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【アメリカJCC(G2)回顧】推奨馬チャックネイト1着…アメージング!?

【AJCC結果】
チャックネイトが接戦を制し重賞初V R.キング騎手もJRA重賞初制覇

21日、中山競馬場で行われた第65回アメリカジョッキークラブカップ(4歳上・GII・芝2200m)は、好位追走からゴール前の接戦を制したR.キング騎手騎乗の3番人気チャックネイト(セ6、美浦・堀宣行厩舎)が、その外の2番人気ボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分16秒6(不良)。

さらに1.1/4馬身差の3着に5番人気クロミナンス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、1番人気マイネルウィルトス(牡8、栗東・宮徹厩舎)は5着に終わった。

勝ったチャックネイトは、父ハーツクライ、母ゴジップガール、その父Dynaformerという血統。オープン昇級初戦だった前走のアルゼンチン共和国杯で3着と好走。ここでも力を見せて重賞初制覇を果たした。短期免許で来日している鞍上のレイチェル・キング騎手にとってもこれがJRA重賞初勝利となった。

【アメリカJCC】~騎手コメント~

1着8-11 チャックネイト(セ6、R.キング・堀宣行)
「日本に来ることが出来て、重賞レースに乗ることが出来るのも非常に感謝していますし、今日このレースで勝利出来たことが非常に嬉しいです。特に、たくさんサポートしていただいている堀厩舎の馬で勝てたのもさらに素晴らしいです。馬場が悪かったので、この馬がリズム良く走れることを一番重視して競馬をしましたが、リズム良く、手応えも良かったです。直線に入ったところで、他の馬の瞬発力に一瞬ちょっと負けたところもありましたが、素晴らしいスタミナを見せてくれたので勝利することが出来ました。本当に皆様のサポート、応援ありがとうございます。そのおかげで今日勝つことが出来たので、これからもよろしくお願いします」

2着8-12 ボッケリーニ(牡8、浜中俊・池江泰寿)
「着差が着差なので悔しいですね。こういう馬場もこなすし、道中もいい感じに運べました。いったんは半馬身くらい出たんですけど…。いい意味でも悪い意味でもボッケリーニらしい」

3着2-2 クロミナンス(牡7、C.ルメール・尾関知人)
「この大変な馬場でよく頑張ってくれた。3、4角で手応えはなかったけど、直線でまた伸びてくれた。今日に関しては外枠の方がよかったです」

4着3-3 モリアーナ(牝4、横山典弘・武藤善則)
(武藤善則調教師)「初物づくしでも最後はしっかり脚を使ってくれました。良馬場ならもっと切れていたと思う。今後に向けて、いい経験になりました」

5着1-1 マイネルウィルトス(牡8、横山武史・宮徹)
「周りに合わせたくなかったし、最内枠だったので包まれるくらいならと思ってハナへ行きました。スタートも良かったですし、やりたい競馬はできた。道悪も得意です」

6着6-8 シルブロン(牡6、R.ピーヒュレク・稲垣幸雄)
「返し馬でこの馬場もこなせる感触だったので、内のコースを選択しました。最後までよく戦ってくれました。良馬場なら3000メートルくらい距離があっても良さそうです」

7着5-6 サンストックトン(牡5、R.キングスコート・鹿戸雄一)
「馬場が合わず、スタートから進んでいきませんでした。よく頑張ってくれています。良馬場なら」

8着7-10 ラーグルフ(牡5、三浦皇成・宗像義忠)
「終始脚を取られて、ハミに頼って走っていた。3角で手応えがなくなってしまいましたが、外に出すとまた伸びてくれました。状態が本当に良かっただけに、馬場が悪くなければ…」

9着4-4 ショウナンバシット(牡4、横山和生・須貝尚介)
「イメージ通りの競馬はできましたが、緩い馬場はあまり良くないのかも。距離はもう少しあってもいい」

10着7-9 カラテ(牡8、菅原明良・辻野泰之)
「3角で手応えがなくなりました。休み明けのぶんだと思う」

11着5-5 ホウオウリアリティ(牡6、大野拓弥・高木登)
「前、前でいい感じと思っていたけど、馬場が悪化しすぎて進んでいかなかった」

12着6-7 アドマイヤハレー(牡6、田辺裕信・宮田敬介)
「速い時計で走れるだけに、こういう馬場は苦手かも。途中でハミを取らなくなりました」

推奨馬チャックネイト(3人気)は、スタート良く先行2,3番手追走から直線での叩き合いをゴール手前で抜けて接戦を制した、その外の相手馬ボッケリーニ(2人気)にハナ差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にクロミナンス(5人気)が入り、中波乱決着!?

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