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平林映画

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平林勇の映画つくり日記
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#ロッテルダム

写真で見る・この前の映画祭ツアー

写真で見る・この前の映画祭ツアー

先日行ってきた映画祭ツアーの写真をアップします。

私は初めての映画祭に決まると、どんな都市なのか?どんな規模の映画祭なのか?どんな大きさの劇場なのか?みたいな事を調べます。そんな時に、行った事のある人の映画祭旅行記みたいなのが凄く役に立つんです。私も微力ながら写真で残して、役に立てたらと思っております。

一方で、「社員旅行アルバム」みたいな側面もありますので、そこはご容赦頂けたらと思います。私

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映画祭日記(2020年ロッテルダム国際映画祭)②

映画祭日記(2020年ロッテルダム国際映画祭)②

3日目は、ロッテルダム国際映画祭の中心部から少し離れた劇場での3回目の上映がありました。

上映前に、工藤綾乃さんと2人で挨拶をし、今回は席が足りなかったので、まだロッテルダムで『SHELL and JOINT』を見ていない、照明の野村さんとカメラマンの古英さんに観てもらいました。

上映が2時間半あるので、その間に日本からいらしていた相原裕美さんにいろんなお話を聞きました。相原さんとは久しぶりに

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ペドロ・コスタ監督とロイ・アンダーソン監督

ペドロ・コスタ監督とロイ・アンダーソン監督

今日は楽しみにしていた、ペドロ・コスタ監督の『Vitalina Varela』を10時15分から観に行きました。ペドロ・コスタ監督はさすがに人気で、かなり大きなシアターでの上映でしたが、入り口がごった返すほどの満席でした。『Vitalina Varela』は去年のロカルノ国際映画祭で金豹賞を取った作品です。

映画は、ものすごく淡々と進んで行き、かつ暗闇のシーンばかりでずっと重たい空気が流れていま

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映画祭の準備は大変

映画祭の準備は大変

去年の末から、『SHELL and JOINT』の映画祭に向けての準備と、劇場公開に向けての準備の両方を進めています。同じ一つの映画に関する事なのですが、同じ様でかなり違う準備なんです。

配給会社にお金を払ってお願いすれば、大したことではないのかも知れませんが、インディペンデントの我々はすべてを家内制手工業でやる訳です。

今回は、映画祭が決まった時に何をしなければならないか書いてみます。「映画

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映画祭日記(2020年ロッテルダム国際映画祭)①

映画祭日記(2020年ロッテルダム国際映画祭)①

ロッテルダム国際映画祭にて、『SHELL and JOINT』の第一回目の上映に行って来ました。

上映前の挨拶をするために少し早く劇場に着いたんですが、上映するシアターの入り口はお客さんでごった返していました。この方々が全部『SHELL and JOINT』を目当てに来ていると思うだけで、すごく感慨深いものがありました。なぜなら、私はずっと短編映画を撮って来たからです。

短編映画の場合、映画祭

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ロッテルダム国際映画祭で上映

ロッテルダム国際映画祭で上映

『Shell and Joint』が、2020年1月に開催されるロッテルダム国際映画祭で上映されることになりました。

私のnoteもだいぶフォロワーの方が増えているので、まずは『Shell and Joint』の説明からさせて頂きます。

『Shell and Joint』は私が作った長編映画になります。まだ日本では劇場公開されてはいません。来年公開出来る気がしています。まだ断言は出来ませんが。

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