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ドン底会社員がヨガランナーになるまで

みなさん、こんにちは🌞
ヨガランナーの下井田春佳です。
記事をクリックいただきありがとうございます!

2024年5月現在、完全フリーのヨガ講師と株式会社ラントリップのメディア編集部で働いています。

改めて今の活動に至る経緯・自己紹介をnoteに書きました。読んでいただけたら嬉しいです!

社会のレールに乗るIT企業OL

2019年に理系大学を卒業後、株式会社NTTデータに就職。当時、IT企業就職はブームであり、みん就ランキング1位の会社に就職できれば人生安泰と思っていました。

今思えば、自己分析が足りなすぎでしょ!とツッコミたくなりますが、得意な「喋り」と真面目ゆえの「学業成績」で見事に内定を獲得。大手企業ならではの福利厚生・女性の働きやすさを並べて「うん!良い会社に就職した!」と自分を納得させていました。

2019年の桜

ついに始まったIT企業OL生活。理系大学出身といってもITは得意ではないので、ひたすら多くの案件を担当して仕事に食らいついていきました。

土日は心を解放をするように散財して、同期との飲み会を楽しんで、また月曜日がやってくる日々。充実していましたが、サザエさん症候群を初めて体感したのでした。

人生最大の病み期

社会人1年目の3月にコロナ到来。出社禁止のデスクワーク生活が始まります。朝から晩まで机に向かって仕事をし続けていると、肩こり・眼精疲労・吐き気を伴う頭痛に苦しめられました。

当時は、自分の身体や心を整える手段を知らなかったので、ベットで眠りにつく時間ですら、仕事のことを考えて脳内がずっと活動的になっていました。仕事で失敗したり、誰かに責められたりする夢もよく見ていた気がします。翌朝にベットから起き上がることも億劫な日々でした。

とある日曜日、家族とご飯を食べている最中に、突然、涙が止まらなくなってしまいました

翌日に熱が出たと上司に嘘をついて、初めて仕事をサボリました。ただ、そのままではいけないと思い、その晩に上司に電話をかけて、数ヶ月前から心身の調子が悪いことを正直に伝えました。

復活と心に残る疑問

幸いなことに理解のある上司であったため、炎上案件の担当を外してもらい業務量を調整しながら、なるべく定時で仕事を終える習慣を身につけました。

この頃から、本を読んだり、散歩に出かけたり、ヨガをしたり、少しずつリラックスする方法も見つけていきました。

翌年の社会人3年目には背中を追いかけたくなる女性の先輩との出会いがあり、自分でもびっくりですが、統括部で1位の営業成績を残しました。

会社からすると逆境から這い上がってきた頼もしい社員になれたのではないかと思います。

ようやく仕事での結果が出せた一方で、「本当に自分はこの仕事がしたいのだろうか」という疑問が消えませんでした。

とは言っても、自分がやりたいことが分からないので、ただひたすら仕事を続ける日々を過ごしていました。

ヨガとの出会い|右脳の世界に没頭

少し余裕が出てきたのか、デスクワークの合間にやっていたヨガに興味を持ち始めました。

しっかり勉強したいと思って、全米ヨガアライアンス200時間(RYT200:ヨガ講師の鉄板資格)が取れる養成スクールに通い始めました。

養成スクールの仲間たち

半年間にわたって、中目黒にあるスクールに通い、ヨガのポーズ・解剖学・哲学・ティーチングetc. たくさんの学びを深めました。仕事が終わったら、夜中であってもマットを敷いてヨガをして、夢中になって身体を動かしていました

すると、徐々に食欲が湧いて、筋肉がついてきて、姿勢が整い始めました。

身体の変化はもちろんですが、大きく変化したのはマインドです。

自分の感覚が鋭くなってきて、自分の感情に素直になっていきました。ITやコンサルの論理(左脳)的な世界とは真逆の、感情(右脳)的な世界に魅了されたのです。

思い切った決断と厳しい現実

無事にRYT200を取得した後は、ヨガを伝える道に進みたいと感じて、退職を決意。GW明けに上司に退職したい旨を伝えました。

次の職場は…

決めていませんでした。

正社員インストラクターの求人を見ても条件は悪いし、自分のミッションにマッチするスタジオが全くなかったのです。

行き当たりばったりですが、現職には未練がなかったので、とりあえず会社を辞めて時間を作ることにしました。

ここからが新しい挑戦の始まりです。

奇跡のランチ

とりあえず、ヨガの拠点を自分で作ろう!と、地元の横須賀でお世話になった方々にアポをとっていきました。

ご縁を繋いでくださった方が多く、2022年11月〜2024年5月に実施していたレストア観音崎ヨガも、当時のアポがきっかけとなりました。

絶景のレストア観音崎ヨガ

ふと、中学時代にメンターとして出会い、大学時代にはRuntrip viaに誘っていただいたラントリップ代表・大森英一郎さんのお顔が浮かびました。

「ランニングイベントでヨガをさせていただけないか?」という提案をする目的のもと、横須賀でランチにお誘いしました。

そこではラントリップの事業を改めてご紹介いただき、今はコロナの影響もありイベントをやっていないことを聞きました。

そうか…

と思っていた次の瞬間

メディアディレクション、興味ある?
と新たなお仕事をご提案いただきました。

実はアナウンサーを目指していた時期があり、私は株式会社Schooで学生インターンをしていました。Schooは生放送で社会人向け学習コンテンツを配信するプラットフォーム。私は配信現場を1年半くらい経験していたので、その経験を活かせるのでは?という判断のもと、ご提案いただきました。

なんせ無職の私は、貢献できるのであれば何でもやらせていただきます!という勢いでラントリップにPROPLAYERとしてジョインしました。

当時からラントリップが見据えていた、健康であることが「価値」になり、最終的には日本の医療費削減や次世代の子どもたちの負担にも貢献できるというビジョンに強く共感していました。

ランニングとの出会い|手綱を握って生きる

そこから編集部のお仕事だけでなく、初マラソンチャレンジなど数々の挑戦の機会をいただき、私自身もランニングの沼にハマっていきました。

初フルマラソンを完走!

健康のために走るも良し
仲間と繋がるために走るも良し
美味しいご飯のために走るも良し

ランニングについて発信する最先端の場所で、様々なランニングの魅力を知りました。

私が走る理由

その中でも、私が走る理由は、自分で手綱を握って生きている感覚があるからです。レースの目標を掲げ、それに必要な準備を考え、練習をこなしていくという、一見当たり前の流れですが、自分の人生を自力で歩んでいるという実感が湧くのです。

これから私が発信したいこと

ということで、ドン底会社員がヨガとランニングを知ったわけですが

最終的に私は、自分の人生を生きることの素晴らしさをもっと多くの人に伝えたいです。

そして、その実現にヨガとランニングは大きく寄与すると思っています。

ヨガをすることで、自分の感情に素直になって、自分を大切にして生きることができます。余分な力が抜けて、ニュートラルな立場で物事を客観視できるようになりました。

ランをすることで、実現したい目標に向かって、自分を律することで外側への余計な意識がなくなり、自信がついてきました。気づいたらだんだんと自分のことが好きになっていきました。

極端かもしれませんが、私はヨガとランによって生き甲斐を感じるようになりました。

だからこそ、過去の私のように苦しんでいる人がいたらヨガやランを伝えて、人生が少しでも明るい方向に向いたらいいなと思っています。

横須賀で出会った大切な人たち

今後は様々な拠点でのヨガ・ランニングの機会創出はもちろんのこと、かつての私のような企業で苦しむ人を助けたく、法人・教育機関でのヨガ指導を拡大させていきます。

下井田春佳公式Instagram
https://www.instagram.com/haruka_wellness/

ご依頼やお問い合わせはこちらまで
shimoida.haruka@gmail.com







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