Hayakawa Books & Magazines(β)

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早川書房の書籍&雑誌コンテンツをお届け。キャンペーン、著者紹介、目録のアップも。公式ホームページは、http://www.hayakawa-online.co.jp/

マガジン

  • ハヤカワ新書

    【2023年6月創刊】新刊の試し読みや創作の舞台裏など、新レーベルの最新情報をいち早くお届けします

  • ハヤカワ国内フィクション

    ハヤカワ文庫JAや単行本など、国内フィクション作品の試し読み原稿や解説などを公開中。

  • 海外文芸

    翻訳文芸書に関わるニュースや試し読み、特別公開原稿などをお届けします。

  • ハヤカワ・ノンフィクション

    ハヤカワ・ノンフィクション文庫や、ハヤカワ・ノンフィクションなど。話題のノンフィクション作品の解説、試し読みを公開中。

  • ハヤカワ・ミステリ

    「ハヤカワ・ミステリ」及び「ハヤカワ・ミステリ文庫」の話題作品の解説、試し読みを公開中。

最近の記事

【特別公開】『AIを生んだ100のSF』まえがき:科学技術の啓蒙「だけではない」SFの価値

数々のSFの名作がもたらした影響について研究者にインタビューを重ね、SFとAIの関係について探った〈S-Fマガジン〉の連載企画「SFの射程距離」。それに松尾豊さん×安野貴博さんの対談など数篇を追加し再編集した『AIを生んだ100のSF』(ハヤカワ新書)が本日発売いたします。刊行を記念し、今回の記事では本書の監修者・編者で、「AIxSFプロジェクト」主宰者/慶應義塾大学理工学部准教授の大澤博隆さんによる「まえがき」を特別公開いたします。 『鉄腕アトム』や『ドラえもん』だけでも

    • 【SFマガジン インタビュー】人間と呼べる者がいなくなったあとも、音楽は生み出されるか──電子音楽家OPNに聞く創作論とSF愛

      Oneohtrix Point Never(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、以下OPN)こと、ダニエル・ロパティンは、現代最高峰の電子音楽家として知られる。機械と身体性の境界、記憶という不確かなものと向き合い続ける唯一無二の創造性を、一つの音楽ジャンルの枠に収めるのはもはや不可能であり、それは芸術の域に達している。そんなOPNの第十作目のアルバム『Again』のツアー初日公演が今年2月、東京で行われた。 チケットはソールドアウトとなり、観客の誰もの予想をはるかに超え

      • これが、電脳アクションの最新進化形。木村浪漫『イエロー・ジャケット/アイスクリーム』冒頭パートを特別試し読み!

        〈ストーリー〉 西暦2096年、ニューヨーク。実の家族による組織犯罪集団"アサヒナ・ファミリー”の末弟である朝比奈伊右衛郎は、囮捜査にはまり、巨大複合企業ハニュウ・コーポレーションのCEO、羽生氷蜜の手に堕ちる。氷蜜の手により、有機都市東京・千代田区神田の羽生芸夢学園に強制入学させられることになったイエロー。犯罪者からの更生のため、有機電脳と特甲服をリンクさせた電装化体験型遊戯“ジャケット・プレイ”の訓練を受ける彼の前に、ファミリーを率いる父・朝比奈レインボウが立ち塞がる。

        • 【世界中でヒットした感動作】17年間、何も選べなかった少女。家族も故郷も何もかもを捨てて、選んだのは――。『川が流れるように』4月23日発売

          早川書房は、アメリカの作家、シェリー・リード『川が流れるように』(原題 Go As A River)を2024年4月23日に刊行します。 アメリカで発売前から話題になり、30カ国で刊行が決定しています。日本でも評判の『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ、 友廣純訳)や『化学の授業をはじめます。』(ボニー・ガルマス、鈴木美朋訳)と並べて語られることの多い、魅力的な女性主人公の作品です。 ◆あらすじ1948年、コロラド州アイオラ。 ヴィクトリアは17年間、家と農園

        【特別公開】『AIを生んだ100のSF』まえがき:科学技術の啓蒙「だけではない」SFの価値

        • 【SFマガジン インタビュー】人間と呼べる者がいなくなったあとも、音楽は生み出されるか──電子音楽家OPNに聞く創作論とSF愛

        • これが、電脳アクションの最新進化形。木村浪漫『イエロー・ジャケット/アイスクリーム』冒頭パートを特別試し読み!

        • 【世界中でヒットした感動作】17年間、何も選べなかった少女。家族も故郷も何もかもを捨てて、選んだのは――。『川が流れるように』4月23日発売

        マガジン

        • ハヤカワ新書
          76本
        • ハヤカワ国内フィクション
          608本
        • 海外文芸
          295本
        • ハヤカワ・ノンフィクション
          538本
        • ハヤカワ・ミステリ
          337本
        • ハヤカワSF
          559本

        記事

          ★完売御礼★「シャーリー・ホームズと221Bな茶会」開催! 高殿 円氏×三宅香帆氏@サロンクリスティ 5月24日(金)夜

          ★表題の催し、おかげさまで完売御礼となりました。 たくさんのご応募を誠にありがとうございました! 登場人物全員性別逆転&現代版で、いまもっとも進化したホームズ・パスティーシュ、高殿円さんが贈る〈シャーリー・ホームズ〉シリーズが今年で10周年を迎えます。 2014年、第1作『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』の登場以来、根強いファンのみなさまに支えられ、昨年10月に文庫化された第2作『シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗』、今年1月に刊行した第3作『シャーリー・ホームズ

          ★完売御礼★「シャーリー・ホームズと221Bな茶会」開催! 高殿 円氏×三宅香帆氏@サロンクリスティ 5月24日(金)夜

          これがノンフィクションの最前線! 話題の新刊『絶海』試し読み

          乗組員250名、生還者33名。難破、叛逆、殺人、そして人肉食――300年前の人間の血と汗、飢餓、絶望を読む者に体感させる“圧倒的筆致”が、歴史の狭間の真実を暴く。 4月23日発売の話題の新刊『絶海 英国船ウェイジャー号の地獄』(デイヴィッド・グラン、倉田真木訳、早川書房)より、本書冒頭部分を抜粋して特別に試し読み公開します。 著者覚書正直申し上げて、私は船が岩にぶつかるところや乗組員が艦長を縛り上げるところを目撃したわけではない。裏切りや殺害の現場を直接自分の目で見たわけで

          これがノンフィクションの最前線! 話題の新刊『絶海』試し読み

          【4月23日発売】誰をも虜にする甥に、家族が、人生が、壊される……傑作スリラー『死を弄ぶ少年』刊行のお知らせ

          早川書房は、ハヤカワ・ミステリ文庫より、2024年4月23日に、ネイサン・オーツ『死を弄ぶ少年』(原題:A Flaw in the Design)を刊行いたします。 ◆あらすじ家族と文学を愛する大学教授ギルバートの人生は、両親を亡くした17歳の甥を引き取ったことで一変する。 甥のマシューは6年前にある事件を起こしている。妻と娘は知的で優しげに成長した甥を受け入れているが、ギルは時折冷たい表情を見せる彼に不安を拭えないでいた。 そんな警戒を嘲笑うようにマシューはギルの創作講義

          【4月23日発売】誰をも虜にする甥に、家族が、人生が、壊される……傑作スリラー『死を弄ぶ少年』刊行のお知らせ

          【宇多田ヒカル×小川哲】サイエンスフィクションなふたりの特別対談を掲載したSFマガジン6月号が4/25(木)発売!

          「Automatic / time will tell」での鮮烈なデビューから25 年――初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』を発売したシンガーソングライター・宇多田ヒカルさんと、『地図と拳』で第168回 直木賞を受賞したSF 作家・小川哲さんの特別対談が、なんとSFマガジン本誌で実現。2人のアーティストを育んだ「SF」そして「文学」について語り合ったファン必読の貴重な対話を、撮りおろしグラビア3p、約1万字のボリュームで掲載します! ■特別対談 宇多田ヒカ

          【宇多田ヒカル×小川哲】サイエンスフィクションなふたりの特別対談を掲載したSFマガジン6月号が4/25(木)発売!

          【5月19日(日)開催】池澤春菜さん『私は孤独な星のように』発売記念サイン会開催!@芳林堂書店 高田馬場店

          『私は孤独な星のように』の刊行を記念し、著者・池澤春菜さんのサイン会を開催します。奮ってご参加ください! 開催概要■日時 2024年5月19日(日)開始13:00(開場12:45) ■場所 芳林堂書店高田馬場店 8Fイベントスペース (東京都新宿区高田馬場1-26-5) Tel 03-3208-0241 参加条件芳林堂書店高田馬場店の店頭、電話、またはホームページより事前ご予約の上、対象商品をご購入頂きましたお客様に参加券をお渡しいたします。 申込受付期間:202

          【5月19日(日)開催】池澤春菜さん『私は孤独な星のように』発売記念サイン会開催!@芳林堂書店 高田馬場店

          【新刊先行販売】池澤春菜さん『わたしは孤独な星のように』先行販売決定!【4月28日(日)SFカーニバル@代官山 蔦屋書店にて】

          SFカーニバル、今年も開催!SFを愛するファンも、SFをこれから楽しもうとしている読者も、みんなが楽しめるお祭り🥳SFカーニバル! 今年も4月27日(土)・28日(日)代官山 蔦屋書店にて開催されます! そして今回、SFカーニバルで予定されております池澤春菜さんのサイン会ブースにて…… 5月9日発売・池澤春菜さん初の小説集『わたしは孤独な星のように』を先行販売します!遠い未来のスペースコロニーで、亡くなった叔母の弔いを巡る情景を描いた表題作のほか、様々な媒体で発表された短

          【新刊先行販売】池澤春菜さん『わたしは孤独な星のように』先行販売決定!【4月28日(日)SFカーニバル@代官山 蔦屋書店にて】

          【特別対談】大澤博隆×長谷敏司/「AIxSFプロジェクト」から『AIを生んだ100のSF』まで

          弊社では、全国書店にて「AIが生む世界フェア」を開催中です。生成AIが飛躍的な進化を遂げた現代。いま、世界はどこへ向かっているのか? 異質な知性が織り成す未来の可能性を予想し続けてきたハヤカワ文庫の名作をお届けします(記事末尾にラインナップの一部を掲載しております)。 そして今月下旬には「AIxSFプロジェクト」による研究者の方々へのインタビューの記録を集成した、大澤博隆 監修・編:『AIを生んだ100のSF』(ハヤカワ新書)を発売いたします! それを記念し、今回の記事では

          【特別対談】大澤博隆×長谷敏司/「AIxSFプロジェクト」から『AIを生んだ100のSF』まで

          川上未映子さんによる新訳〈絵本ピーターラビット™〉全23巻が完結。翻訳・挿絵の見どころをご紹介!

          2022年3月からはじまった、〈絵本ピーターラビット™〉全23巻の新訳プロジェクト。翻訳を手がけるのは、小説家・詩人の川上未映子さんです。 3か月に1度ほどのペースで2年間刊行し、今年(2024年)3月、ついに全23巻が完結しました! この機会に、新訳版の特色をたっぷりご紹介します! ピーターラビット™とは?世界でいちばん有名な、いたずらっ子のうさぎを描く『ピーターラビットのおはなし』は、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポター(1866~1943年)によって書かれました。

          川上未映子さんによる新訳〈絵本ピーターラビット™〉全23巻が完結。翻訳・挿絵の見どころをご紹介!

          【SF作家・山本弘氏逝去】前島賢氏による『シュレディンガーのチョコパフェ』解説「SFとオタクに必要なものの半分くらいは、山本弘に教わった」全文公開

          2024年3月29日、作家・ゲームデザイナーの山本弘氏が誤嚥性肺炎のため68歳で逝去されました。 早川書房からは現在、小説作品『シュレディンガーのチョコパフェ』『アリスへの決別』『地球移動作戦』『プラスチックの恋人』『プロジェクトぴあの』が刊行されています。 またアンソロジー『多々良島ふたたび ウルトラ怪獣アンソロジー』には表題作となった短篇を収録、ご自身も海外SFのアンソロジストとして『火星ノンストップ ヴィンテージSFセレクション―胸躍る冒険篇』を刊行され、SF作家とし

          【SF作家・山本弘氏逝去】前島賢氏による『シュレディンガーのチョコパフェ』解説「SFとオタクに必要なものの半分くらいは、山本弘に教わった」全文公開

          【『ミレニアム7』発売記念】〈ミレニアム〉既刊六部作全作レヴュー 樹下堅二郎(ライター)

           世界のミステリを変えてしまったシリーズがある。二〇〇五年のスウェーデンでの刊行を経て、二〇〇八年に英訳された〈ミレニアム〉三部作は、各国で大ベストセラーとなった。国際的な書店ツアーや大々的なタイアップがあったわけではない。なにしろスウェーデンでジャーナリストとしても活動していた著者のスティーグ・ラーソンは、三部作の刊行直前に急逝し、自著が書店に並ぶ様を見ることすら叶わなかったのだから、それがどれだけ特異なことかが窺える。  今やシリーズ累計一億部を超える記録的なヒッ

          【『ミレニアム7』発売記念】〈ミレニアム〉既刊六部作全作レヴュー 樹下堅二郎(ライター)

          「令和のデビュー作五傑」に入ることは間違いない。『サーキット・スイッチャー』解説

          安野貴博さんの『サーキット・スイッチャー』が発売! 完全自動運転車が人質を爆弾を載せて首都高を占拠する事件を描く令和最新のAIサスペンス。「エンタメ要素の全てを網羅」by小島秀夫監督、「これは数年後のあなたが直面するミステリ」by斜線堂有紀さん、と各所から大絶賛! 発売を記念して、ライターの吉田大助さんによる解説を公開します。 『サーキット・スイッチャー』解説 吉田大助    作家取材や書評を主な仕事としてきた人間として、近年のエンターテインメイト系公募小説新人賞の受

          「令和のデビュー作五傑」に入ることは間違いない。『サーキット・スイッチャー』解説

          もしも日本にAI裁判官が導入されたら?『AI法廷の弁護士』解説

          竹田人造さんの『AI法廷の弁護士』が発売! もしも日本にAI裁判官が導入されたら?という設定でハッカー弁護士の活躍を描く本作。「そんなの好きですよ。ズルい。」by品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さん、「極限までアップデートされたエンタメ法廷劇」by五十嵐律人さん、と各所から大絶賛! 発売を記念して、ミステリ評論家の千街晶之さんによる解説を公開します。 『AI法廷の弁護士』解説 千街晶之  裁判官の法服が黒いのは、どんな色にも染まることがない公正さの象徴である。また、裁判官の

          もしも日本にAI裁判官が導入されたら?『AI法廷の弁護士』解説