平成ギャル、タイでアヤワスカを飲む②
アヤワスカの続き。
六人と一匹で滝へ
シャーマンから
「今からTat Mok waterfallって滝にみんなで行くけど一緒に行く?」
とのお誘いがあり、ふたつ返事で参加。
お気に入りのTシャツと水着に着替えた。
「ボーイ(子犬)も一緒に行くよ!」
と言っていた通り、ホテルで飼っている子犬も着いてきた。
シャーマン、タイ人二人(施設のファシリティー)、白人二人と日本人一人、子犬一匹の7人での滝遊びだ。
滝到着
二台の車にみんなで乗り込み、山道を走ると20分ほどで滝に辿り着いた。
ボーイは嬉しいようで跳び回ってぴょこぴょこしていた。かわいい。
日本では公共の場所ではリードを付けるのが一般的だと思うが、タイではリードを付けなくても良いらしい。公道やセブンイレブンにも野犬がいるしね。野犬については狂犬病などの対策がされているのかはよくわからないが、どの犬も大人しく人に慣れていた。
ぴょこぴょこ跳ねるボーイと7人でしばらく歩くと、滝が現れた。
迫力がある滝というよりは細い滝がいくつも流れている滝だった。
滝の周りは岩場で、5人くらい乗れるような岩もあり、みんなで大きな岩場まで移動した。滝の音と鳥のさえずり、葉が擦れる音が気持ちいい。
それぞれ思い思いの行動
到着してから7人は思い思いの行動をした。喋ったり、水に入ったり、ボーイと遊んだり、遠くの岩場で坐禅を組む人もいれば岩に寝転がって瞑想する人もいた。
私は滝のすぐ下まで行ったり、シャーマン達と喋ったり
岩で寝転んだりしてみた。
ラペの儀式
シャーマンと話していると、
「煙草の儀式とラペの儀式する?」
と言われたので、もちろん「やりたい!」と答えた。
とにかく何でもやりたいのだ。
煙草の儀式と言うのはシャーマンが葉巻を吸い、私に吹きかけるという儀式だ。
右肩、左肩、頭に吹きかけていた。
別に何を感じるわけでもないが、要はアヤワスカの準備のようなものらしいのでされるがままにしておいた。
その後ラペの儀式へ。
ラペの儀式というのはよくわからない粉を鼻から吸入する儀式だ。
Googleで検索したところ
と書いてあった。
南米では割と鉄板らしい。
なんの粉かよくわからなかったが、その粉を鼻に入れるパイプのようなものから吸入する。
シャーマンが私の鼻にパイプを入れ、思いっきり息を吹いた。
めっっちゃ痛い。
大量のワサビとは比にならないくらいツーーーーンとする。
涙が大量に出てきた。
私は涙を流しながら大岩の上で瞑想した。
聴覚が敏感になったのか、音がよく聞こえた。
滝の音がとても心地よかった。
感想としては、感覚が敏感になり
確かに”繋がる”という感覚になったような気がした。
何というか”大地と繋がる”というような感覚だ。
瞑想が捗る。
こういった種類の物を吸引して「 ハイになる」などと言う人もいるが、
ラペは”ハイ”になるタイプのものではないようだ。
瞑想が終わった後、
シャーマンから「気分はどう?」と聞かれたので
「なんかリフレッシュって感じ。瞑想が良い感じかも。」
と答えた。
「ラペは精霊やシャーマニズムと繋がることができるものやで。感覚が敏感になったやろ?」と言っていた。確かに。
そういえば菜々緒がラペの儀式をしていた
前に「菜々緒が南米でラペの儀式をした」
という記事を見かけたのだが
わざわざラペだけを南米にしに行く必要はないな。
と思った。
まあきっと菜々緒も公言してはいないがアヤワスカを飲みに行ったのだろう。
と思い、今改めてちゃんと検索したのだが、
どうやらカンボをしに行ったらしい。
アヤワスカの儀式詳細
ちなみに私が行った施設ではカンボの儀式も受けることができる。
私は今回やっていないが、
カンボ、ブフォの儀式もできるらしい。
詳細はこちら。
プライベートセレモニーは15000バーツ、日本円にして62886円だ。
南米やオランダに行くことを思えば
交通費も安く、旅にかかる全ての費用を考えるとタイの方が安い。
良い選択をしたと我ながら思う。
楽しかった
ラペと瞑想が終わり、しばらくみんなで話したりボーイと遊んだりして滝を楽しんだ。
みんなと喋ったが、特にファシリテーターのタイ人二人がたくさん喋ってくれた。
二人とも英語が堪能なので困ることはなかった。
二人とも笑顔が素敵だ。
この後の儀式に参加してくれるファシリテーターだ。
男性は儀式中楽器を弾いてくれた。
あまり詳しくはないが、レイキというスピリチュアル的なものもできるらしい。主に儀式に参加して楽器を弾いたりしているという。
「インスタ教えて」と言われたのでフォローし合った。
「Holistic medicine、Sound Vibration healing、Breathwork、Meditationに関する仕事をしてるねん」と言っていた。
ホテルに帰り、
「18:45までゆっくり体を休めて準備してな」
と言われたので、また特等席のハンモックでゆらゆら揺れながら
シャーマンにもらった葉巻を吸った。
いよいよアヤワスカだ。
不安は一切なく、楽しみでしょうがなかった。
次回アヤワスカの儀式について書く。
一日が長かったので長くなってしまうが読んでもらえると嬉しい。
タイには12日滞在したので、
行ったところや食べた物、買った物、
楽しかったことなど他にもいろいろ書いていくので
読んでもらえるととても嬉しい。
読んでくれてありがと!
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