見出し画像

ラスベガスのBest Buyは何も無い。T-Mobileで5Gスマホを無料入手(実質)

ラスベガスに到着したからには現地スマホを買わねばなりません。まあ買わなくてもいいんだけど、今回はアメリカ国内で通話を数回する必要もあるため、電話番号があったほうがベター。なのでプリペイドSIMカードとセットのプリペイドスマートフォンを買うことに。

事前に各キャリアの情報などを調べてみたのですが、プリペイド端末の価格は以前より上がっている感じがします。もちろん今でも50ドル以下の端末はあるのですが、1年以上前のモデルだったりとかなり古め。そしてどうせ買うなら5Gモデルが欲しいのですが、そうなると100ドル以上。一番欲しかったのはTCLのスタイラス内蔵モデル「TCL Stylus 5G」ですが、優待販売はなく定価249ドルのみの模様。

2年前はたしかT-Mobileで自社ブランド5Gスマホ「REVVEL」が2か月分の料金で端末代無料だったりしたので、今回も狙いはT-Mobile。2023年はREVVEL 6シリーズを出しています。また同社傘下のMetoroやBoost Mobile、Cricket Wirelessもラスベガス市内(西側)にあるので回ってみました。

1月1日、ラスベガス到着後、ホテルに荷物を置いてからまずT-Mobileへ。MGMホテルの並び、ストリップというなかなかいいロケーションのお店です。ショールームも兼ねているのでしょうが、実は通りの人の量に対して店内はいつも空いています。まあラスベガスまで来てキャリアの店に行く人はいないのでしょう。T-Mobileとしてもここに店を開く目論見がはずれているかもなあ。オープンしたのは数年前、それから毎年立ち寄っています。

店内に入るとすぐにスタッフが声をかけてくるのでゆっくり見ては回れません。まあ「端末見たい」と言えば自由に触らせてくれるでしょうけどね。今回は夕方で時間も押してきたので「プリペイドスマホが欲しい」と要件を伝えると早速案内してくれました。在庫があるのは
・Samsung Galaxy A13
・Motorola moto g 5G
のみ。110ドルで40ドル/月料金2か月込みだそうです。TCLは「プリペイドは無い」とのこと。TCL Stylus 5Gはネットでは在庫アリになっていたんだけど、たぶん249ドルの定価販売のみだけのようです。

ひとまず100ドルちょいでSIMと端末は買えることがわかったので、路線バスに乗って西側へ移動します。空港を出た14:30にバスの24時間チケット(5ドル)を買っていたのでそのまま乗車可能。201番に乗ってMaryland Pkwyまで約10分、そこで119番に乗り換えて北上して5分でEast Flaming Rdへ。スマホアプリのTransitを入れておくと、各バス停付近のバスの接近案内と到着予定時刻がわかるので便利。路線バスの時刻表はオンラインでPDFで落とせますが、実際の時刻はアプリを使ったほうが確実です。なお路線バスの運行頻度はだいたい1時間に20-30分おきです。

Maryland PkwyとEast Flaming Rdの交差点は、付近に店がたくさんあります。またここから北上していくと西側に大型の路面店がいくつも並び、北上15分ほどで後述するBoulevard Mallに到着できます。途中にはBest Buyもありますが、そちらは明日にすることにします。

まずはMetroへ。17:30くらいですがすっかり暗くなっていました。

ここから先は

1,913字 / 11画像

山根博士のスマホ取材の裏側

¥500 / 月 初月無料

香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?