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創作系イベントの行末。

先日関西コミティアに行ってきました〜〜。

関西コミティアは元々はコミティアという東京のイベントから派生したイベントで、他にも名古屋や九州にもあるイベントです。

特徴として、有名なコミケのような二次創作ではなく完全オリジナルの一次創作に限るということや、基本的には同人漫画が主となっているそうですが、小説や評論なども可能とのこと。

なのでその長い歴史から漫画に限らず、オタク的な目線で物事をまとめた本やアート作品に準ずるような作品などそのジャンルはとても広くなっています。

僕も10年くらい前からちょこちょこと見に行くことがあり、楽しみなイベント。


今回は僕たちが開催するイベント、熱視線の宣伝も兼ねて見に行ったのでいつもよりも多く時間を取って向かいました。


今回お客目線で感じたことをまとめます。


グッズは1000円くらいまでがありがたい。


関西コミティアって全部で700スペースもあるんです。東京の本丸のコミティアは5000ブース、、という尋常じゃない数ですね。

お客さんとして行く場合の予算っていくらくらいかなーと考えたのですが、僕でせいぜい1万円くらい。あそこで10万円以上使うような人はあんまりいないと思います。

僕はできるだけ多くの作家さんから沢山グッズを買いたいと思うので一人の作家さんに対して1000円台くらい。2000円になるとちょっと高いなーと思ってしまいました。

いや、その労力と原価からしてちっとも高くない価格だと思いますが、イベントの性質上、そう感じてしまいました。

個展とかで販売するものに関しては2000円3000円でも全く問題ないと思います。


でもあれだけ多くの魅力的なクリエイターがいて、できるだけ多くの人を知りたいし応援したいと思う、そんなイベントだと思うので安い価格で300円くらいからグッズを置いてもらえたら少額でも応援したい気持ちを伝えられるな、と思います。


で、僕みたいなリピーターは一定数はいると思うのでできたら一品でも新しいグッズがあれば応援しやすいのかな、と。

とは言えファンの方が買いに来られることも2000円以上の商品があるのは別にいいと思います。そればかりだとちょっと難しいかも


あんまり営業はしないでほしい


中にはブースで積極的に通る人に声をかけて営業する作家さんも沢山いました。これは個人的なことなのですがあんまり営業っぽいことは苦手だなー。

それよりは以下に目を引くような魅力的なブース作りをするかを考えた方がいいだろうなと思いました。


結局、人。


声をかける営業はしないまでも、なんとなく笑顔でニコニコしながら挨拶してる人とかいると足が止まります。(この人どんなもの作ってんだろう)と思ってみることもありました。

でも、作家さんって基本的にそんなに社交性がある方ばかりではないので、まぁ無理のない範囲でできたらいいのだろうなーと思います。



とは言え僕はまだ日本の地方都市大阪のコミュティアやそういった類のイベントしかいったことがなく、他の意見もあれば参考にさせていただきたいなーと思っています。



オンラインでの販売がコロナによって確かに加速しましたが、それ以上に直接対面で広がるコミニケーションもより重要になったからこそ、こうした創作マーケットは更に加速していくと思ってて、その中でただ規模の大きなイベントだけが残るかというと全然そうは思ってなくて、逆にもうちょっと密にコミニケーションが取れる質の高いコンテンツがより求められる傾向にあるような気もします。


今週はデザフェスもあるんだよねー、、行きたいなぁ。。感想などSNSで拾いつつ、注視しようと思います。




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大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。