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ベンチャー企業への転職

どうも、ギャンブラーIWAOです!

大昔に買って寝かせておいた本「転職の思考法」をやっと読み終えました。売れた本だけあってまとめ記事は転がってるようですが、今回はベンチャー企業の選び方に絞って分析してみたいと思います。

僕はこれまでベンチャーを3社起業し、ベンチャーに3回も転職しています。その成功と失敗体験も踏まえ、ベンチャー企業に転職して成功するための考え方を解説します。

限られた転職人生で、ベンチャーに行くか迷ってるとか、ベンチャーで1発当てたい方に参考になればと思います!

3つのポイントで会社を選ぶ

同書では会社を選ぶ基準として3つのポイントを挙げています。

- マーケットバリュー
- 働きやすさ
- 活躍の可能性

ベンチャーは大企業と比べると仕事において裁量が持てる一方で、プライベートなしに働くイメージがあります。

そして、ベンチャーのほうが入社はしやすい分、入ってからの努力が求められたり、株やストックオプションなどリターンが期待できる分、いくら努力しても会社がなくなるリスクがあります

つまりこれらの特徴から、ベンチャー企業への転職は時間的な努力投資はしやすくて、成果報酬型に近いギャンブル要素が強い構造かと思います。その特徴を踏まえて、ベンチャーへの転職における3つのポイントを解説していきます。

マーケットバリュー

衰退する業界や完成しきった業界は避けて、これから伸びそうな業界を選びます。ノってるビジネスに乗っかれば売上も伸びて給料も上がることは想像できます。

さらにベンチャー企業を選ぶうえでは、業界でのポジショニングも大事です。それをマーケットにおける組織の価値と定義します。組織の価値とはヒトモノカネの経営資源で、人を雇って事業を拡大するか、製品のスケールをするか、増資して社会的地位を上げるかなど、経営者の意思決定のもとマーケットバリューは決まると思っています。

僕は価値を事実で判断しますが、おすすめする組織の価値を判断する基準はこちらです。

ヒト 従業員の離職率
モノ プロダクトマーケットフィット
カネ 資金調達額

一般論に近いと思いますが、まずは組織で起こっている事実を見極めるようにしましょう。計画という解釈に惑わされないでください!

働きやすさ

ベンチャー企業の場合、スピードがー、スピードがー、と言われます。他社と競争するならスピードが分かりやすい指標だからです。社内での競争ではなく社外との競争になるので、個々の生産性が上がれば他社より優位になることは想像できます。

さらにベンチャーでは大企業が手を出しにくい小規模ビジネスに活路を見いだす傾向があります。限られたリソースで手間のかかるビジネスに向き合います。そのため従業員にとっては、雑務が多くて生産性が低下することも少なくありません。

その生産性を高めるのがチーム力だと思ってます。そしてチーム力を高めるのがリーダーの仕事です。ベンチャーこそ的確に課題を発見して解決へ導くリーダーが必至です。いいリーダーだと働きやすさを感じることはあるかと思います。

リーダーの条件は組織や目的によって異なるため正解はありません。理想のリーダー象あたりを面接で聞いてみましょう。その時に価値観の強要とか批判的だったりとかマウンティングしてきたとか、ダメなリーダーの特徴も知っておきましょう!

活躍の可能性

本書では「自分と同じように中途で入った人物で、今活躍している人はどんな部署を経て、どんな業務を担当しているのか」を問うとあります。この質問で自分の活躍イメージがわくかどうかで判断します。

一方でベンチャー企業の評価制度はカオスと思っていて、ただでさえ成果主義が根付きにくい土壌で、活躍できるかはやってみないと分からないと思ってます。

たとえば評価されている人が、労働時間が長い、大企業病、社歴が長いだけ、指示に忠実なイエスマンの可能性だってあります。これは市場とは真逆の評価基準ですよね。成果主義といいつつも小さい組織ほど努力評価も捨てにくい村社会に近しいです。

個人として見れば小さい組織の評価より、市場の評価のほうが重要なので、活躍が市場に評価されやすいチームの中における個人の立ち位置に活躍の見込みがあると判断できればよいと思います。徹底的に業務内容をすり合わせましょう!

まとめ

ベンチャーは一攫千金の夢があり、裁量を持って努力できるので、若くしてfireする可能性を秘めています。しかし情報が少なくて働かないとわからないことが多いので、働きながら会社を選ぶ努力は存在します。

そして僕のまわりで成功している人に共通しているのは運がいいという事実です。偶然出会ったベンチャーが上場してインセンティブを得たり、副業で始めたビジネスがfireしたり、仮想通貨で上がるか下がるかの賭けに勝ったりして成功を手にしています。

当然そこには努力もありますので、このnoteの結論として成功の方程式エビデンスを貼っておきますね。実は科学的な根拠があったのです。

成功←努力←遺伝←運

逆に失敗は運が悪かった可能性もあります。転職の思考法に沿うと、たまたまいた業界に規制が入りそうだったり、職場でモラハラ被害を受けてたり、活躍しても評価どころか批判されるのも、努力では改善できない状況かと思います。

そう思えたらすぐに転職して新しいガチャをひきましょう。ベンチャー企業は無数にありますが、転職は人生で試行回数が限られてます。引っ越し感覚でベンチャーガチャを楽しめると良いですね。ではまた!

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