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「『気にしない』ためにどうしたらいいか」の話 byとけいまわり

昨日、家の台所で立呑ビールしてたんですよ。そうしたら、リビングで、長女が醤油瓶とかフォークとかデッサン始めたので、次女が「じゃあ、このレシート描いて」って長女に渡したら、長女が「いや〜、レシートはちょっと違う…」と言うと、次女が号泣。

えー!?それで泣くー!?って、私、がっくりして、せっかく平日終わって、おつかれさーんってリラックスしてたのに、それで!?

長女が「なんで泣くの」と聞くと、次女が「なんで『それは違う』とか言うの!」とさらに号泣。「謝って!!」と次女が言うので、「いやー、今のは長女悪くないでしょ」と私が口を挟んでしまってさらに号泣。長女が「いや、大丈夫だよ、また泣き止んですぐに遊んだりするから」と言っているのに、私は泣いてる次女が気になって仕方がない。また口を挟んでしまった。

その日、長女と二人でお風呂に入ることになったので、「次女が泣いてるのが気になって口を挟んでしまった」と謝った。「口を挟んでまた凄い泣き出しちゃって。もう、『あんな事で泣いて、長女に謝ってなんて言うの話がおかしい!』ってすごい気になっちゃって、イライラしてきて」

長女「そうだね〜、本当に気にしない為には離れたらいいんだけどね〜、姉妹だと離れられないじゃん。そしたらね、『そっかそっか』と近寄って話を聞くの。で、頭の中はぼんやり別の事を考えとくの」

私「そっか、離れられないのにその人の事を完全に無視すると、逆にその人の事を頭の中にチラチラ考えて余計に気になっちゃうよね」

長女「そうそう。もう、ぴたっと横に触れ合って、頭をヨシヨシしたりするの。でも、脳みそでは、昨日のクレヨンしんちゃん何だったかな〜って考えとくの。そうすると、だんだん次女ちゃん落ち着いてきて泣き止むの。とりあえず『気にならないようにしたい』と思ったら、ちょっと関わっちゃうの。で、脳みそだけ別世界に飛ばしとくの」

私「なるほどおもしろいね。」

長女「そうそう、『あれは嫌だな』とか、『何か悪口言われてるな』とか、その事考えるのって人生で1番無駄な時間だもんね。でも、気になっちゃったらその無駄な時間を過ごさなきゃいけない。私も後ろの席からヒソヒソ『長女ちゃんってばさ〜』って言ってるの聞こえてきた事あるよ。『ふ〜ん』って思いながら、頭で別の事を考えて、その子達の顔をぼんやり見たの。そしたら、何かすぐ言わなくなったよ。」

私「頭で別の事を考えながら、ちょっと向き合うのがコツなのね」

長女「そうそう。顔を合わさずに知らん顔しちゃうと余計にそのことを考えちゃうから。でもね〜、人って体調とかその時の気分とかあるからね〜、何か適当に喋ったり、わけもなく泣いたりするもんだよ」


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