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良い制度は誰に対して良い制度か考える

はじめに

2024年4月29日(月・祝)。
今年もGWが始まりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

昨日は補欠選挙の投票がありまして、3選挙区で立憲民主党が勝利しました。
投票率は酷いもんですね。3選挙区とも過去最低みたいです。

個人的にはHUNTER×HUNTERの会長選挙制度を導入して欲しいところです。
投票率が低かったら無効・やり直しにしましょう。
日本の選挙制度と会長選挙制度の比較考察してる人いました。

本筋ではないのですが、今の選挙制度も圧倒的に自民党に有利な制度になっています。
その制度は誰が誰のために作った制度なのか、考えておく必要があるかなと思います。

さて、本日の本題ですが、昨年度から東京都が東京都在住18歳から39歳までの女性に対し卵子凍結に助成金を出しています。

表向きには「卵子凍結に助成金」というとめちゃくちゃいい制度に聞こえると思いますが、その裏側というか、助成金を出すことによって出す側がどんな得をするのか、その辺りも鑑みる必要があります。


予想の5倍

こちらの助成金ですが、正しい知識をつけるため(?)の説明会に参加後に調査協力や検査ののち助成という流れになりますが、当初東京都は300人を想定していたようです。

蓋を開けてみたら1650人が助成対象となり、説明会には2024年1月上旬時点で約7300人に上っているそうです。

非常に関心の高さがあるのが伺えます。

担当者レベルではうれしい悲鳴になっているかもしれませんが、東京都からしたら悲鳴どころか、ただただ嬉しい「サンプル」ゲットになっているんじゃなかろうかと思います。


芸能人もこぞって卵子凍結報告をした

こちらの助成金を使ってといいますか、卵子凍結をしましたーという芸能人も結構いましたね。
お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴は昨年の3月に助成金が始まる前に卵子凍結の報告をしています。

さらに有名なところで言うと、指原莉乃も卵子凍結報告をしています。

これらはワイドショーでも取り上げられましたし、SNSがニュースになるなんて今時の報道機関はしょうもないなとも思います。

ただ、これらは「コマーシャル」「ポジティブキャンペーン」だと思っていただければいいかなと思います。
「どうしようかな」「ちょっと興味あるけど・・・」と言う人たちを行動させるためのものだったりします。

芸能人がやってるなら、推してる人がやってるから、そう言う理由だけで私もやってみようと言う人はいますよね。

何かを進めたいときに、芸能人やインフルエンサーを使ったコマーシャルやキャンペーンはこれからもいっぱいあると思うので、そういうのをみたら「何かやってきそうだな」と思った方がいいかなと思います。


登録医療機関がある

東京都の助成金ページにもありますが、ちゃんと「登録医療機関」なるものがあります。 
おそらくそっちにお金を流すというのが目的の1つですね。
元々医療系に関してはお金が流れるのはどこでも同じですが、構造としてはお金を配るのが前提で、それを加味して助成金を出すことを考えていそうではあります。

卵子凍結をする人が増えれば、その分医療機関に人が増えて、結局のところ儲かりますからね。
某お注射と同様、登録医療機関からすればおいしい制度ですね。

助成金関係のことであれば、そこら辺はほとんど一緒だと思います。


卵子凍結期間について

こちらの助成金は凍結に対しては5年間助成金を出しますよーという制度です。
その後については実費なのか、破棄になるのかはわかりませんが、少なくともそこ後についてはページには触れられていません。
(見逃していたらすみません)

ここからは事実に基づく僕の完全妄想です。


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