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【セントウルS(G2)回顧】推奨馬スマートクラージュ3着…ヨッシャー!!

【セントウルS結果】
14番人気のテイエムスパーダが復活の逃げ切りV!

10日、阪神競馬場で行われた第37回セントウルS(3歳上・GII・芝1200m)は、逃げた富田暁騎手騎乗の14番人気テイエムスパーダ(牝4、栗東・木原一良厩舎)が、後方から追い込んだ2番人気アグリ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒2(良)。

さらに3/4馬身差の3着に5番人気スマートクラージュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、1番人気ビッグシーザー(牡3、栗東・西園正都厩舎)は10着に、3番人気ジャングロ(牡4、栗東・森秀行厩舎)は6着に終わった。

勝ったテイエムスパーダは、父レッドスパーダ、母トシザコジーン、その父アドマイヤコジーンという血統。昨年のCBC賞でレコード勝ちして以降不振が続いたが、ここで見事逃げ切り重賞2勝目を挙げた。

【セントウルステークス】~騎手コメント~

1着6-11 テイエムスパーダ(牝4、富田 暁・木原一良)「(自分自身は)重賞になるとなかなか勝てなくて、緊張もあって、結果が出ていませんでしたが、夏の北海道での経験もあり、師匠(木原一良調教師)が、(定年引退まで)あと1年ほどのところで重賞を勝ててうれしいです。ゴールに入った時は実感が湧きませんでしたが、周りの方におめでとう、と言ってもらえて、嬉しい気持ちでいっぱいです。もちろん、馬ありきのことなので、僕自身のことは......。でも、重賞を1つ勝てたことが、僕自身の成長につながっていけばいいと思いますし、これまで乗せていただいた関係者の皆さんに感謝して、これから1つでも多く勝てるよう、精進していきたいです。この馬の形の競馬ができれば強いと思っていましたし、最近はちょっと成績が落ちていましたが、在厩で馬の具合はずっと落とさずに、厩舎の方が調教をしてくれていたので、本当に自信を持って臨めました。まずは無事に(秋の大一番まで)持っていけるよう調整して、大きい舞台に臆することなくチャレンジしていけたらと思います」
2着5-8 アグリ(牡4、横山 典弘・安田隆行)
「いい脚で来ましたね。頑張ってくれました」 
3着8-14 スマートクラージュ(牡6、岩田 望来・池江泰寿)
「内枠でもう一つ前のポジションだったら・・
前を捉えられず後ろから差される結果になってしまいました」

4着5-9 ボンボヤージ(牝6、川須 栄彦・梅田智之)
「立派な結果だと思います。返し馬からの感触も前走の小倉以上でした。インコースがいい状態なので、スタートを決めることに注意しました。インに入ってビッグシーザーの後ろに入って、直線交わした時はこの馬の凄さを感じました。この舞台で素晴らしい走りでした」

5着1-1 ロンドンプラン(牡3、吉田 隼人・宮本博)
「枠が良かったので、一歩目を気をつけて出すイメージだったのですが、大型馬で、気持ちもおっとりしていて、出負け気味になってしまいました。それでも出していったら反応してくれて、いいところにつけられました。きょうの馬場では前にいないと話にならなかったです。この競馬が次に生きてくれればと思います。もう少し距離があってもいいかもしれません。良く頑張ってくれたと思います。いい馬です」

6着3-5 ジャングロ(牡4、武 豊・森秀行)
「一歩目は速くありませんでした。上手く出られたらハナを狙っていました。
道中の感じは悪くありませんでした。
ただ直線は伸びそうで、スパッとは切れませんでした」

7着4-7 エイシンスポッター(牡4、角田 大河・吉村圭司)
「今回は前回のCBC賞の経験を活かしてゲートを出てから出鞭を使うような感じでしたが、いつも通りのこの馬のポジションでした。逃げ馬が勝っていますし、この馬もいい脚を使っています。前が止まらないのも想定しての競馬でしたが、また改めてですね。ポテンシャルのある馬ですから」

8着6-10 ピクシーナイト(牡5、戸崎 圭太・音無秀孝)
「前々で競馬をしたかったのですが、スタートでつまづいて、後ろからになってしまいました。(馬体重)プラス10キロも影響があったかもしれません」

9着2-2 ヴァトレニ(セ5、藤岡 佑介・長谷川浩大)

10着4-6 ビッグシーザー(牡3、幸 英明・西園正都)
「4コーナーまでの感じは上手に競馬をしてくれて、いつも通り伸びてくれたらと思っていたのですが、伸び切れませんでした。具合も良かったですし、どうして伸びなかったのかはわかりません。これからの馬ですし、これから良くなってくると思います」

11着8-15 モリノドリーム(牝4、鮫島 克駿・鹿戸雄一)
「いつも中団から行く馬ですが、明らかに前が止まらない傾向の馬場だったので、スタートが決まるようなら位置を主張しようと思っていました。しっかり勝ち馬についていくぐらいの追走はできましたが、最後は苦しくなってしまいました。平坦コースの方がいいかもしれません」

12着7-12 ブトンドール(牝3、菱田 裕二・池添学)
13着3-4 ドルチェモア(牡3、池添 謙一・須貝尚介)
14着7-13 ディヴィナシオン(牡6、団野 大成・森秀行)
15着2-3 レジェーロ(牝6、藤岡 康太・西村真幸)

推奨馬スマートクラージュ(5人気)は、スタート良く中団8、9番手辺り追走から4角辺りで一気に突き抜けて優勝…のはずが、後方から差されて3着死守!

レースは、逃げたテイエムスパーダ(14人気)が、後方から追い込んだアグリ(2人気)に1馬身差をつけ優勝と、大波乱決着??

馬券は、ワイド馬券で何とか的中!🎯


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