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逃避の散歩 145.石神井川(その1:小平市、西東京市)

小平市にある西武新宿線花小金井駅から歩くこと12分、都立小金井公園の小平口にある石神井川上流端の公園北橋に来た。

今回から計3回に分けて石神井川を歩いて行こうと思う。1回目はこの上流端がある小平市から隣の西東京市まで。さくきょの小河川となっている上流の区間だ。

事前に調べてみると、特にこの区間は川沿いに歩ける箇所が少なく、いつもの一筆書きの要領で橋をチェックポイントにして歩くと遠回りを強いられる箇所が多いため、該当する橋の前で道を引き返していいことにした。これは、以後川沿いに歩くのが無理そうな箇所で適用していく。


【小平市】

小平市内を流れる距離は非常に短い。川沿いにある道がないので、二つしかない橋の前を通過するだけになる。

まずは小金井公園を通り抜ける。同公園に入ってすぐのところにある案内板の前を左へ。ふたつ池を横目に歩道を進んでいく。3分ほど進んだところで道しるべがある角を曲がり、途中で道が左右に分岐したらコンクリートの壁がある左へ。

6分で小金井公園の北口に出る。目の前を通っているのは鈴木街道だ。左に折れて進むと7分に最初の橋である長久保橋前へ。

橋の前にある横断歩道を渡り、橋の下流側を見ると多摩湖自転車歩行者道(32回)に架かる小さな橋梁のようなものが見える。

あれが次の橋だ。同道が工事中のようで、アーチがある場所の上に作業者休憩所用のプレハブが置かれている。とりあえずその近くまで向かう。引き返して最初にある左の角を入って突き当りを右折、車輪止めを越えて同道に入ったらすぐ左折する。

9分に2つ目の名無しの橋梁がある場所へ。横から一応撮る。小平市内はたったこれで終了。また道を引き返して「馬の背」と呼ばれる土手を越え、北側の舗装された坂を下り西東京市に入る。

<小平市内のルート>
西武新宿線花小金井駅から小金井公園北口
小金井公園北口から馬の背
※グーグルマップの仕様で正しくマッピングできなかったので、実際に歩いた道に限りなく近い構成にした。

【西東京市】

グーグルマップによると、坂を下り切って右折したところから西東京市になる。川から少し離れた道を真っすぐ進む。

突き当たって右に入った15分にともえ橋前を通過。前の名無しの橋から西側から大きく右へカーブしながらここに来ている。橋から下を見ると水が流れていない。事前に調べたら大雨が起きない限り水の流れる様子が見れないそうだ。ここから少しの間だけ川沿いを進む。

住宅や幼稚園などとつながっている名無しの橋を五つ過ぎ、18分に庚申橋を渡ると川は住宅の間を。そしてすぐ右の角に入らなければならないのに間違えて正面の坂を上り、途中で気づく。しまった。引き返して坂下にある正しい道の角まで戻る。

住宅を挟んで川と並行するように進み、少しの商店が集まる突き当りを右折して25分にくぬぎ橋を渡る。その先の角を左折し、突き当りで左へクランク状に通り抜けた28分にさつき橋前を通過してそのまま先の道を直進し、次は右へクランク状に抜けて29分にぶなばし前を通過。

同橋南側の公営住宅の間にある最初の角を左折し、突き当りの丁字路を左折して31分にけやき橋を渡る。進行方向から見て右側の下流はこの橋から左へカーブしていく。川の位置を意識しながら右へカーブする道を進み、金網の仮囲いがある突き当りを右折し、33分に向台橋の前で引き返す。

金網の囲いを進み、遊具のない広場と公園に挟まれた右の角を入って35分に柏橋の前まで行って引き返し、もときた道に戻って集合住宅が目に入った次の角を右折し、37分にすすき橋前まで行って引き返す。集合住宅の外周に沿って進むと川沿いの道に出て、40分に名無しの橋を二つ過ぎる。

41分に武蔵境通りを通す富士見橋の前に出たところで左折すると上り坂になり、西東京市役所の案内標識がある次の交差点に差しかかるところで奥に西武新宿線の踏切が見える。その更に奥の建物から、田無駅(115回)の近くを通っていることがわかる。交差点を右折して坂を下る。

42分に睦橋を渡り、公園に突き当って左折。正面の細い道に入って突き当りを右に入る。左へカーブして出た角を右に折れ、都道12号・調布田無線に出たら左折する。

45分、文化大橋前の最初の交差点で信号待ち。信号が変わり、横断歩道を渡ってすぐの47分に文化橋前を通過する。ここから少しの間だけ川沿いに進んでいく。48分にすみればし、49分に公園橋の前を過ぎ、そして50分に蓮華橋を渡る。最初の右角を入り奥まで進む。

突き当たり近くで袋小路に間違って来てしまったかのように錯覚するが、左右を小路が通っている。左折して突き当りで右折すると丁字路に着き当たるので、角に出たら右折。54分に境橋前を左折して川沿いに進み、突き当りを左折して次の角まで直進。

55分、都道4号・青梅街道に出る。そこから東へ進み、最初に横断歩道がある角で右折して57分にかわぎり橋を渡って左折し、59分に上柳沢橋の前を通過する。

1時間ちょうどに西武柳沢駅南交差点で信号待ちをする。川はこの交差点の手前から暗渠になり先にある歩道橋左側に抜ける。信号が変わり、横断歩道を渡って歩道橋を過ぎた最初角を左に折れて1時間4分に柳沢橋前へ。すぐ引き返して青梅街道に戻る。

小金井公園北口から久々に見かけるバス停、関東バスと西武バスの東伏見稲荷神社停留所を過ぎ、1時間7分に都道7号および233号・伏見通りとの交点となる東伏見交差点に出る。

少し長めの信号待ちから横断歩道を渡って1時間9分に同交差点左側側にある交番の裏手にある坂下橋前を確認しつつ、伏見通りを渡す東伏見橋の上にある別系統の東伏見稲荷神社停留所を過ぎて東伏見稲荷神社前交差点で信号待ちをする。ここから川は開渠になる。

伏見通りはこの先で車両専用の西東京東伏見トンネルが通っていて、市内駅ラリー(115回)で通過した東伏見公園と西武新宿線の地下を通過する。トンネルを通行できない歩行者や自転車は左右のスロープなどで公園内に入って跨線橋の千駄山ふれあい歩道橋を渡る。

信号が変わったので横断歩道を渡り、1時間13分に弥生橋を通過すると流れは右へ大きくカーブする。この辺りで少し水が流れ始める様子が見える。早稲田大学の運動施設とした遺跡公園の間を抜けて1時間17分に下野谷橋を通過。

緩やかなS字から直線に入り、少しだけ左に曲がると西東京市にある最後の橋が見えてきた。

1時間20分、溜渕橋に到着。右奥に見えるのが練馬区立武蔵関公園。この橋を通る道がちょうど練馬区と西東京市の境となり、ここから東側は練馬区の流域になる。正直言うと少ししか歩いていないが区切りがいいので、今回はここまでにして続きは日を改めて歩くことにする。

<西東京市のルート>
馬の背からすすき橋まで
すすき橋から境橋まで
境橋から溜渕橋まで
※通過ポイントが多く、グーグルマップで一度に立てられるポイントが制限されているためやむなく分割。

さて、ここから近い駅は北側にある東伏見駅だ。行き方は左側の早稲田大学の運動施設の外壁に沿って境の道を進み、坂を上って最初の十字路を左折。そこから同大学の学生寮が並ぶ短い坂を下って突き当りを右に。右側にアイススケート場が見えてきたら、その左側に同駅の南口がある。6分で到着。

とりあえず、新宿へ向かうか。