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おかしな一人芝居をやめませんか?

自分の親を見て、

あんなところがキライ。

あんな風には
絶対なりたくない。

それなのに、
大人になって
ふと自分を振り返ると、

自分の親と
同じことをしている
自分がいる。

そんなことに
気がついた時、
ビックリしますよね。

私たちは
知らない間に
親の影響を

多大に受けているもの
なのかもしれません。

親からの影響が
そのまま自分の価値観に
つながっている場合も
あります。

良い影響なら
そのままでいいんですけど、

悪い影響は
ご遠慮いただきたい、

と思うのが
人の常です。

* * *

僕も今まで、
いろんな場面で
親からの影響について
考えてきました。

けっこう深掘りした方だと
思っていたのですが、

まだあったことに
気がつきました。

それは父親に
関すること。

僕の父親は
すぐ怒るという欠点があると
思っていたのですが、

反面ルールにとらわれない
おおらかな部分もあり、
何より子供たちには
とてつもなく優しかった。

愛のある、
良い父親だったなあ、
という印象だったのですが、、、

器用貧乏で、
世間に対して少しスネている
ところがあったことに
気がついたのです。

いろんな知識もあった方だと
思うのですが、

内弁慶のように、
僕たち子どもたちの前でしか
その知識やユーモアを
発揮することのない父を
感じていました。

そのことを
思い出した瞬間、

僕にもその態度が
受け継がれていることに
気がつきました。

これは僕の中で
けっこう衝撃でした。

知らない間に
父の性格を受け継いでいたなんて。

自分で言うのもなんですが、

僕もけっこう器用な方で、

それを当たり前のように思い、
いや人より器用だから、
それを人に妬まれるのがイヤだから、

むしろ器用さを恥じ、
隠して過ごしてきたような
気がするのです。

人より器用だということは、
人と同じではない。

人と同じではない自分は変だ。

そのことに
後ろめたさを感じていたんだ
と思います。

器用さを隠して
人と同じにしたいと
思っているのに、

その一方で
自分は人に認められない
と苦しんでいました。

そして
どうせ自分は
人に認められないんだ
と謎に思い込み、

スネている自分がいたことに
気がつきました。

ああ、
なんという一人芝居。。。

いつの間にそんな性格を
受け継いだのかは
わかりませんが、

知らぬ間の
親の影響の大きさに
驚いたのでした。

* * *

良いことにせよ、
悪いことにせよ、

親の影響や価値観は大きく、

逃れることは
できないと思います。

なぜなら
生まれてからずっと
近くにいる人たちだから。

でも

そのまま
引き継ぐ必要は
ありません。

その影響や価値観が
自分に似合わないものだと思うなら、
それは手放してもいいのです。

気づいて、
それがイヤなものなら
手放す。

新しい自分の価値観に
書き換える。

そうすることで、
新しい価値観で
生きていくことが
できます。

やがて
新しい価値観が
あなたの中に定着し、

考えること、
やることが
変わっていくことでしょう。

そして次第に
新しい自分の望む現実が
創られていく。

これが
自分を掘り下げる楽しみ、
醍醐味なんでしょうね。


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