20代はお金を使ったほうが良いのは何故か

最近、積立NISAがめちゃくちゃ色々なメディアで取り上げられていて、その影響で大学生も積立NISAをやっていたり、場合によってはギリギリFIREを目指して節約に節約を重ねていたりなどもあるとかないとか。

無論、積立NISAとか投資をやってみることはめちゃくちゃ賛成です。私も大学生時代に優待目当てで買った株のおかげで、株を買うということはどういうことかとか、そもそも株式市場への興味がわいたりしてとてもよかったです。

ちなみに優待目当てで買った某社株は、コロナで一時的に株価が半分くらいまで落ちたんですけど、その後もホールドしてたら買値の1.5倍以上に値上がりするなどがあり中々面白かったな。

ただ、私が「違うんじゃないかな」と思うのは、人との関わりを減らし、学びや体験にも使わずにまでして貯金や投資に回すことです。

※そもそもギリギリまで生活費を削った上で貯金や投資に回す余力がない人に関しては、本題とズレるので今回は取り上げません。今回は、資金に余力がある場合のことを取り上げます。そもそも投資は余剰資金でどうぞ。

思い出してほしいのが、小学生の時にもらったお年玉の数千円、1万円とかってめちゃくちゃ大金で、無限にやれることがありませんでしたか?その一方で、20代になっての1万円って、せいぜい飲み会2-3回、ユニクロで洋服を買ったら1コーデ分足りるかどうかくらいだと思います。意外と大したことってできないんですよね。

そんな感じで、お金の価値は日々更新されていきますし、歳を重ねると体力や気力も落ちて時間もなくなり「お金を使うためにお金を使うみたいなこと」が発生します(例えば移動に耐えれないので、より高い交通手段を使うとか)。

仮に利回りを3%(金融庁のシミュレータのデフォがこれだったので)だと置いた場合に5万を30年積み立てるより、15万を20年積み立てる方が1.5倍以上の結果になります。ちなみに利回り5%でも15年20年の方がでかいです。つまり、もちろん投資は早めに始めたほうが有利だが、それ以上に年収を100万でも150万でも上げてその分多めに運用に回した方が圧倒的にインパクトがあるということです。

月5万を30年の場合、金融庁サイトより
月15万を20年の場合、金融庁のサイトより

また、ガンガン体験にお金を使っていると20代後半とかでなんか大きな買い物をする人とかが出てきて焦ると思うんですけど、稼げるスキルさえ身につければ数年で巻き返せるので焦らなくていいと思います。

あと、実は、お金だけじゃなくて体験や繋がりにも複利ってきくんじゃないかなと思ってます。

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