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地に足をつけて考える

こんにちは。
社会福祉士、精神保健福祉士のぽこです。
このnoteでは、私の心の肥料になった日々の気づきをシェアしています。


◇地に足をつける

今日のテーマは、地に足をつけて考えること。
私にとってこの”地に足をつける”という言い回しは、ふわふわと浮ついた気持ちに重心を感じさせてくれる言葉です。
昨日「最近ふわふわしていたな」と感じる出来事がありました。

・ふわふわと考えていたこと

昨日はお休みをいただいて、まつ毛パーマとヘッドスパに行ってきました。
施術中、日中こうして目を閉じて横になっている時間を過ごしていなかったことに気がつき、とてもリラックスした時間を過ごすことができました。

担当の方とお話をしながら施術を受ける中、こんなことを聞かれました。
「今日はお休みですか?」
私は普段土日休みです。
何か用事がない限り、平日は働いている立場。
ですが、月に一度くらいは有給をいただいてゆっくり過ごしています。
そのようにお返事しました。
すると「なんでもない時に有給をもらえるって素敵ですね!」と言われたのです。
そう驚かれて、逆に驚き返してしまいました。
月に一度くらい、自由に有給を使うことはなんでもないことだと思っていたからです。
そこから会社の話になり、異動したばかりでもハネムーンのために休暇を取れること、生理痛で早退できること、それらに対して誰も責めず、むしろ「気にせず休みな!」と言ってくれること。
いつの間にか私の中で当たり前の環境になりつつあった、会社の温かみに気が付きました。
そしてそれと同時に、私は自分の会社に対して「もっと手厚くされるべきだ」とふわふわした不満を持ち続けていたのだと気が付きました。

・地に足がついていない状態とは

ふわふわした不満と表現したのには、理由があります。
私の中で、非現実的なことを妄想している時の自分のことを”ふわふわした状態”と捉えています。
宝くじが当たってお金持ちにならないかな・・・
明日の朝になったら体重が減っていたら良いのにな・・・
そんな現実性に欠けたことを考えている時、大抵私は浮き足立っています。
そして、そのような時に仕事でミスを重ねたり、プライベートで予定を忘れたりするのです。
このような状態の時の私は、空を漂う雲のようにふわふわしていて、きちんと物事の本質を捉えようとしていない、地に足がついていない状態です。
できれば思考が妄想や空想に偏らないようにしたいもの。
今回気がついたふわふわ=会社に対する際限のない期待についても、地に足をつけた自分で捉え直したいところです。

・上に、上に

会社に対して際限なく期待を持ち続けている状態。
そんな状態になったのは、周りにもっと良い環境で働いている人を見ていたからです。
旦那さんが転職してから、高い給料に少ない残業、クリーンな職場に手厚い福利厚生。
そんな職場環境の話を聞いていて、「なぜ自分の職場はそうじゃないのだろう」と不満を持っていました。
今の会社を選んだ時には、この会社が最高だと思っていました。
しかし他の会社を知れば知るほど、自分の会社の不十分な部分にばかり目が行きます。
気がつけば、会社に対してもっともっと、上に上にと多くを望み始めていました。
それともう一つの要因として、職場環境があります。
職場の人たちは皆会社に対して不満を抱えていて、職場のいいところに関する話をする機会が減っていました。
主に不満があるのは”人が足りない””給料が低い””人事異動が尋常じゃない”
みんなの不満を挙げればキリがないのですが、誰一人として”職場の人間関係が悪い”とは言いません。
つまり、ほとんどの人は”人間関係については満足している””不満がない”という状況なのだと思います。
上に上にとばかり視点が向いて、まさに足元が見えていない状態。
こんな状態でいれば、そりゃ毎日「なんだかなぁ」ってなるよな。
と、自分の浮ついた考えに気がつきました。

・地に足をつけて考える

漠然とした不満を持っていたり、曖昧で抽象的な望みを持っていたりすると、人はモヤモヤ、そしてフワフワします。
その結果、考えがまとまらずにうまくいかない。
思考がうまくいかないまま強行突破する人もいれば、その思考を抱えたまま生きる人もいるでしょう。
どちらにせよ、思考がうまくまとまらないのはフワフワと雲のような思考に偏っているからかも知れません。
そのような状態になったら、今一度現実的な部分から捉え直し、大地を踏み直すように地に足をつけて考え直しましょう。
少し、考えやすくなり、行動しやすくなる。
そして、今より生きやすくなるかも知れません。

私の気づきが、誰かの人生の肥料になれれば幸いです。
それでは、また💐

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