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【日経賞(G2)回顧】推奨馬ボッケリーニ5着~エッ!?

【日経賞結果】
シュトルーヴェが突き抜け、2連勝で重賞初制覇

23日、中山競馬場で行われた第72回日経賞(4歳上・GII・芝2500m)は、道中は後方に構え、直線で馬群の間から突き抜けた鮫島克駿騎手騎乗の4番人気シュトルーヴェ(セ5、美浦・堀宣行厩舎)が、中団から脚を伸ばした2番人気クロミナンス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分31秒4(良)。

さらに3/4馬身差の3着に3番人気マイネルウィルトス(牡8、栗東・宮徹厩舎)が入った。なお、1番人気ボッケリーニ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)は5着に終わった。

勝ったシュトルーヴェは、父キングカメハメハ、母アンチュラス、その父ディープインパクトという血統。前走のJCベストレース記念に続く2連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬はこの勝利で天皇賞(春)の優先出走権を獲得した。

【日経賞】~騎手コメント~

1着6-6 シュトルーヴェ(セ5、鮫島克駿・堀宣行)
「追い比べで抜け出してきたあたり、乗っていて楽しいレースでしたし、馬の力強さも感じたレースでした。先生や厩舎スタッフの方ともリズム良く運んでいこうということで、少し縦長の展開でしたけど、僕と馬の空間だけを意識してリズム良く運べました。(右回りは)初めての騎乗だったので普段乗られている方に話しを聞いて色々と対策しましたけど、特に問題なかったです。今後どの路線に進むか分からないですが、レースセンスの良さ、乗っていても乗りやすく、何も癖がないのがいいところかと思います。最後に切れるというところも長所だと思います」

2着8-10 クロミナンス(牡7、戸崎圭太・尾関知人)
「状態はすごく良くて、以前より力をつけているなと感じました。レースは内に潜り込みたかったが、3頭分くらい外を通ってしまい、ロスが大きかった。最後は盛り返して伸びているんですけどね」

3着5-5 マイネルウィルトス(牡8、横山武史・宮徹)
「ゲートが悪くて、そのぶん、いつもより出遅れてしまいました。結果的にはいい位置でしたが、伸びきれませんでした。年の割には、よく頑張っています」

4着2-2 マテンロウレオ(牡5、横山典弘・昆貢)
(昆貢調教師)「逃げるとは思っていたけど、(1周目の)正面の歓声でかみだして、落ち着いたと思ったら1コーナーで外に張るような感じで、抑えたらまたかんで、この馬は難しい。(最後は)完全にばてているわけではない。本当に気性が難しい。こういう競馬が次に生きてくれればいいけど、課題が残った内容だった」

5着8-9 ボッケリーニ(牡8、浜中俊・池江泰寿)
「競馬はスムーズに運べました。頑張ってくれているんですけど、上位馬とは決め手の差があった。結果を出せず申し訳ないです」

6着7-8 アドマイヤハレー(牡6、丹内祐次・宮田敬介)
「集中力が途切れる前に動いていきました。最後までしぶとく頑張ってくれています」

7着1-1 ヒートオンビート(牡7、石川裕紀人・友道康夫)
「いつもと違う競馬で、そのぶん集中するのに難しいところがあった。周りに馬がいた方がしっかり走れます」

8着4-4 サザンナイツ(セ6、津村明秀・林徹)
「このメンバーでよく頑張っていました」

9着7-7 ウインエアフォルク(牡7、原優介・根本康広)

10着3-3 ホウオウリアリティ(牡6、大野拓弥・高木登)
「前半ハミをかんで、リズムを崩してしまいました」

推奨馬ボッケリーニ(1人気)は、スタート良く先行4番手追走で折り合い、向こう正面辺りから逃げるマテンロウレオとの差を詰めて4角を回り、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 伸びを欠きゴール手前で競り負け5着…残念。

レースは、道中は後方に構え、直線で馬群の間から突き抜けたシュトルーヴェ(4人気)が、中団から脚を伸ばしたクロミナンス(2人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着にマイネルウィルトス(3人気)が入り、ほぼ本命決着!?

ただ、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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