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参加サークル:STRIKE HOLE

文学イベント東京 参加サークル 「STRIKE HOLE」の紹介ページです。

同人誌即売会・アニメ聖地町おこしを中心の評論のサークルです。



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「消滅即売会-コロナ禍編-」


コロナでありとあらゆる同人誌即売会が、被害を被りました。
中止・延期した即売会も、流石に4桁はいかないかもしれませんが、数百はあるでしょう。

仮に頑張って即売会を開いたとしても、自粛ムードも漂うコロナ禍の時代。サークルも一般参加も決して多くは無く、サークルも売り上げ的には厳しい。
売れなければ、サークルも即売会への参加意欲を無くす。
参加サークル数が減れば、主催の収支も厳しくなる。
心折れて即売会開催を、断念する主催も出てくる…

コロナのせいで消滅した即売会は、どれだけあるのだろう?
それを探り、即売会の「いま」を記した本です。

調べてみて、即売会の消滅はそれなりにありました…
消滅せず残った即売会も、開催ペースが半減。年6回が年2回になったり、年2回が年1回になったり。年1回が各年開催になったり…開催の弱まり具合は顕著で、まだまだ「復活」とは言えません。

でも面白いのは、新たな息吹も生まれてきたところでしょうか。
これまで即売会が開催されなかった、またコロナで即売会が消滅してしまった地域で、新しい即売会が生まれてきました。
10sp15spの小規模な即売会が多いのですが、即売会の規模が小さくなっても、「コロナ禍だから仕方ない」で済むので、即売会開催の心理的ハードル-サークルを集める義務感-から解放され、気軽に軽率に、即売会を開けるのかもしれません。
ネットを駆使し、主催の負担も最小限に抑えた、小回りが利く即売会が多い印象です。
戦争で焼け野原になっても、そこから草花が芽生えてくるようなもので、同人の息吹の力強さを感じます。

コロナの間は「政治」の力に助けられました。
イベント開催助成『Arts for the future!』で、100万単位の助成を貰えなかったら、主催は興行的収支が壊滅し破産。二度と即売会を開けなかったかもしれません…
あの助成金のお陰で、コロナ後の今、即売会が続いている。そういう事例もあります。
コラム『「消滅即売会」の発生を食い止めた「政治」の力』では、政治の働きについて自分の体験も交えながら、後世に記録として残していきたいと思います。

最後に、巻末コラム「オンライン即売会の動向を語ってみた」では、オンライン即売会が何故流行したのかを、自分なりの視点で語ってみました。
コロナ明けの今でも、オンライン即売会は根強く残っています。
コロナだからオンライン即売会は流行ったわけではなく、同人サークルの生活スタイルにマッチしたサービスだからこそ、オンライン即売会は定着したのだろうと思います。そこをコラムで、自分なりに語りました。




「消滅即売会-コロナ禍編-」
は、文学イベント東京 販売予定作品です。

参加希望者(WEB作家さん・イラスト描きさん・漫画家さん)は以下でチケットを購入ください。


遊びに来たい方、作家の作品を買いたい方はこちら。


よろしければ、作品の自費出版の費用にさせていただきます。