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Hisense、2x2MIMOと5GHz Wi-Fi搭載の「小章魚」を投入

Hisense(海信集団)はWi-Fi機能を強化した『D1-M(小章魚)』を発表した。「Wi-Fiデュアルチップセット、デュアルバンド、デュアルアンテナ」をウリにしており、4Gより高速通信が可能だという。

デュアルチップセットはBroadcomのWi-Fiチップ「BCM-4354」をSoCとは別に搭載。このチップは2.4GHzに加え5GHz(802.11ac)に対応(デュアルバンド)、そして2x2 MIMO対応のデュアルアンテナを搭載。これにより5GHz利用時は300-400Mpbsの高速通信を実現している。

なお理論上は860Mbpsに対応するが、きちんと実測で表現するあたりは好感が持てる。また本体内の2本のアンテナをINとOUTに使い分けることで、Wi-Fiアクセスポイントの中継点となるWi-Fiブリッジ機能も搭載している。

スマートフォン本体の性能はオーソドックスで、5インチディスプレイや800万画素カメラなどはミッドレンジクラス。価格が若干高いがLTEを超える高速通信対応とあらば納得できるレベルか。今後ハイエンドモデルにもBCM-4354の搭載を進めてほしいものだ。ボディーデザインはオーソドックスだが独自のVision UIで差別化を図る。

スペックはSnapdragon410(MSM8916)クアッドコア1.2GHz、5インチHDディスプレイ、RAM2GB / ROM16GB、メイン800万 / サブ200万画素カメラ。TD-LTE、TD-SCDMA、GSM対応。Android OS 4.4 / Vision UI 2.0。サイズは135.8 x 67.8 x 9mm。価格はRMB1399。

http://shop.hisense.com/hisense%E6%B5%B7%E4%BF%A1d1-m


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