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安井金比羅宮へ

とある晴れた日。
京都にある縁切りと縁結びで有名な神社、安井金比羅宮へ行った。

今の職場よりもいい職場との縁を結んでもらえたら‥という少し邪な考えの元だ。
正直スピリチュアルに頼るのも‥とは思いつつ、前々から行ってみたかったのと今年は厄年なのもあり、この際悪い縁は全部切ってもらおうというものある。
Xで検索をかけると、すごく効いた!という声も多数。偶然かもしれないがこんなに良い声があるのも面白い。効かなかったという声もあるが、それならそれで相性が悪かったと割り切っておく。

空気が悪いという声も

行った人の感想で空気が悪いというのもあって正直、行く道中は緊張した。携帯を片手に祇園の街を歩いていたけれど、目的地に近づく度に大丈夫かな?という不安がまとわり付いてくる。
大通りを抜けて、住宅街の中を歩いていく。
少しずつ人が減り歩いているのは私くらいだった。
目的地の安井金比羅宮の大きな鳥居の前に来た時、不思議と明るく感じた。真っ昼間かつ快晴という事もあるかもしれないけれど、私はそう感じたのだ。

形代に願いを

神社自体はそこまで大きくないし、思ったよりも人が居て、行列が出来ている。
多分有名な石碑の穴をくぐる為だろう。
とりあえず参拝の順番も分からぬまま、白い紙を手に取り願い事を書いていく。説明には紙一枚につき100円ほどのお金を箱に、願い事は何個でも書いていいらしい。
この白い紙は形代(かたしろ)と呼ばれ、自分の身代わりになるもの。石碑を潜った後貼り付けるのだ。
自分の願いを書き、形代を持ち列に並ぶ。
列の横には絵馬があり、みんなの願い事が見れてしまう。チラッと見たが仕事関係の内容と家族の健康を願うのが多かった。
私も自分の事だけじゃなくて、家族の健康を願えばよかったかもなと絵馬を見ながら少し後悔。
願いが叶ったお礼の絵馬もあって、私も同じ絵馬を書けたらいいなと思ったりもした。

石碑での不思議な感覚

列に並んで約10分程だろうか。
私の順番が回ってきた。
私よりも前の人たちが潜るのを見ていたけれど、思ったよりも苦労していて大変そうだった。私の番が来た時、石碑の穴をマジマジと見たが小さい気がする。私よりも細い人達が通りにくそうにしていたのが分かる。
形代を持ち、石碑に向かって一礼し穴を潜っていくと、穴が広く感じた。
なんというか、冬に作るかまくらみたいに空間がある感覚になったのだ。あんなに皆通りにくそうにしていたのが不思議なくらい。
潜り抜け、反対側から一礼しもう一度通るが
やはり大きく感じる。通りやすい様に広がっている感覚がある。かなり簡単に通り抜けられてしまって、少し拍子抜けした。
終わった後穴を見るが、やはり小さいし狭い。
縦も横も同じ大きさだ。中だけ広いなんて事もない。私が感じた穴が大きく感じるあの感覚はなんだったのだろう。気のせいなのか、願いが叶うという兆候なのだろうか。
単純に思ったよりも広いだけなのかもしれないけど。


終わった後はスッキリ

潜り終わり形代を貼り付けお参りをし、お守りと絵馬も買い絵馬には形代と同じ願い事を書いて飾り、神社を後にした。
帰る時体は疲れたけれど気持ち的にはスッキリしていて、行ってよかったなと思った。
効果がどう現れるかは分からないし、そもそも叶うかも分からないけれどこうやって何かに願ったりするのは悪くないと思う。
今よりもいい職場を見つけられる様に私も動かないとな。


いいご縁があります様に。
絵馬に書いてあったみんなの願い事も叶うといいな。




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