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198.労働2.0ーやらされ仕事で一生を終えない。

こんにちは。

今回は以下の中田敦彦さんの本を読みました。

そういえば、中田敦彦さんについて、実は私、直接中田さんの講演を聞かせていただいたことがあります。

1時間ほどの講演でしたが、笑いとロジックとビジョンが密にちりばめられたものすごいスピーチでした。

僕自身もあれほどしゃべりで人を魅了できるようになりたいと憧れました。

https://www.amazon.co.jp/%E5%8A%B4%E5%83%8D2-0-%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%81%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F-%E4%B8%AD%E7%94%B0%E6%95%A6%E5%BD%A6/dp/4569842593

中田さんの本を読んで、特に印象的だったのは、以下の3点です。

優秀な人ほど、超速でノウハウを吸収して会社を辞めていく。

日本人は「経営者教育」が足りない。

やりがいがあり、稼げる仕事を見つけるために、とことん自分と向き合う。

これは僕が新卒で入社した野村證券にいても実際に感じていたことでした。

もともと、会社員として仕事をしていたときに、優秀で勤勉で素敵な人柄の方が多かったです。

ただ、一点だけ、少し気になっていたことが、自分も、そして周りの先輩方も仕事をしている時間は、会社以外の時間に比べてやや我慢の時間のような感覚を持っていることが多かったことです。

会社に行くのが嫌だなあというほどでは全くありませんでしたが、仕事をしている時間が最高だ、とか、先輩のような人生をそっくりそのまま送ることが憧れだ、とまではなっていませんでした。

その時、就職活動をはじめ、将来の仕事やキャリアを特に集中して考えていた大学2〜4年生のときは、公務員、法律家、民間就職、の3つのの選択肢がありましたが、全て雇われる前提でした。

資本主義において、資本家と労働者という立場があると捉えた時に、労働者側での知識・イメージしか持ち合わせていませんでした。 

そこで『金持ち父さん貧乏父さん」や「働き方の損益分岐点』などの本を読み、どうせ仕事に全力で取り組むなら、返ってくるリターンも大きかったり、フェアに評価される仕事がいいなと考えました。

そして何より僕がお会いした起業家の方々は、とても楽しそうに仕事のことを語っていて、人生も年を重ねることに無限の可能性を追いかけられる、という様子でした。

素直にかっこいいなと思いました。

経営者・起業家などは一つの働き方に過ぎず、それが良いことだ、というものでも必ずしもありませんが、

確かにあまりに教育プロセスの中で触れることが少なかったので、もっと多く情報共有が学生に対してあるとよかったなと感じます。

(最も学校が会社員や専門職の方を輩出するために作られているということを知ってからは、仕方ないか、という思いもあります。)


僕自身もより早く、経営者という生き方・働き方に触れていたとしたら、もっと早くから資本家・起業家という道を目指していたかもし」ません。少なくとも、早くから選択肢の一つとして意識していた気がします。

人口の減少や高度経済成長期の働き方を継続していることが原因で、世界経済と比べて相対的に低調になってきている、日本経済社会のことを考えると、

自分で事業を立ち上げていく、という考え方がもっと一般的になっていってもいいのではないかと感じます。 

その方が経済も精神的にも社会として活発になっていくように感じます。

そして、教育とは別でマスメディアもそのあたりを助長している、というのは中田さんのおっしゃ通りだと思いました。

確かに、ドラマだは、『相棒』『海猿』『ごくせん』など政府の意向を受けて働く公務員が多い印象で、『半澤直樹』などに始まる会社員が主人公のドラマもありつつ、

一方で、起業家・社長が主人公のドラマ・映画は比較的取り上げらることが少ない印象です。

アメリカだと、経営者がヒーローなどを務めることが多く、自然とかっこいい職業といえば経営者・起業家は出てきやすいです。

僕自身も自分の事業を進めていく中で、将来的には自分の経験を分かち合うような講演や出版を積極的にしていこうと考えてますが、

いろんな働き方や生き方が伝えていければと思います。


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以下はおまけとして、他に印象に残った点を記述します。

・そこそこの個性が組み合わさると、逸材に化ける
「100万人に1人の人材」とは、100人1人のスキル・才能を3つ持っている人材。
→高学歴(京大法学部卒業)、空手で全国優勝、起業家という点などで推していくのが良いのかなと個人的には思ってます。

事業を拡張させて経営者とさてもっと色を出しつつ、読書家としても知恵を磨いていきます。

個々の能力を精緻に分析する
→人の才能は顕微鏡で観察し、ピンセットで分解するように引き出すように意識します。

毎日の消費行動にビジネスのヒントが潜んでいる(p170)
→毎日ビジネスになるものはないか、という視点で世の中を観察するようにします。
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以上です。

お読みいただき、ありがとうございました。

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