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感情鈍麻の人間が桜を見たら感動した話


はじめに

こんにちは惟月です。

普段インドアなのであまり外出しないんですが、たまには外出るといいものだなと思い筆をとりました。

今回は感情がない人が二日連続でお花見したら感動した
そんなテーマで書いていきます。

行った場所は

・千鳥ヶ淵の緑道ライトアップ(一日目)
・上野公園(二日目)

この二つです。

お花見に行こうと思った経緯からお話します


インドアなのに何故行ったのか

  • 「満開の桜を見て自分は何を感じるのか」気になった

  • 仲のいい知人に誘われた

  • 東京の桜がどんな感じなのか知りたかった

これらが主な理由です。

一つ目ですが
大前提として私は感情鈍麻を持っており、ほとんど感情が動きません。
なので、お花見を通してどう感じるのか知りたかったんです。

もしかしたらお花見をきっかけに感情が戻るかも?」って少し期待しながら待ち合わせに向かいました。

また人から誘われたのも理由の一つ。

普段の私は用事がない限りはあまり外出しないんです。
いわゆる出不精。

ただ人から外出や遊びに誘われた際は、あまり断らない様にしています。
出不精&付き合い悪いだと、人間関係や社会との繋がりが維持出来なくなりますよね。

自分がインドアでも人から誘われた時はなるべく誘いに応じる

これは意外と大事なことだと思います。

後、今回が上京して初めての春なのもあり、東京ではどんな桜を見れるのか興味があったんです。
地元の大阪でも桜は見れますが、私の家が辺鄙なところにあったのであまりお花見に行く気が起きませんでした。

今は幸いにも利便性が高いところに住んでおり、腰の重さが全然違います。

理由はそんな感じ。


千鳥ヶ淵緑道の夜桜

人生で見てきた景色で一番綺麗だと思った

まずは、めっちゃ感動しました。

語彙力が無くなるとはまさにこの事。

電車に乗って九段下駅に降りた時は大した人混みじゃなかったものの、緑道に行くにつれて人口密度が急激に上昇。
緑道付近は多くの人でごったがえしていました。

人の波をかき分けながら、何とか無事千鳥ヶ淵の緑道に到着。

正直、遠目で緑道を見ていた時は、「普通に綺麗だな」ぐらいでした。

遠目で見ていた時は…の話ですが。


金曜日なのもあって人の波がすごかったよ

いざ近くまで行ってみると、これでもかと咲き誇った夜桜がお出迎え。
桜の本数も相まって迫力もかなりありました。
これには私も大変うっとり。

またここで初めて私は昼間に見る桜よりも夜桜の方が好きなんだと気づきました。
桜の可憐さに加え夜とライトアップが織りなす幻想的な世界。
夜桜っていいなと思いました。

桜も綺麗だったんですが、下の写真の様な水面に映る桜も好みでして。

水面とのコントラストが素晴らしい

ライトアップされた桜と、真っ暗闇の水面のコントラストが何とも言えない妖しさを漂わせていてとても印象的。

優しく照らされて綺麗だけど、油断して川に落ちたら冥界に引き込まれそうで怖い様な、感動と怖さが入り混じった印象を持ちましたね。

千鳥ヶ淵の夜桜を堪能した後に、「明日上野公園の桜も見に行く??」って聞かれたので、翌日暇だったのもあって二つ返事でOKしました。


上野公園へお花見

上野も賑わっていました

上野に行った感想としては、楽しかったって感じですね。

・上野公園

・東京都美術館

・旧岩崎邸園


お花見以外にも上野散策も行ったのでこんな感想です。

上野公園の桜もかなりの数咲いており迫力がありました。
ただ天気が快晴じゃなかったのが少し残念。

レジャーシートを広げ桜を見ながら楽しそうに宴会をしている光景が印象的でしたね。
飲み食いできるお花見スポットってあまりないですからね。

昼の桜も満開だと迫力ありますね

建物の写真を撮るのを忘れていましたが、東京都美術館にも行きました。
ちょうどモネのイベントがしており、印象派の絵がたくさん展示。

絵画には疎いので何とも言えないですが、川、海、湖など水が綺麗に描かれている風景画が自分好みなんだなと。

ただ個人的には同じ建物で展示していたモダンアートの方が好み。

というのも表現方法に捉われず、あらゆる素材や材料を用いて画家本人の胸の内を、キャンバスに起こそうとしているのが面白く、モネよりこちらの方が滞在時間は長かったです。

中には切り絵で天使を表現している作品もありました

こういう展示を見ていると、刺激を貰えるし創作って自由にやるものなんだなぁと納得させられます。


旧岩崎邸園。立派な洋館です。

旧岩崎邸園を観光

なかなかこういうところって入る機会がないので貴重な経験ができました。

外の庭の広さも驚きましたが、内装もなかなか見応えありましたね。
昨今ではなかなか見られない建物の作りです。

洋館の見た目とは裏腹に、和室があったのが個人的に意外でした。
やっぱりこの時代の日本人は畳が好きなんでしょうね。
また、廊下の扉がはめ込まれていたであろう枠が低いのが時代を感じました。
当時の人は身長低かったんだなと改めて実感。

また、ビリヤードをする為だけの離れがあったりと、贅の限りを尽くした空間を味わえました。

当時のお金持ちの邸宅半端ない…。

まとめ

二日連続の外出でしたが行って良かったと感じました。

感情鈍麻は辛い症状の一つですが、生きている間に感動する体験を一つでも多くしたいなと思えたので、とても価値ある二日間でした。
夜桜に関しては来年も見に行きたいですね!!

感情を取り戻す為、感動を味わう為、これからも少しずつ歩んでいきます!!

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それでは!!

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