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『大学で一番力をいれるべきなのは「勉強」である』を大学生に読んでもらいたい

最所あさみさんのnoteで、タイトル通りなんですが、ぜひ大学生に読んでもらいたいのでシェアさせてください。

僕がこれをシェアしたいのは「自ら考えて解決する能力がいずれ求められるのが分かっていて、それを大学時代に学べることが分かっているのであれば、大学時代に学んでおいた方がよくね?」と言いたいからでございます。

少し記事内の文章を抜粋させていただくと、特にこの部分。

これ、大学で勉強しておくべきことだったのでは?
と感じることが増えた。

たとえば、論理的に自分の考えを組み立てる力や健全に批判しあう姿勢。自ら設定した課題に対して科学的にアプローチし、結論づける方法
組織の手足となってがむしゃらに働く若手時代を終えて中堅に差し掛かると、自ら考え解決する力が求められる。しかもベテランほど業務経験が蓄積されているわけではないため、中堅ほど課題設定・調査検証・結論の文章化の精度を上げていかなければならない。
そしてこの課題設定・調査検証・結論の文章化のサイクルは、本来大学生活で身に付けるべき能力であり、特に卒業論文の執筆は自ら設定した課題に対して調査し、期限内に自分なりの結論を出す絶好の練習機会である。この経験を通して、論文として成立する課題の粒度や信頼できる出典にあたるための検索リテラシー、2万字の文章を破綻なく構成するための抽象化能力などを養うことで得られるのが「大卒」の称号である。


「どんな研究をするか」を本当に自分で決めてるか?

まず、「どんな研究テーマにするのか」の部分から、そもそも自分でしっかり検討している大学生がどれだけいるのかは定かではない。

そんな僕も、休学を経て大学に戻る前は、とりあえず教授に言われた「こんな研究にしたら?」という言葉をそのまま実践していた。

休学中にドローンの事業を立ち上げたこともきっかけで、休学後に工学部の研究室に帰ってからは、ドローンを使った物理探査に必要な装置の基礎実験を卒論テーマに選んだ。


僕の中では将来性のあるドローンという最先端のテクノロジーに触れながら、卒業論文も書けて、卒業もできるというラッキーな機会だった。

しかも卒業論文を書くために基礎的な物理法則などももちろん抑えるので、事業の方にもプラスに働いた。


「自ら考えて解決する能力がいずれ求められる」のであれば大学時代に学んでおくこと

これだけたくさんの人の大学時代の情報や、社会人になってからの情報が出回っているので、彼らの情報を参考にするのが最も効率的かつ良い判断だと早く気付いた方がよくて。


大学時代の失敗談や、社会人の「大学時代こういうことやっておけば良かった」なんて大体被ってることが多いんだから、ほとんどの場合、自分もそうなる可能性が高いんですね。

もちろんそうならない人もいるので、絶対とは言い切れませんが。


であれば、先回りをして、その後悔を回避しておくべきですよね。「将来後悔したい!」という考えての方がもしいらっしゃれば別ですが………


となると、「大学時代、こういうことをしておけば良かった」という方の意見は参考にした方がいいですよね。


「大学時代、遊んでおいた方がいいよ〜」は参考にすべきか?

よく言われますよね、これ。

でも、どんな人が言っているのかをまずは確認する必要があります。


バブル期やその前後で就職した方々は、終身雇用が約束されていて、新卒で入社してもしっかりした新人研修などが整ってる時代の話ですよね。

大手でも倒産のリスクがあったり、そもそも新卒採用をやめたりする企業や、即戦力を求める企業が増えてきた昨今の状況を考えると、大学卒業時に「何もできない」人材というのはあまり必要とされないわけですね。


その辺りをまずは考える必要があります。

「どんな世代に生まれて、どんな価値観で生きている方なのか」というのは、本当に考えておかないと変な軋轢を産むこともあります。


だから、大学や就職時の環境にそこまで差のない、今の30代ぐらいの方々が感じている「後悔」は結構、今の20代にとっては良い参考資料になると思います。


結論として「自ら考えて解決する能力がいずれ求められるのが分かっていて、それを大学時代に学べることが分かっているのであれば、大学時代に学んでおいた方がよくね?」と言いたいだけのnoteでございました。

終わり。


僕もまだ途中までしか読んでいないですが、「兄弟的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略」は大学に入りたてか、どんな研究をしようか悩んでる大学生のもおすすめだと思うので、良かったら読んでみてください。


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