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140字小説【山頂にて】

「僕1人?お母さんは?」「……」私は早朝から6時間かけ登頂した。すでに太陽は傾き始めている。頂上には5歳くらいの男の子が1人で座っていた。軽装でリュックも背負ってない。「こんにちはー」中年男性が登ってきた。男の子はもういない…中年男性は男の子がいた場所に花を供えると手を合わせた。

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