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「約束の冬」㊦ 宮本輝さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

下巻では、若い留美子や俊国
の恋の行方より、
俊国の父、上原佳二郎の
話がメインになってたなー。

佳二郎の、台湾美女との逸話や
実は20代半ばで別れた女性との
間に娘(新川緑・29才)がいて
建築士としてがんばっている姿を
見たり。

娘の存在を知った佳二郎は
台湾美女のことなんで
スッコーンと忘れて、
いかにも父親って感じで
ほほえましかった。

俊国の誕生日あたりで、
佳二郎が、空飛ぶ蜘蛛を
台湾で探そう!みたいな
感じで終わってる。

結局、若い二人はどうなったのかな。
ハッピーエンドは間違いない
雰囲気だったけど。

小さい扉から入った物語が
とんでもなく広がっていった感じ。

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