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ハンドルがない自家用EVが10年以内に生まれる可能性

Tesla の Full Self-Driving は日々進歩している。カメラを入力からの大規模ニューラルネットワークでの学習をすすめて人と車と大量の路駐車がある複雑な状況をらくらく運転している。

これを持ってもうすぐハンドルがない自家用EVがすぐ生まれると断言するのは簡単には言えないだろう。完全にハンドルがない自家用EVを作るには自動運転AIには例えばこんなことが求められるだろう。

① 乗客のあいまいな自然言語の指示を理解
② 他のエージェント(歩行者、自転車、他の車など)とのある種のネゴシエーション
③ 私有地や駐車場などでの正しい振る舞い

交通整理の方のボディーランゲージを理解することすら今のAIにはなかなかタフなことだ。しかしTeslaはハンドルがないAIを真剣に考えている。さらには自動運転AIがヒューマノイドに転用可能だろうという考えも持っている。

真剣に考えないといけない可能性は、10年後Teslaがハンドルがない自家用EVをドンドン作った場合だ。我々は相変わらず危険を承知でハンドルがある車を乗り続けるのだろうか。顧客はハンドルがある車に魅力を感じるだろうか。10年は長い、AlexNetがお披露目されたのが今から10年前であることを考えてほしい。

我々 TURING は Tesla と同じようにpure vision と e2e deep learning で完全な自動運転EVを作ることを掲げて会社を作っている。最も熱い人間のジョインを求めている。


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