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スペイン旅で思うこと。①

細かい旅の記録などは追って書いていこうと思いますが、今心の中で思う事を書いて行きます。

2024年4/16から日本を発ち、早2週間が経とうとしてます。
自分がなぜ旅をしているかは、
明確で『ワクワクするから!』

それと、
あえて、
自分の料理人としての人生に当てはめるのであれば、
4年間勤めたスパニッシュレストランで作ってきた料理を現地で食べたり、文化を知る事で自分の作る料理により深みを持たせる事ができるのではないかとういう点です。

今まで自分が作ってきたスペイン料理を
現地の食材、料理人が作ったものを食べてみると、

塩の効かせ方、旨みの度合い、酸味、甘み、
食材自身が持ってる味の強さ、苦味、テクスチャー、
全てが違うので面白いです。

いかに今まで日本人の舌にあった、味付けと変化をさせていたかを痛感しています。

例えば、スパニッシュオムレツ、
基本のジャガイモ入りのものを食べた時。

そもそものジャガイモの味が、
スペインの物の方が圧倒的に濃い。
一般的に流通しているジャガイモの個性が強いです。
日本の男爵、メークインは食感や味のバランスがいいですが、あえて悪く言うなら少し水っぽい。
しかしこれは仕方がない事で降水量が多い日本は全体的にそうなってしまいがちである事と、日本の野菜が大量生産されかつ化学肥料や農薬を使う為、個性が出づらい。(無農薬で土の力を最大限活かした、野菜は個性が強く香りも味わいもしっかりしている)

作り方や火加減、などの調理法はほぼ変わらず、
技術ではなく、素材の差をダイレクトに感じる事ができて嬉しかったです。 

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