この記事はGoodpatch Anywhere アドベントカレンダー1日目の記事です。初日から公開が遅くなってすみません。。

自分は2021年7月にゴルフスクールに通い始め、週3で練習し、1年間で35ラウンドしてベストスコア100程度の初心者です。

この機会にゴルフを始めて1年ちょっとで得た知識や、やってよかったこと、失敗したことなどつらつら書いていきます。これからゴルフ始めてみたいという方の背中を押せたら幸いです。ゴルフ歴の長い方や中級者以上の方は優しい目で読んでいただくか、別に学びはないので読まなくて良いと思います！

なぜ始めたのか

ゴルフには前々から興味があったのですが機会に恵まれずにいました。引っ越しに伴い、近所にゴルフスクールを見つけたので門を叩きました。

打ちっぱなしにも行ったことがないし、周りにゴルフの相談をできる人もいない、文字通りゼロからのスタートでした。

スイングをゼロから習う

なにせ何から練習したら良いかもわからないので、近所のPGAティーチングプロが教えてくれる教室に通いました。結果これは大正解で、いろんな人の話を聞きましたが最初にレッスンプロに習うのが一番コスパがいいんだそうです。おかげで2ラウンドに1回くらいスイングは褒められます。社交辞令だろ

クラブの握り方からアドレス（構え方）、体重移動まで徐々にステップを踏んで教えてもらいました。1回50分のレッスンで、いわゆるフルショットの振りにうつったのは5回目のレッスンです。それまではハーフスイングの練習をひたすらやってました。

レッスンだけではうまくならないので近所の打ちっぱなしにも通い始めます。練習場デビューはちょっと緊張しましたが、土日よりも平日夜が適度に空いていて料金も安めで良かったです。

練習場の料金は需供で変わります。よく行く世田谷の大蔵第二は安い方で1球15-16円ですが都内は全般高いです。最初は球数を稼ぐためにも打ち放題があるところか、値段重視で安いところに行った方が良さそうです。

とにかく練習する

「レッスンを2週に1度くらい受けて練習場でそれを練習する」の流れで8ヶ月くらいやりました。レッスン内容の復習を週3程度の打ちっぱなしで実践です。1度の練習でおよそ150球くらい。

ゴルフはウェッジからアイアン、ウッドまで10本以上を打ち分けるため習熟に時間がかかります。本数も多い上に特にウェッジ（グリーン周りで使う球が上がりやすくて短いクラブ）は多様な打ち方あって、ボールの置かれる状況も無限大なのでおそらく一生練習が必要です。

練習を記録する

レッスンで教わったこと、気づいたこと、課題などをスプレッドシートに記録します。教わったことを忘れないためと、練習の習慣化が目的です。練習記録を見ると、ここまでやったんだからもうやめられないという心理が働き、やる気が継続します。自分はこのメソッドで英語学習と筋トレを習慣化しました。

この記録は半年で約1万球打った頃にやめてしまいましたが、その頃には目的だった習った内容の復習と習慣化は完了していました。今では会社のSlackチャンネルに練習記録を投稿してログにしています。

1年間で練習した球数は3万球くらいだと思います。社会人になってから始めると、この球数をこなすのにお金がかかるのが最大のネックです。プロや幼少期からやっていたり部活でやっていた人たちはすでに50〜100万球打っている上、ラウンド経験も千回を超えるそうなので、アマチュアはおそらくいくら頑張ってもYouTubeの上手い人たちにはなかなか追いつきません。最近パープレイを達成したMZこと前澤さんは本当にすごいんですよ。

クラブを手に入れる

モチベーションを高めるため、レッスンを受けた次の日にクラブを買いに行きました。新品で揃えると高いので中古クラブで一式揃えます。少し予習していきましたがメーカーも種類も全然わからないので素直に店員さんに「これから始めるんですけど、10万円くらいで一式揃いませんか」と相談して購入します。

ボールとバッグも買って税込11.5万円でした。

自分は周りにゴルフをやっている人がいなかったので仕方なく買いましたが、やはり揃えると高いので友達から借りたり貰えるならそっちの方が良いですね。

後から知りましたが、この時「本気で上手くなりたいならコレ」とおすすめされて買ったアイアン、MIZUNOのMP-64はヘッドが超小ぶりで難しく半年後に買い替えています。流石に超小顔のマッスルバックは初心者にきついですよ店員さん。今はPINGのG710アイアンとG425系でウッドを揃えました。

場数を踏む

スクールの練習ラウンドに参加する

最初はスクールの先生主催のラウンドレッスンに参加しました。ゴルフ場でのマナーも教えてもらますし、雰囲気を味わうだけでもテンションが上がります。最初は真夏のハーフラウンド9Hでしたがもうヘトヘトでした。

本物の芝だから地面がえぐれるし、傾斜から打つなんてやったことないし、バンカーとかどないすんねんってキレるレベルです。練習場で打つのとはわけが違うのだとゴルフの難しさを痛感します。

1人予約でラウンドする

何度か先生とラウンドし、ゴルフになり始めた11月末ごろに楽天の1人予約でラウンドに行き始めます。初対面の下手くそと回るのはご迷惑だったかもしれませんが、コミュ力を振り絞り、プレイファーストの精神でなんとか食らいつきながら20回くらい1人予約でラウンドしています。一緒に回ってくださった方々本当にありがとうございます。

初めてのレギュラーティでは134打ち、全力ダッシュでヘトヘトになったのを覚えています。ボールも20球くらい持っていきました。

ちなみに楽天GORAで1人予約できる千葉のマクレガーGCは完全1人スループレイができるので、周りの視線が気になっちゃう人は良いかもしれません。1人なので約3時間で18H回れますし、平日早朝スタートなら10時には終わって帰れます。

会社のサークルに入る

後から知ったのですが、会社にゴルフサークルがありました。ただ活動頻度は2ヶ月に1回くらいなので数回しかご一緒できてません。ゴルフサークルや部活の活発な会社は羨ましいです。

社会人ゴルフサークルに入る

サクッと予約できる1人予約でも良いんですが、ゴルフ友達を作りたいし、どうせなら知ってる人と回りたいと思って社会人ゴルフサークルに加入しました。

参加しているFree Golfの代表はゴルフ好きすぎて脱サラしているという尖りっぷりで、メンバーは300名いて毎週のようにラウンドがあります。希望者はゴルフ場まで送迎までしてくれるので気軽にラウンドに行けます。
僕のような初心者の方もWelcomeで、20-40代のいろんなゴルフバカ好きがいらっしゃいます。

https://www.instagram.com/free___golf/

知識をつける

本を読む

最初に本を買っても何を言っているかが理解できず、ゴルフ雑誌のレッスン系記事もちんぷんかんぷんでした。1年たって見返すと学びが多いですが、何もわからない最初のうちはやはり直接教えてもらう方が効率が良いかもしれません。

漫画を読む

若い人はライジングインパクトやキングゴルフ、40代以上には風の大地やプロゴルファー猿でたまに話に花が咲きます。リアルで旗包みショットを見たときはめっちゃ盛り上がりました、僕だけ。

基礎体力をつける

ジムに通う

飛距離と安定性が欲しくてジムに通ってます。詳しく書きませんがバーベルスクワットなどの脚系から主に体幹系が一番効果を実感します。

ゴルフ特化のウェイトトレーニングは星野豪史さんのYouTubeにある目指せデシャンボーシリーズに詳しいです。あのパワーハウスジムのトレーナーさんが教えているので追い込みが半端ないっす。ダンベルまわしとか真似できるやつを取り入れています。

柔軟性も大事

ゴルフは柔軟性といっても過言ではないほど、特にプロ選手の柔軟性はレベチです。肩が十分回ることでクラブを生かす理想の軌道が生まれるんだとか。
ゴルフ向けのストレッチ動画もたくさん上がっているので検索してみると良いです。

情熱を絶やさない

プロの試合を見たり、上手い人と回るとモチベーションが上がります。

プロの試合を見る

マジで異次元です。飛距離はもちろんパットの距離感、スピンコントロール、スーパーショットの数々にワクワクします。自分は日本男子ツアーをよく見ますが、女子ゴルフの方が全然人気があります。先月は男子PGAツアー（野球でいうメジャーリーグ）のZOZO CHAMPIONSHIPも見に行きました。世界の松山はもちろん、選手を覚え始めると見るのも楽しいです。AbemaでもAbemaリーグが見られますね、仕事中に見たりはしてないですよ。

おすすめは堀川未来夢プロのチャンネルで、プロ選手のクラブ紹介で人となりが見えるも面白いです。曲がらない男　稲森選手の回は神回です。

更新頻度が高く、垂れ流し的に見ていられるのはSho-time Golfです。主催のShotaさん自身もプロテストに合格しプロになりました。真剣にラウンドする動画も良いですが、わいわい友達とラウンドするのが楽しそうです。投身自殺ショット回は何回見ても笑わせてくれます。

最後に紹介したいのはエンター豊田の飛ばしま専科です。準レギュラーのちゃんひよ登場回は爆笑必須。モチベが上がるというより普通にバラエティチャンネル枠です。

最後に

始めてからこの1年でゴルフに見事にハマりました。

ゴルフ場の空気も大好きです。

またこの1年で20代から70代まで幅広い年齢層の方々とご一緒してきました。社交スポーツだとも言われますが、確かにいろんな人と交流する機会を得られるのも魅力かもしれません。

74歳でバックティから回るのを見てあと40年は楽しめるんだとワクワクしましたし、300ヤード飛ばすビギナーや、足を骨折しながらラウンドする女性、アイアンが苦手すぎて1本もバッグに入れていないなんて人もいました。

つらつら書きましたが、ゴルフは自分にとっては超楽しい趣味になりました。これからゴルフ始めたいって方の背中を少しでも押せていれば幸いです。
2023年の抱負はゴルフ会員権をゲットすることです。来年も仕事とゴルフがんばります！！！
　
それでは