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【エッセイ】灯火に思う

 昨夕の帰り道、ふと山の方を見ると、淡いオレンジ色をバックに、すっかりシルエットになっていた山に、ぽつりと灯がともりました。
 そこで、前に書いた詩を思い出しました。
 灯って、つまり人の存在なんですよね。

 そう思って夜景を眺めると、たんにキラキラしてキレイ、というのを超えて、人類の歩みを感じます。

 私は、人のいない地球の姿をよく感じます。あ、こんなことをいきなり言われても、なんのことかわかりませんよね。詳しくはこちらに。

 このエッセイで書いたように、私は人のいない地球の姿をよく感じるのですが、人がいなければ、この光景はあり得ないのだと思うと、なんだか尊いなと感じます。
 言葉もそう。人がいなければ有り得ない。

 この地球に、宇宙に、人がいる意味といいますか。存在だけでも意味があるというか。うまく文章にならないので、ときどき詩になるんですが。

 もし「自分なんか生きている意味があるんだろうか」と思ってしまう人がいたら、「いいと思うよ」と私は伝えたいです。

 いづれは燃えてしまう地球ですから、だったら、今をよりよく生きようとすれば、それでいいと思っています。


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