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サウナのボス

最近はなるべく毎日ジムに行っている。
30分筋トレ、20分ウォーク(早歩き、傾斜5)、バイク20分。
余裕があったらプールで泳ぐ。

そのあとお風呂とサウナに入るのだが、
個性が爆発しているおばあちゃんがいるからその人の話を書きたい。


私の行っているサウナはこれくらいの段差があるサウナで、もう少し狭い。

このサウナに入ったら
「デデン!」
という感じで一番上の段に座っていたおばあ、
それがじゅんちゃんだ。


「私じゅんちゃん。あんたは?」  
「私○○。」
「○○か。覚えたで。」

これが出会いだった。

じゅんちゃんは毎日13:00くらいにサウナに来ているらしい。
じゅんちゃんのお友達を3人ほどサウナで紹介された。みんな下の名前呼びだった。なんかボス感がある。話し方もかなり荒々しい。


「お前家近いんか?」
「近いです」
「自転車で来てるんか?」
「うん」
「これから梅雨やし大変やろな。私がこの前由美子(サウナ仲間)にもらったカッパまだ使ってへんからお前にあげるわ。」
「え、いいん?」
「ええけど明日絶対来いよ。13:00やぞ。」

と今日言われたので明日はレインコートをもらいにジムに行く。

じゅんちゃんは人のことを「お前」と言うし言葉が男言葉だから
荒々しく感じるけど
話していたらいい人そうだった。


この田舎で母親の代からスナックを経営していたらしい。
今はもう畳んだらしいけど。

じゅんちゃんはお風呂に入る時も
「フゥーーー」
とか言って入るし、
人のことをお前とかこいつとか言うし、
私が今まで接したことのないタイプの人だけど、私のことを可愛がろうとしてくれてるのはよくわかった。


じゅんちゃんとまだ3回くらいしか会ってないが、なかなかおもしろい話をしてくれそうで期待している。



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