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"やってあげてる"という意識

題名の通り、陥りやすい
"やってあげている"
という意識について。

経営している美容室・カフェでもそれはある。
美容師は『切ってあげてるのに』
カフェスタッフは『作ってあげてるのに』

そして福祉の現場でもそれは起こり得ると思う。
『やってあげているのに』

仕事をしていく上で陥りやすい考え、
『〇〇してあげているのに』

そしてまた、難しいのが
その"やってあげている事"が
消費者のニーズに寄り添ってない場合もある。

サービス提供者のやりたい事が
必ずしも消費者が求めている事では
ないという事。

美容室では
経験上、そのお客様に
似合わないと思うスタイルであったとしても
お客様はそのスタイルになる事が
ゴールであったりする時もある。

福祉の業界もしかり。
直接、障害者本人の為にならなくとも
家族の為にはなっている事もある。

終わりのない、
どちらをとっても間違いのない議論になりそうだが
しっかりと見つめ直さないといけない事がある。

☑︎自分は何でこの仕事を始めたのか?
☑︎自分はこの仕事を通して何をしたいのか?
☑︎自分はこの仕事に喜びや楽しさやり甲斐があるか?

項目を考える時、
全てに考えられた『自分は』という言葉。

始めたのも、選んだのも
全ては『自分』なのである。

結局は、

・自分がやりたかった。
・自分が〇〇になりたかった。
・自分が楽しく喜びを感じたかった。

という事なのではないのかな?
と思った。

今の仕事に置き換えると
・僕がお客様を喜ばせたい
・僕が社長になってスタッフを喜ばせたい。

結果、
僕が一番嬉しい気持ちになっているという事。
言葉を変えると、
自分がやりたいからやっているという事。

想いとプロセスは必ずしもリンクしない。
やっている事の一方的な想いも同様。

やってあげているのではない。
『やりたかった』んだと。

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