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逃避の散歩 136.荒玉水道道路

環状七号線、高円寺陸橋下交差点から高円寺、阿佐ヶ谷方面へ進んだ最初の角がその道の起点。堀之内斎場の案内看板が目印だ。

今回歩くのはここから南西へほぼ一直線に延びる荒玉水道道路。いつも部分的に歩いたり横切ったりしているが、実は起点から終点まで一気に歩くのは今回が初めてだ。

グーグルマップがポンコツ過ぎて正しいルートを描けないのだが、大雑把にはこんな感じ。全長10.5キロメートル、所要時間は2時間29分となっているが、実際は都道428号・高円寺砧浄水場線とその先の都道11号・大田調布線の支線を合わせて10キロメートル程度、2時間20分と想定している。

基本的に起点から少しの間は進行方向と同じ一方通行の車道だが、入ってすぐの区施設の南側からその先の堀之内斎場までは相互通行可能になるので注意だ。3分で堀之内斎場の前を過ぎて寺が密集する間を通り、その先の丁字路を正面方向に進んだ先に左、中央、右の3方向に分かれる分岐がある。

丁字路の路面標示が二つ並んでいるのを目印に中央の道を進む。左と中央の間にある重量制限を記した案内看板が目印だ。そこから二つ目の角を越えたところで下りになり、信号のない交差点を過ぎると上りに。ここからしばらく2方向通行可能な区域になる。

坂上で信号付きの交差点を二つ越える。その二つ目の交差点の手前から下りとなり、先の上りまで見渡せる。

坂を下り切った12分経過したところで善福寺川に架かる済美橋を渡り、短い上り坂から15分に都立和田堀公園の第二駐車場、17分に区立郷土博物館入口交差点を通過。また少し緩やかな上りになり、交差点を一つ過ぎて21分に都道14号・方南通りと都道427号・瀬田貫井線が交わる大宮八幡前交差点へ。

同交差点を過ぎたところで緩やかな上りがひとまず終わり、今度は逆方向の一方通行車道に変わる。26分に都道413号・井の頭通りと交わる荒玉水道交差点を越えると2車線道路に戻り、27分に京王井の頭線(18回)の踏切を通過する。

信号付きの交差点を二つ越えたところで下り坂になり、永福二丁目交差点を越えた33分に神田川に架かる神田橋を渡って区立下高井戸あおぞら公園の前を通過。下高井戸あおぞら公園前交差点を過ぎると上り坂になり、坂上で玉川上水の暗渠道でもある区立玉川上水第二公園を横切る。

38分、甲州街道との交点に出る。続きとなる正面先の道へ行くため、左にある歩道橋を渡る。階段を下りて最初の角を左折すると4本の小さな車両止めがあり、左右端のものは「水道局用地」と刻まれている。そこから直進して44分に京王線の線路前で突き当たる。水道はこの下を通って先へ延びる。

この突き当りを右折して次の角を左折。京王線桜上水駅前の踏切を通過し、また上り坂を進む。数えて二つ目の十字路のあたりで頂点にきて、そこから下りとなり二つ目の信号付き交差点で坂下になり、46分に北沢川緑道(15回)との交点を通過したところから、緩やかな上りになる。

48分に複雑な六差路の桜上水交番前交差点を通過。そして53分に都道118号・赤堤通りとの交差点を通り、続けて信号付きの交差点を越えると下り坂になり55分に希望丘通りとの交差点を通る。

57分に烏山川緑道(54回)との交点を通過、この先の交差点から世田谷船橋郵便局前まで少し上りになり、そこから数えて四つ目の信号がある交差点で区内7駅ラリー(87回)でも通った千歳通りを横切って1時間7分に環状八号線との交点に出る。

さっきの甲州街道と同様、真っ直ぐ通れない。北側の環八船橋交差点に架かる船橋歩道橋を渡って迂回するのが近道になる。階段を下りて二つ目の角から入る1車線分の相互通行が可能な狭い道が続きだ。

1時間12分経過、区立笠森公園の前に来たところで中央分離帯に仕切られた2車線の相互通行になる。1時間14分に小田急線のガード下を通過し、白山通りとの交点である山野小学校横交差点を越える。

区立山野小学校の手前で中央分離帯が消え、ここからは車幅制限のためのポールが設置された箇所をいくつも通ることになる。

1時間20分に区立大蔵保育園前を通過してから数えて二つの角を過ぎたところで、区内6駅ラリー(88回)で東急田園都市線用賀駅から小田急線祖師ヶ谷大蔵駅に向かう際に通った区立草山公園近くの十字路を過ぎる。

1時間26分、日大商学部西門前を通過。手前にあるカーブミラーの横にはウルトラマンをモチーフにした街灯が立っている。ここから東側にある祖師ヶ谷大蔵の商店街、ウルトラマン商店街にあるものと同じもので、同商店街南側のアーチからここまで誘導灯のようにこの街灯が数基立っている。

余談だが、ウルトラマン商店街の街灯のモチーフはウルトラマン、バルタン星人、ウルトラセブン、ウルトラマンタロウの計四つ。この中で数が少ないのはウルトラセブン(7基)とバルタン星人(8基)。ちなみに、日大商学部のウルトラマンが1本ある対向側の角には、バルタン星人が2基ある。

そこから最初の十字路を越えたあたりで車幅制限が消え、同時に下り坂になる。途中で都道3号・世田谷通りの日大商学部交差点から分岐した坂と交差し、1時間32分に坂下で仙川に架かる大蔵水道橋を渡る。そこから坂道になり、砧小前歩道橋がある世田谷通りの砧小学校交差点(22回)に出る。

この交差点から横断歩道だと2段階で渡らなければならず、信号待ちする時間がもったいないので、歩道橋を渡る。階段を下りて左の分岐へ入り下り坂になる。区立砧小学校前を過ぎて隣の砧幼稚園の角を左へ。

陸橋の野田橋を渡ると左側には水道管が通っている。そしてこの先は大きな仮囲いによって道が左へクランクしている。覚えている限りでは2018年ごろまではこのまま真っ直ぐ通り抜けられたので、水を差される思いがする。

多摩堤通りへの案内板が示している左へのクランクを抜けて野川に架かる水道橋を渡ると、今度は右へのクランクを抜けて進む。

1時間41分、都道11号・多摩堤通りの交点に出る。ここが都道428号の終点となり、ここからは都道11号の支線に変わる。終点の砧浄水場まではあと1キロほどだ。

横断歩道を渡ると車幅制限の1車線になり、変則的な四差路を抜けるとその先は同じ進行方向の1車線の一方通行車道になる。1時間44分に寺院の横に出ると、2車線分の道幅に変わる。

1時間48分に水道道路(この道ではない)との交差点にある区立喜多見公園の横を通り過ぎると、視線の先には終点が見えている。

1時間50分、終点の砧浄水場に到着。予想より30分早い

この先は多摩川だが、目的は達したので即撤退。この後の予定があるので、変な余韻に浸る暇はないのだ。

【おまけ】

ここから交通の便がいい鉄道駅を探す。新宿へ向かいたいので、小田急線の成城学園前駅が近くてよさそうだ。ここはグーグルマップの勧めるルートに従う(参考)。

とりあえず、このまま荒玉水道道路を引き返し、さっきの変則的な四差路のあたりまで来たら左折し、斜め前方の道に入る。区立次太夫堀公園の間に架かる内田橋を過ぎて8分、多摩堤通りに出たら左折。10分には野川に架かる喜多見大橋を渡る。

12分に世田谷通りとの交差点を過ぎて成城通りへ。坂を上り、16分に成城富士見橋との交差点を過ぎ、19分に成城六間通りとの交点である成城二丁目交差点を過ぎ、23分で成城学園前駅南口に到着。グーグルマップの予想所要時間より9分早い

さあ、新宿に向かおうか。