高スペ爆美女と自分を比べても虚無しかない
↑このことがあってから私はばあちゃんの家に住むことになり、
今まで住んでいた一人暮らしの家を退去することになったので
一人暮らしの家を片付けに隣県まで行った。
部屋に入るとすぐ、
ああ、この部屋じゃ無理だな。
と思った。
空気は澱み、煙草の匂いが染み付いた壁紙、煙草の吸殻だらけの灰皿、枯れかけた観葉植物、ほとんど見えない床、散らばった過食後のゴミ
等々で私の部屋は"この世の終わり"と化していた。
こんな家じゃ到底残りの人生やってけないわ。
と思った。
ようやく客観視。
部屋の乱れは心の乱れってのは本当だと思う。
私は文鳥を飼っているのだが、
1.2月とスケジュールを多く入れており、文鳥をばあちゃんに預けていた。
12月までどんなに寒くても部屋で煙草を吸わなかった私だが、
それを期にばかすか部屋で吸うようになってしまい、
部屋は煙草の匂いが染み付いていた。
"匂い"と書くとなんとなくマシに思えるが、
"臭い"なのだ。くっさい。マジで。
到底2ヶ月とは思えない臭さ。
喫煙者じゃなかったらブチ切れている。
喫煙者以外が私の部屋に来ることは無いのでまあ大丈夫なんだけど。
ちなみにこれがうちの可愛い文鳥。
2ヶ月ぶりに一緒に暮らせるのでとても嬉しい。
その日は片付けが目的だったのに、
部屋が終わりすぎてどこから手をつけていいかわからず
結局YouTubeを観たり過食をしたりしていたら
帰る時間になってしまった。
YouTubeで"世間を騒がせた小学生の今"
みたいな動画がオススメ欄に出てきた。
観てみると琉ちゃろが世に出てきてから10年が経ち、現在中学生になっていると知った。
そら私も歳取るわ...
ちなみに琉ちゃろは立派な中学生になっており、黒髪に戻し、受験勉強に勤しんでいるらしい。将来の夢は有名大学合格らしい。えらいね。
最近有名人や著名人と自分を比べてしまい、
落ち込むというか虚無感を感じることがある。
例えば(大谷はあんなにすごいのに一方の私は.....)とか。
マジでこの比べてる時間意味無い。
虚無感だけが襲ってきて、どうにかネタとして昇華しようとして夜中に
「大谷はあんなにすげえのによお…」
みたいなツイートをしたりしてみる。
比べるのは大谷だけではない。
例えばTwitterのTLに流れてくる爆美女や高スペの顔整い、身の回りの実家が太い人間、芸能人、バリキャリ、月収150万の高級ソープ嬢や月収300万の海外出稼ぎ嬢、親に愛されてきて屈託のない笑い方ができる、人を疑うことがないあの子..…
比べると天井がない。
とにかく他人と比較して、自分が世界の中でどの位置にいるのかと確認し、
どれだけ自分が価値のない人間なのかと再確認して落ち込む。
もはや落ち込むとかではない。
虚無。
この虚無をどうすればいいのか。
きっと歳を取ると、この虚無を感じることすらなくなるのだろう。
いや、どうなのだろう。
もしかしたら外見や体重には左右されなくなるかもしれないが、
歳を取るに連れて収入や貯金、老後資金、結婚、出産など比べる項目が多くなるのかもしれない。
それは嫌だなあ。面倒だなあ。
でももしかしたら爆美女も高スペ顔整いも、自分と私を比べて
"この人はこんなに良くしてくれるおばあちゃんがいるのに私にはいない"
と思っているかもしれない。
自分の恵まれている部分は自分でもよくわかっているのに
誰かと比べてしまうなあ。よくない。
よくないけどやっちゃうよね〜!!!!!
帰り道、高架の上を走る電車の中から街を見ると屋根がたくさんひしめき合っていた。
この屋根の数の何倍もの人生がここにあるのだな、と思った。
これだけの屋根があり、人間が住んでいるのに
同じ趣味の人間や同じ仕事の人間、同じ境遇の人間にはなかなか出会えない。
同じ世界線にいるようでいないんだなあ。
なんてどうでもいいようなことを考えながら電車に揺られてばあちゃんの家に帰った。
というなんだか本当によくわからない着地点で今日の日記終わります!!!こわ!!!
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