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被災する前にそれぞれができること

今朝、損保に勤める兄弟から、家族のチャットグループで、

停電に備えて風呂に水を張ること
暴風の飛来物で死傷しないように外に出ないこと

の緊急連絡が。

保険会社ほど近年の災害被害を、つぶさに、広範囲で見聞きし、対応している存在もいないからだろう。そして、都市部住民の災害対策・自律の意識が低いことは、彼らにとっても大きな問題になってきているのだと思う。

家族や友人知人への、被害予防の啓蒙連絡

これを日常から繰り返すのはオオカミ少年的にもなり、かなり実効性含めて難しいが、危機の直前・予測がつくタイミングでは、ITの即時性に価値が出てくると思える。

一般に被災した後に、「ここの物資が足りない」「あそこで被災者がいる」などソーシャルメディアでの拡散をするにわか情報ボランティアも多いが、そもそも被災する前に、自身や身近な存在が被災後の救援リソースを食わないように自律を促すこと。ソーシャルなりのつながりの中で、情報を連携し自立を促すこと。

何より、被災後の被災地に飛び込んでいくことだけがボランティア精神ではなく、家族友人に、適切なタイミングで、電話やメッセージなどの媒体で、"情報"と"気づき"を、それぞれが処方し、QOLを大きく変える所にもそのカタチはあるのではないか。

なお、災害が日常になった時(いま)、保険とはそういうものになっていこうとすると思える。

ということで、皆さん、停電の可能性を見越して、非常用のライト、充電器を充電、あとは風呂に水を張りましょう。なお、停電時はカセットコンロ、ぶら下げられるライトが大変有用だったと北海道で被災した友人から教えてもらいました。

#情報処方
#ITお節介

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