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【新潟大賞典(G3)回顧】推奨馬ヨーホーレイク3着~ナンデ??

【新潟大賞典結果】
ヤマニンサルバムが逃げ切り重賞2勝目

5日、新潟競馬場で行われた第46回新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)は、好スタートからハナを切って、直線も粘りきった斎藤新騎手騎乗の7番人気ヤマニンサルバム(牡5、栗東・中村直也厩舎)が、後方から猛然と追い上げた3番人気キングズパレス(牡5、美浦・戸田博文厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒1(良)。

さらに1.1/2馬身差の3着に2番人気ヨーホーレイク(牡6、栗東・友道康夫厩舎)が入った。なお、1番人気レーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)は11着に終わった。

勝ったヤマニンサルバムは、父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ、その父ホワイトマズルという血統。2走前の中日新聞杯に続く重賞2勝目を飾った。

【新潟大賞典】~騎手コメント~

1着8-16 ヤマニンサルバム(牡5、斎藤新・中村直也)
「1週前の調教からコンタクトを取らせてもらって、本当にすごくいい状態だというのを感じていましたし、まずは初騎乗にもかかわらずチャンスをいただいたオーナーを始め、先生に感謝に気持ちでいっぱいです。中日新聞杯を勝ったように力があるのは分かっていましたし、サルバムの力を出してうまくエスコートできたら勝ち切れるんじゃないかと自信を持って臨みました。大外枠だったので内の馬を見ながらという感じでしたが、思ったよりペースが遅かったですし番手で控えた時に、力むようなところがあったのでこのペースならと思ってハナを切る選択をしました。直線向いてからも十分な手応えがありましたし、追い出した時の反応も良かったのであとは馬を信じて追うだけでした。ハナを切らなくても競馬ができますし、すごく自在性もあるのでまだこれから活躍できる馬じゃないかと思う。僕自身はすごくいい流れでたくさんの馬に乗せて頂いているのでこのチャンスをものにして、まだまだこれからもっと結果を出せるように頑張りたいです」
(中村直也調教師)
「(逃げるのは)想定まではしていませんでした。ジョッキーには、ゲートを出た感じで臨機応変に競馬をしてほしいと話していました。向正面を走っていて2番手にいた時、力んでいたので、無理に抑えるより前に行ったのが結果的に良かったです。普段はそこまでバランスは悪くないので、左回り限定という感じではないのですが、結果を出していますからね。右回りでも走れないことはないですよ。体調の変動が少ないので、毎回結果を出してくれてありがたいです。今後についてはまた考えたいです」

2着7-13 キングズパレス(牡5、松岡正海・戸田博文)
「いつもレースまでのアプローチを大事にしているけど、厩舎でもうまくやってくれた。スムーズだったし結果だけが悔しい。重賞で通用する馬で負ける訳にはいかないけど悔しい」

3着1-1 ヨーホーレイク(牡6、荻野極・友道康夫)
「内枠だったしペースも落ち着いてしまって淡々とそのままの流れだった。追い出してよく差を詰めているし、力むところがあったけど差を詰めてくれたのは力がある証拠」

4着2-4 デビットバローズ(牡5、横山典弘・上村洋行)
(上村洋行調教師)
「オープン2戦目だし後ろが来たけど馬場の悪いところを走ってよく辛抱している。改めて地力の高さを見せてくれた」

5着6-11 リフレーミング(牡6、丸田恭介・鮫島一歩)
「いい位置を取れたけど最後の1ハロンで甘くなって離された。ただ、能力はあるし重賞でもやれそうですね」

6着5-10 ファユエン(牝6、菊沢一樹・勢司和浩)
「斤量が軽いこともあって、反応が良かったです。最後はすごく良い脚を見せてくれました」

7着7-14 マイネルクリソーラ(牡5、丹内祐次・手塚貴久)
「4コーナーでの不利が痛かったです」

8着4-7 ノッキングポイント(牡4、杉原誠人・木村哲也)
9着4-8 ブレイヴロッカー(牡4、太宰啓介・本田優)

10着3-5 ダンディズム(セ8、富田暁・野中賢二)
「取りたいポジションは取れました。ペースが遅かったので流れてほしかったです。この馬の脚は使っています」

11着8-15 レーベンスティール(牡4、津村明秀・田中博康)
「イレ込んでしまい競馬の前にテンションが上がってしまった。スタート一歩目でトモを落としてちぐはぐなレースになってしまった。かわいそうな競馬になってしまった」

12着3-6 セルバーグ(牡5、丸山元気・鈴木孝志)
13着6-12 シーズンリッチ(牡4、大野拓弥・久保田貴士)
14着5-9 カラテ(牡8、国分優作・辻野泰之)
15着2-3 ヴァンケドミンゴ(牡8、角田大和・藤岡健一)
16着1-2 ホウオウアマゾン(牡6、佐々木大輔・矢作芳人)

推奨馬ヨーホーレイク(2人気)は、スタートは互角も行き脚が無く後方9番手辺り追走。3~4角辺り大外から追い出すと直線で馬群から抜け出せず、何とか3着確保…残念。

好スタートからハナを切って、直線も粘りきったヤマニンサルバム(7人気)が、後方から猛然と追い上げたキングズパレス(3人気)にハナ差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にヨーホーレイク(2人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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