オリックスは奇跡的に優勝できたのか?

昨日、プロ野球はおおいに盛り上がりました。パリーグの優勝争いが最終戦にもつれこみ、ソフトバンク優位のなかオリックスが逆転優勝を果たしたからです。オリックスが優勝するとすれば、オリックスが最終戦を勝利し、ソフトバンクが敗北すると
ことが必要で、その確率はわずかに9分の1である、と多くのメディアが報道していました。

しかし、両チームが142試合を消化した時点での勝率から考えると、オリックスが最終戦を勝つ確率は約52.8%、ソフトバンクが最終戦を負ける確率は約45.1%でした。オリックス勝利(52.8%)×ソフトバンク敗北(45.1%)を計算すると約23.8%ですから、オリックスが優勝する確率は、4分の1を多少下回る程度の確率になります。

オリックスはソフトバンクに対して劣勢であったのは間違いないですが、かといって絶望的な状況ではなかったように思えます。オリックスが優勝する確率が9分の1だった、というのは、今季のプロ野球の試合ではめったに起こらなかった引き分けを、勝利、敗北と同列に扱ったことによる数字のトリックであると感じます。

読んで下さりありがとうございます!こんなカオスなブログにお立ち寄り下さったこと感謝してます。SNSにて記事をシェアして頂ければ大変うれしいです!twitterは https://twitter.com/yu_iwashi_z