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大人でも「14年間の学割」を、5万7000円でゲット!? 放送大学ライフハック

先日、「放送大学」についての書き込みが目についた。

どんな内容かというと、「放送大学は入学金と授業料が安いので、学生の身分を手に入れていろいろなところで学割を受ければ、十分に元が取れる」というもの。

なぜ興味をひかれたのかというと、もちろん、学割が受けて、得をしたいからだ。

現在ぼくが通っている42Tokyoは一応学校であるものの、政府から公式に認可された「学校」ではないため、学割を受けることができない。

なので大好きなアップル製品を買うにも学割が適応されず、とても残念に思っていた。

そこで、もしかしたら「放送大学」は使えるのでは!?と思い、リサーチをしてみたというわけだ。


コスト計算

放送大はいろいろな種類の学生があるので、以下に列挙してみる。
・全科履修生(在籍期間4年〜、入学料24,000円)
・選科履修生(在籍期間1年、入学料9,000円)
・科目履修生(在籍期間半年、入学料7,000円)


このうち、「長く学割を受ける」ことと、「基本、全科履修生以外の学生に対しては学割が適応されない」ということを考えると、「全科履修生」の一択となる。

入学時に必要な金額は、以下の2つを合わせた「3万5000円 」となる。
・入学料: 2万4000円
・授業1科目(2単位):1万1000円

これで2年間ほど在籍ができる。

2年間授業料を払わないと除籍になってしまうため、入学してから3年目、5年目、7年目、9年目に授業1科目(1単位)分 の「5500円」の支払いをすれば、「10年間」ものあいだ学割を利用することができる。

上記すべてを合計すると、10年間で「5万7000円」。

さらに「4年間の休学」も認められているので、合計すると「14年の間」、学生でいることができる。

メリット1: 学割

一番のメリットはなんといっても学割が適応されることだろう。

ざっと調べただけでも、以下のような学割を受けることができる。

・アマゾンプライム
・アップル
・マイクロソフト
・Adobeソフト
・タイムズカーシェア
・博物館・美術館などの文化施設
・交通費(放送大学のキャンパスに通うための経路に限られる)
・携帯電話(ドコモ・ソフトバンク・au)

メリット2: 国立美術館の利用特典

放送大学は、「国立美術館キャ ンパスメンバーズ制度」へ加入しており、学生は各美術 館において「所蔵作品展無料観覧」および「特別展、共催展割引観覧」等の特典を受けることができる。

利用できる美術館は以下の6箇所だ。

・東京国立近代美術館
・京都国立近代美術館
・国立西洋美術館
・国立国際美術館
・国立新美術館
・国立映画アーカイブ

メリット3 大学卒業資格が欲しければ、学士取得も安い

放送大学では、学士資格を124単位、約70万円程度で取得可能だ。

放送大学でもらえる学士は「学士(教養)」で、英語だとBachelor of Arts (B.A.))となる。

6つのコースから1つのコースを選ぶことができ、心理学から情報学など、幅広い教養を培うことができる。

出願時期

放送大学の入学時期は年2回で、4月と10月のみとなっている。

肝心の出願時期だが、次回の10月入学の出願期間は6月中旬~9月中旬だ。

所感

個人的には学士も必要なく、国立美術館も行かないと思うので、14年間「学割」で5万7000円の元が取れるかどうかがポイント。

学割の中でも最も使用しそうなのが、アップル製品の学割だが、買う商品と買う頻度、買うタイミングによっては元が取れるかは正直微妙なところなので、今回は見送ろうと思う。

Adobe製品を本格的に使用することになったら、再考したい。

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