見出し画像

データ分析力を高めるSQL研修サービス『SQL Everyone』のご紹介


はじめに

こんにちは。高橋です。普段はコンサルとしてデータ分析を活用したデジタルマーケティング支援などをしており、複業としてデータ分析支援やデータ分析コーチングなどもやっております。今回は法人向けSQL研修サービス『SQL Everyone』のご紹介です。

以前からデータ分析力を高めるためのアプローチとして、個人向けにデータ分析で使うSQLの入門書を出版したり、noteでSQLが無料で学べるコンテンツを提供してきました。

さまざまSQL学習用のコンテンツを提供して、嬉しいことにに多くの方に本を読んでもらったり、noteを見てもらったりしています。一方でまだまだSQLの普及には貢献できていないと感じることもあります。

そこで今回は今までのようにある種一方的に学習用のコンテンツを提供するだけでなく、実際に自分自身が講師としてデータ分析のためのSQLを教える場を作り、もっと多くの人にSQLを身につけてほしいと思いました。一人一人に対して個別に対応するのが難しいので、今回は法人向け(企業向け)のSQL研修サービス『SQL Everyone』のご紹介です。

SQL研修サービス『SQL Everyone』

概要

早速ですが、ここからは法人向けSQL研修サービス『SQL Everyone』についてご説明させてください。概要資料としてこちらをご参考ください。

何となく良いかも思っていただけたら、まずはぜひ無料でご相談も承りますのでお気軽にご連絡ください。以下は資料の中身に触れながらSQL Everyoneがなぜ必要なのか?実際に何をやるのか?など詳しく説明していきます。

問い合わせ

上記問い合わせフォーム以外にも、メール(ht.hikaru.takahashi@gmail.com)やX(旧Twitter)でも受け付けておりますので、問い合わせいただければ返信いたします。

講師紹介

改めて講師の紹介をさせてください。私自身はWebエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、Webサービスのフロントエンド開発、バックエンド開発、運用、企画など幅広くエンジアリングに携わってきました。

講師プロフィール

元々データ分析が好きだったこともあり、前職ではゼロからデータサイエンス組織の立ち上げを行い、部長としてデータサイエンス組織を統括しておりました。
データサイエンス組織ではデータを活用したプロダクト開発や、データを活用したマーケティング支援などの各事業部との伴走、データ分析を社内に浸透させるための活動など幅広く行い、エンジニアリングとビジネスの両面がわかる人材として会社全体をデータドリブンにする活動を続けてきました。

現在は外資系コンサル企業にてデータ活用の支援やデータを活用したデジタルマーケティング領域の支援など行っています。

また複業としていくつかの会社さんでデータ活用支援をさせていただいたり、個人でSQLの入門書を出版したりとデータ分析領域で色々とお仕事させてもらっています。

簡単にまとめると以下のような経験・知見があります。

・エンジニア、データアナリスト、コンサルなどエンジニアリング領域とビジネス領域の幅広い経験
ゼロからデータサイエンス組織を立ち上げデータドリブンな組織作りをした経験
SQL入門書の出版
・社内外で初学者向けのSQLの勉強会やセミナーを数多く実施

ビジネスパーソンがSQLを学ぶべき理由

ここからはなぜビジネスパーソンがSQLを学ぶ必要があるのか解説します。まずSQLに入る前にデータ分析に対するニーズから見ていきます。最近ではデータ活用が重要であるという世の中的な風潮があり、直感的にデータ分析力は重要だと感じる人は多いと思います。

実際にいくつかのアンケートを見ても、導入すると効果があると思うITスキル第1位『データ分析力』新入社員に進めたいスキル第1位『データ分析』力、などの結果がでています。つまり現在のビジネスパーソンに最も求められるスキルの1つはデータ分析力であると言えます。

データ分析スキルが重要な時代

また、最近では大企業を中心にデータ分析を内製化する動きも加速しています。ワークマンのように以前から社員のデータ活用を推進している企業のみならず、様々な業界や企業でデータ分析人材を内製化し、データ活用によってビジネスを加速させる動きが進んでいます。

データ分析の内製化を進める事例

『データ分析』とは今でこそ多く使われる言葉ですが、ここで言う『データ分析』とは『データを活用して意思決定すること』と定義しています。意思決定とは会社の経営に関わる大きな意思決定だけでなく、普段現場で働く人々が何かを決めること全てを指します。どんな戦略を立てよう、どの企画にしよう、どの画像を使おう、どんなキャンペーンを実施しよう、など仕事をしているとあらゆる職種において日々意思決定が必要な場面が出てきます。このような日々の意思決定をデータを活用して行うことが、データ分析であると考えています。

このようなデータを活用して意思決定するためにはいくつか重要な観点があると思っています。意思決定に繋げるためのデータ分析の型として『Data Analytics Seven Steps』を以前noteにもまとめたのでぜひ詳細を見てもらえれば思います。

そしてこのData Analytics Seven Stepsを実行するためには大きく『ビジネススキル』『テクニカルスキル』が必要だと思っています。ビジネススキルは問題解決能力、コミュニケーション能力など、いわゆる多くのビジネスパーソンが必要とされる一般的なスキルです。
一方のテクニカルスキルは、SQL、BI、Python、などデータ分析で使うための具体的な技術的なスキルです。
データ分析を進めるためにはこれらの『ビジネススキル』と『テクニカルスキル』の両面を高める必要があります。

ここで問題だと感じているのが『テクニカルスキル』です。ビジネススキルに関してはスキルレベルに多少の違いはあれど、ビジネスパーソンであれば一定身についてる人が多い印象です。
一方で『テクニカルスキル』に関してはエンジニアなど技術力が直接的に必要な職種であればわかりやすいですが、逆にそれ以外の職種の方はなかなか身につけるのが大変で実際スキルとして活用できる人は限られてくる印象です。

データ分析に必要な『ビジネススキル』と『テクニカルスキル』

ビジネスパーソンがテクニカルスキルを身につけたいと思っても、数あるデータ分析スキルの中で何から学べば良いのか分からない人も多いと思います。そこで、私が考える最も効率の良いデータ分析スキルの学び方はまず最初にSQLを学習することだと考えています。

ビジネスで活用される意思決定に繋げるためのデータ分析では難しいデータの集計より『シンプル』かつ『スピーディー』にデータを取得することの方が重要です。そのために最も最適なスキルがSQLだと思っています。

例えばExcelでデータを処理しようとすると大量のデータを扱いにくく、PCも重くなりがちなのでスピーディーにデータ分析が行えない場合があります。一方で、Pythonなどのプログラミング言語を学習しようとすると学習コストが高く、そこまで高度な分析をする必要性も少ない場合が多いので学習効率が悪いです。

SQLは学習効率が良い

その点、SQLであれば学習コストが低く、一度学習することで長くデータ分析で使えるスキルとして活用できます。私自身もSQLを学んだのはWebエンジニア時代でいまから10年以上前になりますが、10年以上経った今でも当時覚えたSQLを現役でデータ分析の場面で活用しています。

さらに、SQLを学ぶことでデータ構造の理解が深まりさまざまなデータ分析に必要なスキルを取得するきっかけとなります。論理的思考能力が身についたり、エンジニアサイドとビジネスサイドのコミュニケーションが円滑に進んだりと、ビジネススキルの向上も見込めます。そして、テクニカルスキルに関してもSQLが使えるとBIツールなども扱いやすくなるため可視化も含めた幅広いデータ分析が可能になります。そのためデータ分析力を高めるセンターピンとしてSQLが存在すると考えています。

データ分析において『SQL』の学習がセンターピンである

つまり、これから組織としてデータ分析力を高めたい場合や、個人としてデータ分析力を身につけたいときに、何から手をつけていいか分からない場合は、まずはSQLのスキル習得から始めてみるのが良いのではないかと思っています。SQLを学ぶことでデータ分析力が高まることのきっかけになるはずです。

データ分析力を高めるSQL研修『SQL Everyone』について

ここからはSQLを学習するための研修サービス『SQL Everyone』について説明します。SQLの学習と聞くとプログラミングみたいで難しそうというイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。データ分析で使うSQLはプログラミングのように複雑ではなく、シンプルな構文を覚えることで十分に活用することができる学習効率のよいスキルです。

それを多くの人に知ってもらうために、以前初学者向けの本を出版しました。この本はこれからSQLを使ってデータ分析を始めたい人向けの入門書です。そして今回のSQL研修サービス『SQL Everyone』は私が出版した本を題材にした研修サービスです。本を個人で読み進めるだけでなく、SQLをご自身のPCで実行できるような環境構築のサポートから実際にSQLを実行してハンズオンで学ぶ過程までをしっかりとサポートする研修内容となっています。なのでデータ分析に必要なテクニカルスキルを持っていない人、SQLを全く知らない人が受けても十分に理解してデータ分析として活用できるスキルを身につける研修となっています。

SQL Everyoneの内容

データ分析で使うSQLは基本的なSQLの構文を覚えるだけで十分に実務として活用できるレベルまで到達できます。これは過去私が事業会社でデータアナリストとしてデータ分析をした経験、コンサルとしてさまざまな企業のデータ分析支援をした経験から言えることです。具体的には、SELECT、WHERE、JOINなどデータ分析でよく使うSQLの構文に限定することで短期間で効率よくSQLを学習することができます。難しいスキルや知識よりは基本的なSQLの操作を覚えるだけで十分です。

なので、この『SQL Everyone』は以下のような企業や参加者が対象です。

・データ分析組織はあるが、SQLを使える人材の育成ができていない企業
・これからデータ分析組織を作ろうとしており、データ分析人材の育成が必要な企業
・もっと効率的にデータ活用を検討したい企業。データ分析を内製化したい企業
・SQL初学者(新入社員、マーケター、営業、データアナリスト、コーポレート)など

基本的な研修プランとしては私が出版したSQLの入門書をベースにハンズオン形式で進めるプランとなっています。時間としては約10時間程度あれば、環境構築から始めて一通りの本の内容を学習することができます。(要望に応じで時間は増減させることも可能です。)
また、カスタマイズプランとして、企業様のデータ分析環境をベースにしたSQL研修プランもご用意しています。SQLは実務で使うためのスキルなので、学習も実務に即した環境があるのであればそちらでやった方が効率的です。なので、すでにSQLを使ったデータ分析環境があるのであれば、その環境をベースに、また社内で使われるようなデータ分析を題材にしながらSQLの学習をすることも可能です。

また、研修の金額に関しても、厚生労働省の人材開発支援助成金や東京都のDXリスキリング助成金を活用して費用を抑えることができる場合があります。

SQL Everyoneのプラン

研修の進め方としては、過去に私自身が社内外で実施したSQL勉強会などを参考にして以下のように実施していく想定です。

①ただ説明を聞くだけではなくPCでSQLを実行できる環境を用意して実際にSQLを実行しながら進める(環境構築もサポート)

質疑応答に答えながら不明点があればその場でサポート。一方的にならずにインタラクティブに学習

③講師のデータアナリストとしての実体験をもとに、本にも書かれていないような実際のデータ分析で使うSQLのTipsなども混ぜながら学習

最後に、SQL Everyoneのゴールはビジネスパーソンが実務でSQLを使えるようになることです。そのためのきっかけとしてSQLは決して難しくないということを理解してもらい、全くの初学者でもデータ分析でSQLについて理解ができる内容になっています。

おわりに

少しでもSQL Everyoneに興味を持っていただけたらお気軽にご相談ください。まずは無料でご相談できればと思います。一人でも多くの人にSQLスキルを身につけてもらい、多くの人のデータ分析力が高まるように貢献できればと思っています。


FAQ

Q:もう少し詳細な話を聞いてみたいのですが?

A:ぜひまずは無料でご相談できればと思います。以下フォームからお問い合わせください。それ以外でもメール(ht.hikaru.takahashi@gmail.com)やX(旧Twitter)でも気軽にご相談ください。

Q:今の時代SQLって必要なの?ChatGPTがあれば不要では?

A:結論としてはSQLの学習は必要だと考えています。確かにChatGPTなどの生成AIの登場によって、データ分析も簡単にできる時代に変わったのも事実です。一方で生成AIもまだまだ完璧ではなく間違ったことも出力するので、出てきた結果を正しく解釈して使いこなす能力も必要になります。その意味でSQLに関しても基本的な知識を持った上で、生成AIとうまく共存させて使いこなすことが重要だと思っています。

Q:SQLの研修だけですか?

A:まず大事になのはスキルを身につけることなので、きっかけとしてはSQLの学習をお勧めします。ただ、それ以外にもデータ分析組織開発に向けてのコンサルや壁打ちなどのご相談にも乗れます。中長期的に一緒にデータ分析力を高めるお手伝いができればと思いますので、SQL研修以外でも気になることがあればまずはお気軽にご相談ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?