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心の痛みが愛に変わる世界へ 痛みは人間的な深さとして輝く

頑張り屋さんは、いつも100%の自分で生きようとします。

心の中の自分像として、はつらつとした理想的な状態を持っていたりすると
そう出来ない自分に葛藤が起こることも。

しかし私たちは肉体を持っていますし、何より「心」があります。

いつも同じスタンスで動ける方が不自然ですし、毎日元気いっぱいいつも笑顔で、、など出来っこありません。

不安や心配、葛藤や落ち込むことはそれだけ「自分の人生を大切にしている証拠」でもあります。

それらがなければ人生を大切にしていないというわけではありませんが
そういうものがあってこそ人間、そして人生を真剣に生きているということかもしれません。


リリーフランキーさんがおっしゃった

「鬱は大人のたしなみ」

深いお言葉ですよね。


鬱になったことのない人が、人としてダメだというわけではもちろんありません。

それくらいの苦しみを感じたことがあると、人の痛みがよく分かります。
人として1つ「深く」なる。

「だよね、辛いよね。わかるわかる。」という言語として「見える共感」もありがたいものですが、言葉なくともただ隣にいて寄り添うような「見えない共感」の方が本当は心救われるという意味が深く理解出来たりもします。


心の痛みを強く感じた事がある人ほど、エネルギーは強いです。

心がこれ以上、痛まないようにギュッと守り抱きしめながら生きているので、一時的にエネルギーがギュッと縮こまっていたりしますが

痛みは自然に癒やされるから大丈夫。
変わらなきゃと急がなくていい、焦らなくていい、痛みがあってもいい。
痛みがあるからこそ私は世界や人を深く見ることが出来るのだ

と「痛みを否定するではなく、痛みがある自分」を受け入れた時
縮こまっていた身体や人生も解放され、自然と輝き始めます。

その輝きはとても強い。
でも自然で、周囲もとても心地がよいものなのです。


生きるとは、怖くて不安で心配なもの。
ネガティブにもなるし、思うような気力や体力ばかりでいられません。

心の痛みがひとたび痛みだすと、絶望すら感じることも。

そんな弱さがあるのが人間。
でも、そんな弱さは「絶望という闇を見た強さ」でもある。


表面的に強くなるのではなく、自然に愛し合える弱き者同士が手を取り合って生きる。そんな優しい世界を生きればいい。

痛みを叩き合ったり、痛みを蔑んだり、痛みを否定し合う世界ではなく
痛みを理解しあい、痛みに寄り添いあい、痛みを愛に変えていく世界。

そんな優しい世界にあなたは今、向かっているのです。


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