終わる映画はすっきりでき気持ちいい。

映画を観ることが直接仕事に関わるわけではないが、映画を観ることで得られる刺激や癒し、ドキドキわくわくを大切に、今年はより多くの映画を楽しみたい。やっぱり映画って面白いよね。