概要

　初めまして。
　Project monoNoFuT -Samurai Punks- NFTクリエイター、ぽこぷぅと申します。
　2023年1月過ぎてNFTクリエイターとして2年生になりました。暗号資産のみならずNFT界隈が冬の時代と呼ばれ、市場全体が9割売り上げを落とす中、どうやってファーストNFTを売ったのか、経緯などを説明していこうと思います。

結論

　無名クリエイターがNFTを売るために必要なのは「継続力」の一言かと思います。
　Twitterをやっていてよく「こうやったら売れた！」など目にすることがあります。が、大体絵が無茶苦茶上手、もしくアート関係のお仕事をされていたり、マーケティングとアートに作業分断してたり、有名アーティストだったり。アートとマーケティング両方が未経験の自分は彼らのようなスキルはありません。
　NFTを購入するとき、NFTコレクターはクリエイターが何者なのかを見る気がします（自分もそうです）。毎日ツイートする事でクリエイターがどんな人物かわかってもらえて、それが購入のきっかけになるのではと思っています。
　有名人でない自分は地道に投稿することで認知度を上げるだけでなく「信頼に足る人間か」を示して行く必要があります。
　「デプロイして直ぐに売れました！」とか「コレクション完売！」とかよく目にしますけど、無名の自分は直ぐには売れなくて当然。継続することが大事と思います。

経緯

2021年12月
　NFTには元々興味はあって、ジェナラティブのプログラムを組みました。1月にホワイトペーパーを作成してopenseaで販売。
　当初は日本市場は全く見ておらず、海外に向けてガンガン英語でツイートしてました。
　想像はしてましたが全く売れない！😭
　最初オークションで出したんですが入札は0。
　ツイッターでメンションしてもNFT Calendarとかに掲載しても捕まるのはスパマーのみ…
　有名NFTクリエイターさん達のマーケティング手法を真似したのですが、結局はズブの素人…何も効果無く購入されませんでした。
　出品したNFTの一つはサムライのPFP。もう一つは花魁。ターゲットは「ジャパニーズカルチャー好きな海外オタク」…だったのですが見向きもされませんでした。

2022年6月
　アートと相性がいいって事でinstagramも始めました。確かにフォロワーとかレスとかつくのはつくんですがスパマーが99.9%。大体「フロアプライスは何？」って聞いてきます。
　実際に興味があって買いたいと思う人はオプシに行くのでこう聞いてくる人は全部無視した方が安全です。

2022年7月
　XPPen（Artist 12 (2nd Generation)）という液タブを買ったのを機に絵柄がガラッと変わったので、ジェネで頑張る事を一旦ペンディングして一品ものの絵を描くことに決めます。
　ターゲットのマーケットも世界市場ではなく、地に足をつけた感じで日本に絞って行うことにしました。
　YouTubeで絵師さんの口座動画をひたすら見て描く練習！
　#001の月兎(つきのと)ちゃんを描き始めます。

2022年10月
　ようやく新コレクション、プロジェクトモノノフサムライパンクスの#001こと月兎(つきのと)ちゃんが完成！

　この間も毎日ツイート&フォローしていました。
　ツイッターのフォロワーは1200人くらいまで上がってたと思います。
　先の経験からオークション販売はまるでだめったので0.01黒ETH定額で出しました。流石に2ヶ月以上かけて描いた絵をそれ以下には設定出来ません…
　販売期間は最大の半年。
　後はひたすらにツイッターのNFT紹介枠や宣伝枠で配信！
　日本語メインですが英語でもNFTshillやNFTbuy等というタグで検索してリプをしていきました。
　やりすぎてシャドウバン食らったので同じ文言を短時間で連続して投稿するのはやめた方がいいですw
　また自分でも紹介枠のツイートもしていました。
　ここで色々なNFTクリエイターさんと繋がれたのもいい経験だったかなぁと。
　必ずリプは100%返す様にしてました。
　販売から2週間位経った後、ようやく人生初のお迎えが入ります！
　狙ってはいなかったのですがcyberpunk2077のルーシーと言うキャラに似てるとの事でお迎え頂けました！
　思わずDMしてお礼をしたところちゃんと返信頂けました！メチャメチャいい人で、最新の005、舞蝶(あげは)ちゃんも同じオーナー様にお迎え頂いています。
　月兎ちゃんを件で、コラボ作品のほうがいいのかと思い、2次創作作品を出します…が、全く売れず…ToT
　一点もので2次創作を出す場合恐らくそれに特化したコレクションとして売り出さないと注目度が下がってしまうので、オリジナル作品がメインのコレクションでは効果が激減してしまうのかもしれません。

2023年11月
　＃003こと神代ちゃん販売。

　いつもと同様にただひたすらツイッターで宣伝しまくっていたところ、とある投資家様にお迎え頂けました。
　紹介枠で企業間の抗争を描いた作品面白いですねって明確にレスを頂いた事をきっかけに、noteで各キャラクターのバッググラウンドストーリーも作り始めます。
　神代ちゃんのストーリーをオーナーさんにご紹介したところ「全部好き！」と言って頂けました！
　このオーナーさんとも色々と関係よくしていただいております！

2022年12月
　NFT紅白2022と言うイベントへの参加を急遽決めます。
　同時にweb300fesと言うイベントにも無料で参加できる様だったのでそちらにも応募させていただきました。
　最初にweb300fesから報告が！
　200人の応募者のなかからtop10人に選ばれたとの事！！
　全く想像してなくて…むしろ応募してた事を忘れてたwので、めちゃめちゃ嬉しくてツイートしまくりw
　上記2人のオーナーさんにも報告して褒めてもらいましたw
　さらにその数日後入賞を果たします！

　各企業がそれぞれNFTを選んでインセンティブを送るって方式で、自分が選ばれたのはNOX賞（リンクその２）！
　NOXはWeb3開発、NFTのフィジカル展示支援を行なっていらっしゃる会社様のようです。
　2023年1月NOX賞のご褒美をいただきました！感謝！

　その直後NFT紅白2022に参加！
　#004こと雪華(ゆきか)ちゃんを発売！

　今までで最短の3日で、神代ちゃんオーナーさんにお迎えして頂けました！
　12月はNFT人生の中で1番充実してて且つ実りのあった月でした！

2023年1月
　＃005こと舞蝶(あげは)ちゃんの販売はチョット違っていました。

　12月に「装備品NFT」としてオーナーさんにNFTをエアドロしていまして、その装備品NFTを所有していると、新しいNFTはプレセール期間中に買うと10%返金される仕組みをとりました。
　舞蝶ちゃんのお迎えは月兎ちゃんオーナーにしていただけました！

　そして現在、006ちゃんを作成中なのですが、悩みが一つありまして…
　オーナーがたったの2人という…
　メチャメチャ良くしていただいているので感謝てはあるのですが、さすがに毎回毎回お迎えは金銭的にも負担になってしまうので…

　006ちゃんは2つのパターンを用意して、オーナーセールを行い、残った方をパブリックセールしようと思っています。
　オーナー様はオーナー特権として2つの中から好きな方を選べる。その他ユーザー様はもう一つの方をお迎え頂き、次回からプレセールに加わる事ができる…と言う仕組みです。
　チョットNFTを作成するのに時間がかかってしまいますが、多分これが1番いいやり方かなと今段階では思っています。

感想

　絵も上手でない、マーケもあまり経験がない無名クリエイターとして売り出す場合、商品の販売を行う為SNS等を通じて自分が信頼に足る人間か示す必要があると思っており、それは一夜にしてならず、継続して投稿する必要があります。特にフィッシング詐欺や騙しが多いNFTや暗号資産界隈では。
　自分の場合、次回作NFTのWIP投稿だったり、自分のコレクションがどのようなものなのか説明したり、関心のあるニュース投稿等なんでもいいので毎日投稿するように心がけています。
　注目されなくて当然。
　giveawayでスパマーしか付かなくて当然！しかも1人！w
　そんなの当たり前です。だって無名ですから。
　でも諦めない！
　諦めず継続出来ればファーストNFTは遅かれ早かれ必ずお迎えしてもらえると思います！

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