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育児で精神的に参っていたが体を鍛えたら解決した

この記事で伝えたいことはひとつ

体を鍛えるといいことあるよ

である。以上。


私について

  • 2才8ヶ月のふたご男児の父親

  • 37才水瓶座

  • 島根県からフルリモートワークでwebシステム開発のPjMを務める

  • 妻の実家で義両親、義祖母と共に生活している(脅威の4世帯同居)

  • 高校を卒業してからはあまり運動はしていない

核家族でふたご男児を育てるのがあまりにしんどかったので妻の実家にお世話になっている、今どき珍しいマスオさん状態の人間だ。移住の経緯とかは↓に書いているのでよかったら見て欲しい。

絵に描いたような田舎ぐらしである。

義実家の力を借りても育児が大変すぎる

しかし、大家族での生活が始まったものの私は疲れ果てていた。何故だ!?楽になったはずなのに肉体も精神も疲れ果てている!?

平均的な休日のスケジュールを見てほしい。
※画像はbing image createrによるイメージ

6:00 - 30 猫とともに起床

子どもは妻と、私は猫と一緒に寝ている。毎朝5時にご飯を求める猫に一度叩き起こされる。

7:00 - 9:00 朝ごはん→朝の教育番組→庭での野菜収穫等

なぜこれほど大量のお米が配置されているのかはわからない。怖い。

9:00 - 11:30 公園とか牧場とかで遊ぶ

子どもの体力は恐ろしい。手抜きは許されないため2時間半みっちり一緒に外で遊ぶ。
最近は近所の牧場でポニーに乗るのがブームのようだ。

11:30 - 12:00 昼ごはん

12:00 - 14:30 子ども昼寝 私も昼寝

疲れ果てていて何もできない。起きていることすら辛いので寝てしまう。

14:30 - 17:30 室内や庭や近所の神社で遊ぶ

その日の気分で遊びは変わる。家の中でかくれんぼをしたり、近所を散歩したりする。
もちろん義実家の庭に池などはない。

17:30 - 20:00 夕ごはん→お風呂→絵本

20:00 - 30 子ども就寝

20:30 - 23:00 趣味や読書をしたいが何もできない酒を飲んで寝る

待ちに待った自由時間だが本を読む気力すらない。酒を飲んで限界が来たら眠る。

子どもがいない頃は夜勉強会に参加したり、最近出た技術書を読んだり、ブログを書いたりして夜の時間を過ごしていた。休日も、平日もそれが全くできなくなった。
体力も気力も湧かない。楽な娯楽と酒で時間を潰すのが習慣になった。

自分がどんどんダメになっていく感覚が怖かった。
私は学習と情報発信によって人生を切りひらいてきた人間なので、それをしなくなった途端自身の価値が暴落したような気分になった。話題になっている本も買いはするが本棚のこやしとなる始末。

いっそ強制的に単身赴任にでもしてくれないかなーとか何度も思ったが、勤務先はフルリモートフルフレックスの最高の環境なのでもちろん単身赴任などない。

自身の怠惰さに嫌気がさす日々を送った。

RRRの影響で体を鍛えだす

私の住む場所は残念ながらあまりに誘惑の少ない街である。
時々パチンコに興じることもあったが連敗に次ぐ連敗で金がなくなった。

人は金がなくなると取れるアクションが限られてくる。
本を読む、動画や映画を見る、目的もなく体を鍛える。
ある日、映画「バーフバリ」に感銘を受けた私はラージャマウリ監督の新作「RRR」を見てこう思った。

「俺もラーマやビームのような漢になろう」 ※主役の超絶男前マッチョ

翌日近所のジムの会員になり、長かった髪を切った。
そして特に意味もなく体を鍛える日々が始まった。
週4回程度、仕事の昼休みや子どもの昼寝中や就寝後にウエイトトレーニングとランニングを行う日々を過ごした。

4ヶ月が経ち、気がつくとウエイトマシンで扱う重量は2倍に増え、フリーレン1話あたり5km以上走っても息切れしなくなった。先日測ったところ体脂肪率は1桁になっていた(安い体重計なんで信用できないが)。

育児に重要なのって体力なんだなぁ

肉体の変化とともに生活も劇的に変わった

12:00 - 14:30 子ども昼寝 私は近所のジムへ

いつからか午前中思いっきり遊んでも昼寝が必要なくなっていた。元来ひとつのことを黙々とやり続ける性分で、子どもが寝たらジムに行ってウエイト→ランニングが習慣になった。今ではトレーニングをしないと落ち着かない状態になっている。

当然ここまでのマッチョにはなってはいない

20:30 - 23:00 趣味や読書をする。もちろん酒も飲む

夜の時間が活用できる。なんて素晴らしいことだ!
映画を見て感動できる!(以前は集中できないのでわかりやすいものしか見なかった)日々が潤う!ゴウランガ!

「積極的に本を読む男 デジタルアート」のワードにて作成。
どのあたりが積極的なのか、bing image creatorに問いたい。

まさに木こりのジレンマであった。

己の体力の底上げが全てを解決した。

私は体を鍛えることもランニングも特段好きではない。筋肉痛は辛い。
特にランニング中の「この時間をもっと他のことに使ったほうがいいのでは?」って気分になるところが好きになれない。

学生時代は陸上部(長距離)だった。来る日も来る日も校庭やランニングコースをグルグル回り続けることに辟易していた。走っている時間を勉強に費やしていたらどうなっていたのだろうと何度も思った。

上記問題はランニングマシーンによって解消した。
ランニング == アニメや動画を見る時間 とした。それ以外ではアニメを見ない。フリーレンの続きを見るためにはランニングするしかない。
私はアニメを見るためにジムに行っているようなものだ。

育児に追われて自己研鑽が疎かになるって悩みは、エンジニアであれば誰しも持つだろう。解決策は人によって様々だが、体力の向上によって稼働時間を増やすというのは原始的だが実に効果的な対策だと強く実感した。

この記事は子育てエンジニア Advent Calendar 2023の12/03分として書いた。悩める人の一助になれば嬉しい。

いきなり体を鍛えるのはちょっと。。。という方は、まず映画「RRR」を見ていただきたい。もうびっくりするくらい面白い。「力こそパワー」というこの世の事実を雄弁に語っている。

では皆さん。
これからも子育てもエンジニアリングもがんばっていきましょう!


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