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「扇の日」にちなんで

5月1日は「おうぎの日」です。
この日を記念日に制定した京都扇子団扇商工協同組合のHPには、その理由が次のように記されています。

平安王朝の時代、5月1日(旧暦4月1日)は宮中で『給扇の儀』が執り行われる日でした。
それは夏の到来に備え、帝から内侍に柳筥に納めた夏扇を賜るというものでした。
また日本文学の代表的 “恋” 物語として紫式部の『源氏物語』があり、愛し合う男女が互いの扇を贈り合い、将来を約束する文化が描かれております。

京都扇子団扇商工協同組合HPより

平安時代は扇に和歌をしたため、相手に想いを伝えていたそうです。とても風流ですね。大河ドラマ「光る君へ」にも今後、そんなシーンが出てくるのでしょうか。

今日は“扇の日”にちなんで、ほんのひとときに以前掲載したこちらの記事をあらためてご紹介します。

1718年(享保3年)、西本願寺前に創業した京都の扇子メーカー・白竹堂はくちくどうさん。伝統的な製法を守りつつ、現代のシーンに合わせたデザイン性を取り入れているのも特徴です。母の日のプレゼントにもよさそうですね。

▼白竹堂(公式サイト)
https://www.hakuchikudo.co.jp/

また、ほんのひとときの切り絵ロゴを作ってくださった切り絵作家の佐川綾野さんも、京都の塩見団扇さんとコラボした切り絵団扇のキットを作られています。

ハサミやノリやカッターを使って自分の手で完成させた団扇は、愛着もひとしお。涼しげな紫陽花の柄も、これからの季節にぴったりですね。

▼切り絵団扇キット【紫陽花】
https://riculi.thebase.in/items/75906057

5月19日(日)に開催される「文学フリマ東京38」では、ほんのひとときの切り絵ロゴをあしらったこちらの栞も配布します。ぜひお立ち寄りください!

▼文学フリマ38東京
https://bunfree.net/event/tokyo38

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