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Headwolf HPad6の購入と使用感

先日のAmazonのセールの際に、ずっと悩んでいたHeadwolf HPad6というAndroidタブレットを購入しました。

カタログスペックの高さの割に安いのが特徴的だったのですが、しばらくどうしようかなと迷い初めて幾週間。

結局割引クーポン込みで3万円を切っていた上に、Amazonセールのポイントを入れると約28000円近い値段になるところで決断して購入しました。

セールやクーポンがなければ4万円台中頃なので、3分の2近い値段で買えたことになります。

詳細なレビュー自体は、中華タブレットに詳しい著名ブロガーさんの記事を読んでもらえば良いと思いますが、個人的な感想として書いていきます。

まず外箱。白い外見のものはiPhone、iPad以降お馴染みですね。中華タブレットの大半がこんな感じの箱だと思います。

タブレット本体以外の付属品は、説明書、ACアダプタ、USBケーブルだけです。ACアダプタは最大出力20Wです。ケーブルはUSB-C同士の端子です。

外見の質感は結構良くて、アルミ削り出しっぽさが若干ある感じの樹脂製です。

画面側には保護用のフィルムが貼られていて、アンチグレアが良い感じだったので剥がさずにそのまま使用することにします。

持った感じは非常に軽く感じます。このサイズでこの軽さはただ者じゃありません。アルミやチタンじゃないことを逆に証明しています。

ただ、残念なことにスリープ・音量ボタン付近の画面を押さえると、ちょっとギシギシします。少し隙間があるのでしょうか。この辺は安さとトレードオフかも知れません。

いざ起動。強制縦画面で変えられません。SIM刺せる中華タブレットは初期に電話仕様になっていることは多々あります。

付属のUSBケーブルをメインスマホPixel 7aにつないでアプリや設定をコピーし、使用開始。

Nova Launcherを使って横画面にしてみます。ちなみに設定画面を見ると、いきなり開発者モードが有効になっていてビビりました。こんなのは日本製ではさすがに無理でしょう。余計なことをして動作が変になり、
「壊れた!」
と騒ぐ消費者が出てくることが容易に想像できます。

さすがに12インチで動画を見ると満足度が高いですね。さらにスピーカー穴が4箇所あるのでステレオで音楽が自然に聞こえてきます。

12インチというと、昔使っていたMacBookが12インチでしたけれど、それクラスのノートパソコンと同じ画面サイズだと考えるとそりゃ動画閲覧が快適なのは当然です。

SoCのHelio99も良いですね。これまで使っていた安い中華タブレットとは比べものになりません。重いゲームをする人には物足りないかも知れませんが、ゲーマーじゃなければ十分でしょう。ゲーム以外の用途で物足りないシーンが思い浮かびません。

セキュリティで設定した顔認証も高速でロックを解除してくれます。高速すぎて本当に動作しているのか疑うレベルです。

OSは最新のAndroid14が入っているのがありがたいですが、こういうタブレットではよくあるのがそのメーカー独自のUIにカスタマイズされていることです。しかしこのHeadwolfはそんなことをせず、素のままのAndroidを載せてくれているのが尚更良いところです。もしかしたらこのメーカーも大きくなってきたら独自UIを載せるかも知れませんが。

内部ストレージは256GBです。これだけ内部にあれば使う必要が無いかも知れませんが、microSDカードも使えます。最大2TBまで使えるらしいですが、手持ちのカードで一番大きい容量の512GBのもので動作は確認出来ました。

通信用のSIMカードも使えます。というか通話も出来るらしいですが、12インチタブレットで電話する人ってどれくらいいるんでしょうか。ワイヤレスイヤホン使えば良いのでしょうが、そもそも持ち歩くつもりはありません。

モバイルネットワークについては、mineoのソフトバンク回線のもので試しましたが全く問題なく使えました。

しばらく使っていけばまた違った感想が出てくるかも知れませんが、使用初日における感想としては満足しかないですね。このクラスのAndroidタブレットが最低ラインになるのなら、iPadとも戦えると思いますが、性能もしくは価格あるいはその両方で劣るタブレットがたくさんある以上、まだまだiPad優位の時代は続くでしょうね。私も他人に勧めるなら何も考えずに使えるiPadを勧めます。ただ、ITガジェットに詳しいAndroid使いの人なら、このHPad6クラスであれば十分満足できるでしょう。

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