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【日本国民の声】低俗政治系 陰謀論YouTuber

日本国民の声

陰謀度 3 ★★★☆☆

【陰謀要素】
・日本保守党支持百田尚樹支持・有本香支持・飯山陽支持

【マネタイズ】
・YouTube

【メモ】
◆政治系YouTubeチャンネル


■ 「2位じゃダメなんですか?」

2009年、民主党時代に蓮舫氏が放って有名になった言葉「2位じゃダメなんですか?」
様々な公共事業の予算を是正して無駄を無くす、必要な事業に予算を回す、という目的で行なわれた事業仕分け
スーパーコンピュータを作る上で、当然世界一のものを作ることこそ正義であるとされていた。それゆえ、蓮舫氏によるその厳しい口調から発せられた質問に国民の多くがブーイングを飛ばした。

「2位じゃダメに決まってんだろ!」
「高い予算を投じてでも国家の威信を賭けて1位のものを作るべきなんだよ!」

という意見が世の大勢を占めていた。

『日本国民の声』というチャンネル名のYouTuberは蓮舫氏のその質問を責める動画を作っている。▼▼

さて、では蓮舫氏の質問はそこまでおかしなものだったのだろうか?
結論から言うと、蓮舫氏の質問は真っ当なものだった
そう言うと驚く人もいまだにいるかも知れないが、ニュースの切り取りしか見ないで勘違いされたままの人も少ないながらいるだろう。

「世界一になる理由には何があるのか」
蓮舫氏はスーパーコンピュータの開発陣にこの質問を問うた。世界一のコンピュータを必要とする理由や妥当性を教えてもらわないと、予算をどれだけ投下すべきかすべきではないのかが分からないからだ。
しかし開発陣は抽象的な答えしか返さなかったため、蓮舫氏率いる仕分け人はその必要性が分からないと判断してスーパーコンピュータ事業に否定的な判断を下した。

その判断は大いに責められたが、その時点で事業仕分けの判断が間違っていると責められるべきものでは決してなかった。
国政を担う立場として、国民から集めた税金を無駄にしてしまうわけにはいかない。コンピュータ開発陣の方こそ蓮舫氏の質問を事前に予測して、事業継続の判断、また潤沢な予算計上をしてもらえるだけの回答・プレゼンをすべきだった。
この当たり前の構図を理解できない人が、ニュースの切り抜きだけを見て、メディアといっしょになってイメージだけで蓮舫氏を叩いた、という炎上劇であった。
だからこそこの一件を取り扱った動画からは『日本国民の声』チャンネル主のリテラシーの無さがよく伝わって来た。

「2位じゃダメなんですか?」の一件に関して詳しくは下記リンク先参照。▼▼


■ 日本保守党支持

『日本国民の声』チャンネル主は極度の日本保守党支持者だ。もはや「信者」と言った方が伝わりやすいだろう。それも狂信的な信者だ。
チャンネル内では百田尚樹、有本香、飯山陽を無批判に持ち上げ、3人の言葉を神のお告げのようにありがたがるチャンネル主。

百田尚樹、有本香、飯山陽は当noteでは3人とも陰謀論者として認定している。3人の言動は苛烈極まり、とても政治を任せたり学問について冷静に語る資質を持ち合わせている状態にない。
3人が自分と意見を異にする相手を敵認定して攻撃する様は、どう見てもマトモではない。
そんな3人のおかしな言動を無批判に支持するチャンネル主は、3人の陰謀要素を一手に担っているようなものだ。

『日本国民の声』などと勝手に日本国民の代表のようにチャンネル名を名乗るのは、マトモな社会生活を送っている大多数の国民に対して失礼だ。


■ 関連note

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