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いつも「ありがとう」って思い続けたいし伝え続けたい-大切な朝の時間

このところ娘が徒歩で登校するようになった。

ので。

娘を送り出したあと、出勤前に彼の家に立ち寄る。
だいたい20分ぐらいの短い逢瀬。

もちろん、行ける日もあるし行けない日もある。
それは私次第。

でも彼は「いつでもおいで」と言ってくれる。

「いまから行くね」とラインをすると、私の到着に合わせてコーヒーを淹れておいてくれる。

玄関をあけてキスをして。
おはようって言いながらリビングに入る。

彼の膝の上に乗って。
ハグをしてキスをしながらおしゃべりをする。

お互いに気がのって「あと10分しかないけど?笑」と言いながらエロに突入する日もあれば。

「仕事が忙しくて身体がダルい」と言いながら、交互に背中のマッサージをし合う日もあるし。

おしゃべりしながらチョコレートを齧るだけの日もある。

そんな光景が私たちふたりの日常になりつつある。

だけど。


大好きな人がいること。

好きな人が私のことを好きでいてくれること。

好きな人に何も考えずに「好き」って言えること。

好きな人が「いつでもおいで」って言ってくれること。

玄関をあけると、いつも笑顔でキスをしてくれること。

「来てくれてありがとう」って言ってくれること。

愛おしそうに私を膝の上に乗せてくれること。

ハグをして「幸せ。大好き。愛してる。」を繰り返し伝え合うこと。

私が仕事に向かうときには「行ってらっしゃい」と車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれること。


それは、全部全部、当たり前のことではない。

いつか、無くなってしまうもの。

永遠には、続かないこと。

それを常に心に留めている。

でも、できるだけ長く続けたい。

だから、毎日、毎日、彼に何度もお礼を言う。
「私と一緒にいてくれて、ありがとう。私を受け入れてくれて、ありがとう。」

彼も何度も言ってくれる。
「来てくれてありがとう。僕と一緒にいてくれて、ありがとう」

この幸せな関係が、奇跡的なものだって。
当たり前ではないことだって。

彼も私も知っている。

今まで何度となく「続かなかった恋」を経験してきたふたりだから。

お互いの努力と感謝が無かったら続かない。
どちらかが努力と感謝を忘れたら壊れてしまう。
それを、知っている。


「いまのふたりを続けたい。」

きっと、お互いにそう思いながら、感謝の言葉を日々、重ねている。