頼まれたので"Twitter用の画像"を添削してみた

ハヤカワ五味

2018年5月30日 17:47

ことのはじまりはある日…

10秒でピッタリの献立が作れる「タベリー」を運営する10Xという会社の代表ヤモさんからこのようなメッセがきました。

添付の画像の意味が伝わるか教えて欲しい、ということのようです。
そして添付の画像とはこちら。

これを見た私のコメント。

「刺激的」

ということで、この後、怒涛の添削が始まるのですが、これは意外と汎用性があるんじゃないかなあと思ったのでヤモさんの許可をいただいてnoteにまとめてみることにしました。

ちなみに

そもそも、何故、私ハヤカワにこんなメッセが来てるかというと、私は22歳にして3人の元カレと通算2年半超の同棲を経験しているので、同棲カップルはたまた新婚さんへの自称わかり手なのです(わかる)。ちなみに通算の一人暮らし期間は4ヶ月ちょいです、でもこうやって冷静に文字に起こすとヤバイ不名誉だな。

では、早速、もらった画像の添削を始めて行きます。

まず一番気になるのは、
👨が割と好印象なこと、
そして、
2コマ目で👨が割と深刻に悩んでいることです。

何故、👨が割と好印象なこと、そして、2コマ目で👨が割と深刻に悩んでいることが気になるのか、その理由…。

「今夜何食べたい？」→「なんでもいいよ」に怒る女性の本心は、「なんでもいいよ」に怒っているというよりも「夕飯に無関心でかつ、なんでもいいよにイライラしている自分に気付かないこと」に怒っている…すなわちイライラしていると思うんです。

問題提起系のツイートは、イライラしてからが本番です。

まだ最初の画像だと平穏な家庭なんですよね。もっと見てるだけでイライラするような2人じゃなきゃダメなんです。

で、今回は特に女性に絞ってイライラするような感じに仕立てたほうがいいなと思いました。というのも、なんだかんだ現状は女性のほうが料理する率高いでしょうし、先のイライラに出会ったことがある率も高いと思うからですね。

ここで男性を切り捨てた理由としては、広いターゲットに対して問題提起するよりも、特定のクラスタに問題提起した方がハマりやすいからです。「ああ〜…ね」よりも「あ〜〜〜わかる〜うぜ〜〜〜わかりわかりわかり」みたいな方がRTの引力があると思うんですよね。

…ということで、あくまで👨はこの問題に気付いておらず、👩がイライラしている設定に変更してもらいます。

そしてこうなりました。
👇

お

だいぶイライラしてきたぞ

なんでこいつPCいじりながら返事してんねん

そして、この画像から更に調整。

👨「なんでもいいや」

だとあまりに投げやり過ぎて、家庭崩壊済み感がすごく、あまりイライラが助長されないので

「なんでもいいよ (一歩譲っている俺)」
「なんでもいいよ (嫁を気遣っている俺)」
「なんでもいいよ (とても寛容な俺)」

はあ〜〜〜〜？？？？？

この"いいや"を"いいよ"に変えただけで、完全投げやり状態から、実は夕飯選びというタスクを👩に押し付けているのに一歩譲ってあげてやっている感が醸し出されます。

思うに、👨的には気遣っているつもりですが、一番偉そうで不快なのが「なんでもいいよ」だという悲しいすれ違いですね。

ちなみに他にも…

①「スムーズ」→「今スグ」に変更で、よりスピード感が明快に。
②👩の絵文字を合成絵文字から単体絵文字にして情報をクリアに。
③「なんでもいいよ」の文字詰めを開くことで、深刻でないけど腹が立つ感じを出しています。文字詰めが詰まっているとより深刻で重く激しいイメージで、開いているとよりどうでもよく緩く静かなイメージですね。

こうして、
見る人の本心(イライラ)を突いたニュアンスに変更が完了しました！

そしてここからは微調整です。