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「スキーマ療法」を複雑性PTSD/ボーダーライン・パーソナリティー症の目線から説明してみた①

私の目線から説明や個人的に感じたことをお伝えしよう思います。

このスキーマとは、
「無条件に反応してしまう」という意味です。
無条件に反応しないように修復することが最終目標となります。

見間違いや聞き間違いは、今までの経験に基づいて
なんとなく判断している為に起こります。

きっと悪口を言われているに違いないとか、
私のせいで不機嫌になっているんだろうとか、
古い経験を元に判断してしまいます。

この「なんとなく判断」や「古い記憶や知識」
「古いイメージや文章の筋道」のまとまりをスキーマと呼びます。

自分のスキーマに矛盾しない情報は、積極的に取り入れられます。
「きっと悪口を言われているに違いない」と思う情報は取り入れると
いう感じです。

逆にスキーマに合わない情報は、無視や省略され「認知の歪み」となります。
仲良く話をした経験は、「偶然だ」と認識されます。

患者にとって、「無条件に反応している世界」が当たり前の世界だと思っています。
「きっと悪口を言われているに違いない」という世界が95%
悪口を言われない世界が5%だという信念があります。

親から教えられたルールを守って生きているのに、
心の中は不安で心細く、絶望の世界が当たり前だと思っています。

この「無条件に反応する世界」を手放すということは、
今まで生きてきた信念や世界がひっくりかえる感覚だそうです。

私がスキーマ療法を始めた時は、とても難しいと感じました。
ある日、急に理解できたり、またしばらくすると知識が混乱したり、
「だから、なんやねん😠」とイラついたりしました。

使われている言葉が難しいのも難点です。
訳された本なので、トンチンカンな文章もあります。
文化の違いも有り、日本人に合っていない面も感じます。

なので、私の心に刺さった部分を紹介していきたいと思います。
ご興味のある方は図書館でも借りれる本がありますので、
ご一読ください。

お読みいただきありがとうございました。

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