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映画『MY SHINee WORLD 』を見て思ったこと感じたこと*


ネタバレありです◎

内容に関して細かく書いてあるわけではなく、約2時間の中で思ったこと感じたことを、つらつらと例の如く書き綴ってるだけです。
でも曲名出してたりもするので、まだ映画見てなくて情報0で初回に臨む方は、Uターンしてくださいませ。



——MY SHINee WORLDを見て

SHINeeの歴史を追っていくというより、タイトル通り、SHINeeと共に過ごした時間を一緒に辿って、"私とSHINee"を振り返る機会を与えてくれた映画だと思った。
ドキュメンタリー風ではなく、ステージ裏や当時の彼らの思いを聞くでもなく、SHINeeとシャヲルが同じ時間を過ごした音と映像で構成されていて。
その曲その曲で混ぜられたステージに、知ってる姿を見つけて懐かしむタイミングも人それぞれだろうし、知らない姿がある人ももちろんいると思う。わたしもどっちもあった。
15年の中で、SHINeeを知るきっかけは、好きになるきっかけは、どの衣装が好きだった、どの髪型が好きだった、どの曲が好きだった、それもみんな自分だけの思い出。
流れていく映像を目で追いながら、その当時の自分の気持ちも蘇って来たりして、頭の中で一緒に見ている感じだったなあ。


——映画を見て思ったアレコレ

先にパンフを買って読んでいたから、ファンが出てくるっていうのは知っていて。
どんな風に出てくるのかなぁって思ってたら、ファンの女の子がSHINeeで溢れたお部屋に入って、グッズを手元に音楽を流しながら勉強したりっていう演出。
The Feelingが流れて、そのうち音質が変わってイヤホンから流れてる音を聞いてる感覚になる。
音を聞きながらにっこりしたりステッカーを貼ったノートやグッズを眺めたりって、わたしたちが普段していることで、同じだなって思ったら涙出てきた。楽しかったよなぁって。

こうやってコンサート前には曲を何度も聴いたり、なんでもない時も、耳にはいつもSHINeeの声が、音が聞こえていた。楽しみだなって思ったり癒されたり、曲によって色々思い出して笑っちゃったり。
時には少しセンチメンタルになって、涙が出てきちゃったりもして。
人種も年齢も性別も関係なく、きっとシャヲルはみんな同じなんだろうな。

ボールペンに巻き付けられた小さなスローガンを見て、BoA先輩のときに僕もやってた!と懐かしむように笑うキーくんは、ずっと変わらずBoA先輩大好きで、その瞬間キラキラっと輝いて、かわいいなぁと思ってしまったよ。

デビューからの初期の時代って、わたしあんまり映像を見たことがなくて。
幼いせいもあるのだろうけど、ジョンの目つきってこんなだったんだね。
わたしが知り始めた頃のジョンは、とがっているだけじゃなく、自信からくる力強さっていうイメージを受けていたから、こんなふうに圧を感じるパフォーマンスをしていたんだなと。

緊張があってなんだろうし他のメンバーにも言えることだけど、当時これを意識してなのか無意識でなのか、どっちにしても、あの頃はステージをこなすのに精神面もとても疲れていたのかなぁと感じてしまったのと、今の彼らはこんなにも変わったんだなって、それは色んな要因があるんだろうけど、わたしたちと同じ地面に足をついて、会話をしながら過ごせる存在にお互いなれているのかなぁともちょっと思った。そうだといいな。
にしてもテミン表情ガチガチだったなぁ、、今はあんなに表情変わるのに。初々しいね。


2008年から始まり、2023年まで。いくつかのコンサートの中から同じ曲のパフォーマンスを混ぜて一曲の映像としてくれていたから、衣装や髪型や演出が色々で、これ好きなやつ!たくさん見たやつ!って懐かしくなったり、歓声や掛け声も入ったりしてたから、コンサート行きたくなっちゃった。

初期の頃の楽しそうに笑って歌うオニュさん。伸びやかに気持ちよさそうに歌うオニュさん。マイクを握り締めて目を閉じて歌うオニュさん。
色んなオニュさんがたくさん見れました。こんなオニュさんが見たかったんだ。

Don't Let Me Goが入ってるなんて思ってなかったから、スクリーンで映像見ながら大音量で聴けるのがとても嬉しかったけど、じっと立ったまま目を閉じて、そっとマイクを握って歌う姿に、あぁもうこの曲は直接聴けないんだろうなと悲しくなってしまった。そんなこと分かんないけど。
オニュの曲ではないけれど、オニュの声がなければ、とわたしが思う曲の中の1つ。

ジョンとさよならしなければならない時が近いなって思うと、どう表現されてるのかと不安になったけれど、ライトに照らされてキラキラしたジョンの背中が映って、それ以外何もなくて。
あぁ寂しいな、と。でも、大好きなちっちゃい泣き虫でぶりっ子なじょんが、今も同じようにステージで光を浴びている気がしてしまった。
5人で笑い合ってる瞬間の彼だけを、切り抜いただけなんじゃないかと思ってしまうね。
じょんはずっと、キラキラした景色を見ていられてたらいいな、じょんはいつも、輝いて見えていたよ。

その後に映し出されたオニュ。
そしてミノ、テミン、キーくん。
MVだと分かっていても、あんな表情されたら苦しくなっちゃうな。
その後に流れた、あの公演のステージをちゃんと見たのは初めてだった。動画が流れてきても見なかった。
でも、オニュの手の事言われてて、気になって少しだけ写真は見てた。

Our Pageは悲しいけど、音が温かくて好きなんだ。
最初のオニュの声に胸がぎゅっとなるけど、サビで4人の声が重なって厚みができて、悲しさや不安を受け止めてくれているような気がする。
そこには彼らの同じような気持ちも含まれていて、みんなで曲を聴きながらその感情を共有している感覚になる。そして、癒される。
ずっと目を閉じているオニュには何が見えているんだろうと、その映像を見ながら思ってた。真っ暗じゃないといいなって。
でも最後、目を開けてみんなを見ながら歌ってた。笑ってた。
頑張って乗り越えなくてもいいんだろうね。
未だにふとした瞬間悲しくて涙出てくるけど、みんなで支え合って、泣いて笑っていればいいんだろうなと思う。

それと、ファンミでのDon't Call Meも初めて見た。
やっぱりオニュさんに目がいってしまって、あれ、このパフォーマンス初めて見るっけ?と一瞬戸惑った程、オニュのダンスは不安定に見えて、スタイリングから歌声にまでびくついてしまっていた。このオニュの踊りが好きで、何度もチッケム見てたのに。
初めてオニュの状況を直視した。映画で。
そこからSW Ⅵの映像まではぼーっと見ているだけしかできなくて、不安さえ生まれてしまいそうだったけど、同じ規模のコンサートを3人で、しかも単発じゃなくて各国でやり遂げてしまう彼らに、ただただ凄いという感情でいっぱいだった。
それと、SHINeeを続けてくれてありがとう。


——エンディングを見ながら考えてたこと

泣きじゃくるジョンに、抱きしめるオニュや、微笑ましく見守るメンバー。
こんなにお互いを思って、SHINeeというグループを愛してくれている彼らを好きになって、シャヲルになれて、この映画を見ながら色々と感じて考えることができて、よかったなと思う。
平凡な言葉でしか連ねられないけれど、それでも彼らのことを文章にすることで、わたしはまだ意思を持って生きていられる。って言ったら大袈裟かな、笑
彼らを思って感情が動くことで、時には悲しさへ振り切ってしまうことがあるかもしれないけれど、そんな時でさえ言葉にすれば、未来のわたしが慰めてくれる。
それより前に、誰かが気づいてくれるかもしれないね、今の世の中なら。
ただ生きる為のルーティーンの中に、SHINeeやオニュさんがいるって気付くことで、わたしは頑張って上を向けるよ。


——お部屋での3人

テミンがずっと、FIVEのペンラを握っていてくれたのが嬉しかった。
それだけで報われたよ、今回あのペンラ使えなかったこと。
そして、Life Goes Onのペンラが紛れていたのも嬉しかった。
日本のソロ公演のグッズなのに。嬉しかった。

テミンが、入隊したら、SHINeeじゃないただのテミンになったときに趣味も分からないし、どうなるのかって言うようなことを言っていて。
子供の頃からアイドルという職業で自分の意思なんてなく活動していて、急に一般人になりなさいなんて言われたら、そんなん想像したってできるもんでもないけれど、自分が分からないって怖いなってことは分かる。
キーくんは、キャリアがなくなってるかもって心配してたって。
そんな極端なことを考えてしまうほどだなんて知らなかったし、ミノが何度も、経験した人じゃないと分からないって言ってたことに、少しだけ胸がチクっとした。

テミンが覚えてることで、玄関の靴箱のところで疲れて座り込んだとか、ストレス発散はできなかった、我慢してたって言うキーくんやミノに対して、練習室に行くことがストレス発散だった、外にも出られないしって言うテミン。
きっとオニュやジョンもそうだったんだろうね。
地方出身だったから高校行けなかったって言ったキーくんは少し寂しそうで、秘密だったから誰とも喋れなくて友達いなかったって言うテミンは、一瞬その頃に戻ったみたいに子供に見えた。

でも、3人で笑い合ってる姿もあって嬉しくて、一緒に笑ってしまった。
知らない間にできたチッケムのせいで、気が抜けなくなっちゃったキーくん。
あぶらとり紙を自慢げに見せるミノ。
やっぱりいつも通り、マンネの顔になるテミン。

話の内容は、実はあんまり覚えていない。
字幕は一瞬ざっと読んで、あとは彼らの表情を見てたから、そういうこと話してるのね、程度で。
韓国語分かればいいのにってずっと思ってた。笑
彼らが話している表情を、ちゃんと見たかったんだあ。
だから、もう一回見に行って、今度は内容もちゃんと聞いてくる!笑


——最後に

色んなところで泣いてました。
ぼろっぼろ涙流してる時もあったし、溜まった涙が流れる時もあった。
タオル当ててたから数秒スクリーン見れてないとこもあった。
でも、自然と微笑んでしまうところもたくさんあったし、反射的に頭がリズム刻んでしまうところもあった。
で、終わってからトイレ行ったら、泣き出してしまいそうになって堪えた。
トイレで泣き声聞こえたら怖いもんね。
真っ赤な目で電車に乗るのも恥ずかしいしね。

ただ、観に行った日がタイミング悪かったのもあったんだろうけど。
オニュのbubbleが終わりますよってお知らせが来た日でね。
ただえさえオニュのことに敏感になっているのに映画観たもんだから、このオニュがもう見れなくなったら、この声が聞けなくなったら、SHINeeがいなくなったら。
そんな気持ちも一緒になってしまっていたから、全体的に少しだけ、悲しい寂しい気持ちが上回ってしまっていました。
彼らとの楽しい記憶を振り返って、その当時の気持ちを思い出して、アルバムを捲るように観るべき映画なはずなのに。

ムビチケがまだ使えずに残っているので、もう一回、今度は懐かしさだけを携えて、映画館に乗り込みたいと思います。


大好きなSHINee
オニュ、ジョン、キーくん、ミノ、テミン
そしてシャヲルのみんな

オニュが前に言ってた、"今オニュを知っている人"に幸せであってほしいと同じように
SHINeeに関わる人全て、そのみんなが、つらいことも含めて、今幸せだよ、ここで生きていることが幸せだよって言えるといいなと思います。
自分自身にも。



ここまで読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。


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