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NCT WISHの特別な学ランについて

今日、NCT WISHのデビュー曲「WISH」の活動が一区切りしました。

3/7から始まった音楽番組出演、いわゆる「活動」の最終日である今日、学ラン衣装でSBS人気歌謡に出演しました。

この衣装は、先日彼らの公式Xにて行われた「見たいコンセプトはどれか」という投票で選ばれた「学ラン」です。

圧勝ですね、学ラン。

ただこのグレーの学ラン、彼らにとって特別な衣装でした。
なぜ特別か。それは、彼らの初めての公式舞台で着た衣装であり、初めてのミュージックビデオで着た衣装でもあるからです。

投票で選ばれた学ランが、まさか"この"学ランだなんて、思っていなかった…!


彼らの初めての公式舞台は、2023年9月に行われたNCT NATIONの日本公演。
その初めての場所であるヤンマースタジアム長居で着用したのがこの衣装でした。

1:34あたりから出てくるのが当該の学ランです。
なお、紺色の学ランは東京公演で着用したもの。プレデビューツアーでも、最終公演以外はすべて紺色の学ランが着用されました。
(最終公演で着た白いブレザーが伝説級に最高の衣装だったことは、また別のお話……)

そしてこちらが10月19日に公開されたプレデビュー曲「Hands Up」のミュージックビデオ。
学校や駅、電車のシーン、そしてダンスシーンでも着用しています。

初めての舞台、そして初めてのミュージックビデオで着用した衣装を、デビュー曲の活動最終日に着るって、良すぎる……。


ここで私なりに、NCT NATIONから今までを振り返ってみると。

NCT NATIONでオープニングアクトを務めた彼ら。
パフォーマンスは自信満々で笑顔いっぱいなのに、自己紹介となったら緊張と不安の入り混じった笑顔でたどたどしく話す姿を見て、可愛らしいと思いながらも、心配な気持ちになったことはよく覚えています。

「僕たちもNCTとして正式なチーム名を持ち、 1日も早くNCTzenの皆さんにお会いしたいです。To the worldと言って挨拶できる日まで、一生懸命努力していきます!」という健気な言葉から、彼らにかかる大きすぎる期待を、勝手に感じ取ってしまいました。
SMエンターテインメントの新人としてだけではなく、デビュー8年目を迎えるNCT最後の固定ユニットとして、普通の新人とは異なる重圧を背負っているのだろう、と。

彼らのプレデビューツアーの初日に行ってみると、やはり自信満々で笑顔でパフォーマンスする姿と、それ以外の場面での初々しい姿のギャップに改めて驚きました。
でも、楽しかったんです。歌って踊るのが楽しくて仕方ないという様子が、見ていて伝わってきました。
アイドルになりたくてなったようなアイドルが大好きな私は、そこでNCT NEW TEAMの魅力にドはまりしてしまいました。
以降の公演のチケットを取れるだけ取りまくり、最終的に11公演に参加しました。

公演の回を経るごとに、彼らが自分たちに会いに来てくれたファンに対して徐々に心を開いていくのが、目に見えてわかりました。
トークやファンサービスを通じて、ファンとコミュニケーションしようとする姿。自分たちが楽しんでいる姿を見せて、ファンにも一緒に楽しんでもらおうとする姿。
見ていて本当に楽しかったし、成長していく姿を目の当たりにできて幸せでした。

そして迎えた2024年2月21日、東京ドームで行われたSMTOWNでのデビューステージ。
NCT WISHに名前を改めてデビュー曲「WISH」を披露する姿は、重圧を背負って頼りなく見えたNCT NEW TEAMの彼らではなく、たくさんの人の「願い」を叶えようと輝くNCT WISHでした。
NCTだけでなく事務所の先輩たちに囲まれ、大切に励まされる姿は、長年SMエンタのアーティストを応援してきた私としても、NCTのファンとしても、そしてもちろんNCT WISHのファンとしても、幸せの一言に尽きる時間でした。


その彼らが、思い出の学ランを着て、デビュー曲「WISH」の活動を終えた。
私はあの投票で学ランに入れたけど、「あえて悪魔もいいな~」なんて、軽く考えていました。
まさか、こんな大切な思い出になるなんて。NCTのスタッフ、恐るべしですね。

NCT WISHのみんな、ここまで本当におつかれさまでした!
これからも楽しい思い出をいっぱい作っていこうね!

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