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マシュマロさんへのお返事です(24.01.24)

こんにちは。
最近、心ざわつくニュースが多くて、なにを見ていても「これ笑っていいのかな…」と心底楽しめることが遠くなったように感じています。

そんなモヤモヤは日々積もってく一方で、意見や愚痴を吐き出したいわけでもないけど、ただやわらかく話せる場所が作れたらと思い、マシュマロを開設しました!

そして早速たくさんの方から、メッセージをいただいてるんですけど、なかなかお答えできてなかったので、今日はここでドドっとお返ししていきたいと思います。

※ここでは僕へのメッセージの部分(漫画の感想や応援のお言葉など)は割愛させていただきます。しっかり読んで受け取らせていただいてます!本当にありがとうございます。



私は女の子なのにとある病気で坊主です。鏡を見るたびに落ち込んだり、人に会うたびにビクビクしてしまいます。何かメンタルがやられない方法はありますか?私事ですみません。

まず、おそらく勇気を振り絞って、送ってくださったんじゃないかなと思います。送ってくれて、ありがとうございます。そして私事でいいんですよ。そういう話をしたくて、ここを作ったので!

ビクビクしてしまいますよね。それだけで心が疲れてしまうんじゃないかと思います。

ぼくの友達にもずっとウイッグの女の子がいて、詳しいことは知らないですが「薬の副作用で」とまでは聞いたことがあります。その子は人前では絶対に気にしてる素ぶりを見せずに明るくいて、すごいなと思っていました。

ちなみにその子は、いろんな種類のウイッグを金髪、ボブ、ロングと日替わりでつけて楽しんでるようにも思えました。でも、本当は明るく、前向きにいようと頑張っていたんじゃないかなとも思っています。

そんな友達を見て感じていたことと、ぼくがお世話になっていた公認心理師の中山さんからいただいた言葉から、参考になればと思うのですが。

"しない"ではなくて"する"を考えてみるのはどうでしょうか。

中山さんが言ってくれた例え話なんですが
「ピンクのゾウを想像しないでください」って言われた瞬間、頭の中にピンクのゾウが浮かんでませんか?

逆に「虹色のキリンを想像してください」って想像した瞬間に、ピンクのゾウは頭の中からいなくなって…ますよね?もしかして仲良く戯れてます?

とにかく…「やめる」とか「気にしない」は難しいので「する」を考えてみるといいそうです。

なので、ぼくの友達がしていた「ウイッグで楽しみを作る」のようなことを考えてみるのもいいんじゃないかなと思いました。とはいえ、完全に気にしなくなれるわけではないので、少しずつ慣れながら、進んでいければいいなと思います。

ちなみに…ぼくはアゴにコンプレックスがあります。
首からアゴにかけてもっちりしていて、境目がないというんですかね…。それがすごいイヤなんです。鏡を見るたび、写真を撮るたびに「うわぁ」と思ってしまうので、できるだけ写真に写らないように生きてきました。

でも、子どもが生まれて、家族との思い出を残すためにも、このコンプレックスを解消したいと思い、あごを隠すため、あごヒゲを生やそうかと考えました。

でも、そこでも以前テレビかなんかで見た「ヒゲ生えてる男はイヤ」という意見がずっと頭の中にあって、イヤがられるんじゃないかと思って、生やせずにいました。あと、ヒゲ生えてると偉そうに思われるかもしれない…という僕の中の偏見。

そんな時に、中山さんの話を聞いて、他人を気にして「しない」ではなく、自分のために「する」を選んでもいいよなという考えに辿り着くことができました。なので今はしっかりあごヒゲを生やしています。

少しでも参考になれたら幸いです。そして、お大事にしてくださいね。少しでも早くその悩みが晴れることを祈っています。


なかなか転職出来ずに焦っています。 前の職場の環境が合わなかったようで精神的に苦しくなり辞めてしまってから次の職を上手に探せずにいます。 自分のスキルに自信がなくなった事やそもそも前職で任されていた業務がやりたい事なのかがわからない事が苦しいです。 自分が何者にもなれないような気持ちで苦しいのですがどのように考えるといいのかヒントをいただけると嬉しいです。

転職できずに焦る気持ち、すごくわかります。
ぼくも今までバイトは数十回、会社員になってからも3回転職をしてきました(今はフリーランスなんですが)。

会社員時代の話ですが、1社目は27歳で入社した訪問営業の会社で、1件1件インターホンを押して、インターネットの勧誘をしていました。
契約はそこそこ取れて、歩合制だったこともあって、給料は良かったんですけど、たまに怒って出てくる人がいたり、怪しい目で見られたり、本当にこわくて、ある日胃の痛みが取れなくなって辞めました。1年半ぐらいだったと思います。

2社目は小さな広告代理店で、ここでも営業をしていました。
29歳で入社して周りは20代前半。場違いすぎる環境だったけど、みんな仲良くしてくれて、居心地は最高によかったんです。仕事も楽しくて、年齢的なこともあって責任の大きい仕事を任せることも増えて、スムーズに昇進してました。

で、昇進と同時に異動になった先で、本当にどうしようもない先輩がいて(仕事が適当すぎてお金のトラブルまみれだった)、その人の尻拭いする毎日にうんざりして、上司に文句をぶちまけて辞めました。ここも1年半ぐらい。

3社目は小さなデザイン会社で、ここでは営業と、なんか色々してました。
というのも、仕事という仕事は決まってなくて、いつも社長から「なんか仕事作ってきて」と丸投げされる毎日で、どうしていいかわからず辞めました。ここも1年半ぐらい。

5年で3社働きました。たいした功績は残せなかったし、貢献もできてないし、そもそも会社という組織の中で働くのは向いてないんだなと感じたことは確かです。学力も教養もなくて、適当な人間なので。

でも、その間ずっと漫画を描くという、自分の好きなことを並行して続けていました。だから、会社で働いてる時は「会社は生活費を稼ぐためだけに行ってる」と、能力とかやりがいみたいなものは求めていませんでした。

営業も嫌いです。人付き合いも苦手です。接待とか内心バカにしながらヘラヘラしちゃうタイプです。「でも、とにかく続けていればお金がもらえる」ぐらいでした。もちろんいるからには楽しくいようとは考えていましたが。

なので、ぼくなりの回答で、参考になるかわかりませんが。

会社や働く中で、スキルとかやりたいことを見つけるんじゃなくて、1日の中でやりたいこととかできることをみつけて、それを続けるために働く。みたいな考え方でもいいのかなと思っています。

とはいえ、しんどい職場はイヤですよね。だから居心地のいいところに、いれるだけいる。とか、やってみたいからやってみる。違うから辞める。それぐらいでいいのかなと思います。

あと、社会の中で何者かになろうと考えると、自分が小さく思えてしまうので、なにか熱中できるものを見つけるといいかもしれません。熱中してると、楽しいし、何者かになりたいって思うことも減ると思います。
そして、そこから少しずつ「たくさんの人に知ってもらいたい」みたいな気持ちが芽生えてきた時に、何者かに近づくんじゃないかなと思います。

あ、あと、職場の環境が合わなかったのは、あなただけのせいじゃないと考えていいと思います!他の人や仕事、タイミングもあるかと思います。いろんな要素があるので、環境が変われば考え方も、感じ方も変わるはずです。
自分のせいだと考えてしまうと、次の職場でもそういう部分に目がいってしまうかもしれないので。

社会経験が少なくて、たいしたヒントもお渡しできなかったかもですが、そんな人でもなんとか生きてるってことを、小さな励みにしてもらえると幸いです。


去年の末に新しい推しができたのですが、年が明けてから少しうつ状態が戻ってしまい、残りの人生を楽しみたい気持ちと世界で巻き起こっていることに対する恐怖や不安で自分のこころがふわふわと空中に浮かんでいます。 2月にお友達とする個展のようなものの成功と新しい推しに一目でもいいから会うことが身近な目標です。 そして世界中の生物たちが幸せに過ごせるようにと心から願っています。

文章からやさしさが滲み出ていて、あったかいお茶を飲んでいるような感覚でした。ありがとうございます。

「推しができた」っていいですね。ぼくはずっと推していたアイドルが引退して以降、なかなか推しが決められず、最近ではもっぱら野球選手のインスタばかり観ています。それも推しのひとつなんですけど。

でも、最近思うのは「人を応援する」っていうのは、すごく心にいいことだなと思っています。推しの活躍や、イベントの成功を願ったり。一緒になって興奮して、ほんと元気になりますよね。

それでもって不安な気持ちにふわふわしてしまうのも、すごくわかります。純粋の楽しんでいいのか?という、どこか悪いことをしてしまってる感じもあるんじゃないかと。

そういう意味では2月の個展はいいですね。きっと、喜んでくれる人の顔を見ると「良かった」と感じられるんじゃないかなと思います。
漠然とした広い世界のモヤモヤも気になりますが、目の前で起きてることひとつひとつをしっかり味わってみると、気持ちは変わりそうな気がします。成功を祈っています。

ですが、うつ状態とのことで、お身体、お心心配です。美味しいもの食べまくりでご自愛しまくってくださいね。


今回はここまでにさせてもらいます!

本当にたくさんメッセージをいただけて、嬉しい言葉から深刻な悩みまで。全部返したい気持ちはありつつも、返せなくてごめんなさい。また時間を作って、できたらと思います。

そんなわけで最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

あと、本もあるので、よかったら読んでみてください。


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